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夏の睡眠について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏の睡眠についてです。
エアコンがほぼ完備された現代でも、夏になると寝苦しさを感じるという人は多いのではないでしょうか。暑さや湿気で寝つきにくい、エアコンをつけて寝てもタイマーが切れると起きてしまうなど、夏の睡眠はなかなか厄介。その解決には、こうした暑さにまつわるトラブルに対処するのはもちろん、そもそも多くの人が抱えている睡眠の質の低下に、きちんと向き合うことが大切です。睡眠のメカニズムを知り、暑い夏でも快適に入眠できるようにしましょう。

「ぐっすり眠る」とは?

人の睡眠には、大きく分けて浅い「レム睡眠」と深い「ノンレム睡眠」の2つがあります。体は休んでいるものの脳は活発に動いているのがレム睡眠、脳も体も深い休息状態にあるのがノンレム睡眠です。ノンレム睡眠はさらに3段階に分かれ、このうちの3段階目が「深睡眠」と呼ばれる、最も深い眠りです。
睡眠時間は、30代以上であれば6時間半から7時間半程度あると理想的ですが、そのなかでも最も大事なのが最初の4時間で、この4時間の間に2回以上深睡眠が訪れると、大半の疲れが取れるといわれています。深睡眠をとるためには、自律神経の状態やホルモンバランスが大切であり、入眠に向けてその条件を整えていく必要があります。

朝日を浴びないと眠れない!?

快適な入眠には、自然な眠りを誘う働きがある「メラトニン」というホルモンがしっかり分泌されることが不可欠です。メラトニンは強い光によって分泌が抑制されるため、昼間は少なく、日没以降に増えます。
このメラトニンは「セロトニン」という別のホルモンが原料になって作られます。そして、セロトニンは、朝日を浴びることで分泌されるという性質があります。
つまり、よい眠りのためには、きちんと朝日を浴びることが大切なのです。朝日を浴びると、セロトニンが分泌され、そこからメラトニンが作られ、メラトニンの働きで日没以降徐々に眠くなり、すんなり入眠できるという、良い睡眠サイクルになります。朝起きたらすぐにカーテンを開けて、しっかり朝日を浴びましょう。
また、休日に昼過ぎまで寝てしまうと、この睡眠サイクルが乱れて夜寝つけなくなり、月曜の朝からグッタリということに。休日でも、寝坊するのはいつもの起床時間より1時間プラスくらいまでにし、睡眠ホルモンがリズミカルに分泌されるようにしましょう。

ストレスが自律神経に悪影響

快適に入眠するには「自律神経」のバランスを整えることも大切です。自律神経には2つあり、「交感神経」は仕事時や緊張時、ストレスを受けたときなどに働きます。もうひとつが「副交感神経」で、リラックス時や睡眠中に働きます。この2つがシーソーのように優位になったり、働かなくなったりして、バランスをとっています。快適な入眠が訪れるのは、副交感神経が優位になったときです。
ところが、ハードワークや満員電車など、現代は常にストレスフル。スマホの普及で発達した情報社会も、便利さの裏で大きなストレスをもたらしました。寝る直前まで、PCやスマホを眺めているという人も多いことでしょう。こうした状況では常に交感神経が優位になり、なかなか入眠できないため、睡眠の質が落ちている人が増えているのです。

あなたの「睡眠充実度」は?

あなたは健康的なよい睡眠がとれているでしょうか。次の項目の中で、その状況になったら「うとうとする」と思うものにチェックを入れましょう。

✅ 座って新聞や本などを読んでいるとき

✅ 座ってテレビを見ているとき

✅ 会議、映画館、劇場などで静かに座っているとき

✅ 乗客として、1時間以上続けて自動車に乗っているとき

✅ 座って人と話しているとき

✅ 座って書類や手紙などを書いているとき

チェックがついた項目が多ければ多いほど、いい眠りが取れていない可能性が。次のような点に注意して快適な入眠を心がけ、良質な睡眠を取るようにしましょう。

夜は浴びる光を調節する

夕方以降、強い光を浴び続けることは、快適な入眠の妨げになります。特に、蛍光灯などの青白い光はメラトニンを抑制する作用が強いため、夜は室内の照明を白熱灯など、温かい色の光に変えるとよいでしょう。間接照明や足下照明などを利用するのもオススメです。
また、PCやスマホから出るブルーライトにもメラトニンを抑制する働きがあるので、寝る1時間前には見るのをやめて。また、ブルーライトを抑えたり、カットする機能を使い、できるだけその光を浴びないようにしましょう。

朝食で「トリプトファン」をとる

心地よい眠りをもたらしてくれるメラトニンの原料はセロトニンですが、そのセロトニンの原料となるのが「トリプトファン」というアミノ酸です。
トリプトファンは大豆製品や、肉、魚、卵、乳製品などに含まれ、これを朝食時にしっかりとることで、14~16時間後、つまり眠る頃のタイミングに、たくさんのメラトニンが生成されるようになるのです。
食事は三食規則正しく食べ、リズムをつけることがよい睡眠につながります。そしてメラトニン生成の面からは、特に朝ごはんでトリプトファンを含む食材を中心に、バランスのとれた食事をすることが大切だといえます。

夏でも湯船に浸かる

夏は、「暑いから」とシャワーだけで済ませる人も多いようですが、快適な入眠のためには、湯船に浸かることが大切です。というのも、快適な入眠には、「深部体温」のリズムを整えることも重要だからです。
深部体温とは内臓など体の深部の温度のこと。通常、起床から11時間後くらいに最も高くなって、その後下がり、下がるときに眠気が訪れるようになっています。
ところが、現代はストレスなどにより、深部体温が「上がって下がる」リズムを刻めていない人がたくさんいます。
そこで、しっかり湯船に浸かることで深部体温を上げようというわけです。一度上げることでリズムがつくりやすくなり、快適に入眠できるようになります。
ただし、熱すぎる湯に浸かると交感神経が優位になり、寝つきづらくなってしまうので、40℃程度までのぬるめのお湯に10~15分程度を目安にしましょう。また、寝るときにタイミングよく体温が下がるようにするために、入浴は寝る1時間半から2時間前くらいまでに済ませるとよいでしょう。

夕方以降はうたた寝しない

帰りの電車内や、帰宅後にテレビの前などでうたた寝してしまうと、夜の睡眠の質は落ちてしまいます。というのも、眠気というのはコップにたまった水をぶちまけるように、一気にこぼしたときが一番ぐっすり眠れるからです。
一方で、昼過ぎまでのうたた寝は、夜の睡眠にさほど影響しません。夕方以降のうたた寝を防止するためにも、昼寝はオススメ。ただし、昼寝をするのは遅くても午後3時までとし、20分未満にとどめるようにしましょう。

エアコンを上手に使う

就寝中のエアコンはタイマーを使っている人も多いようですが、タイマーが切れた瞬間に暑くて起きてしまうという声もよく聞きます。すると、当然睡眠の質は落ち、疲れも取れません。あまりに暑い時期は、一晩中エアコンを使っても。
ただし、夜間は基本的に深部体温が下がるので、冷やしすぎるのはNG。設定温度は27~28℃程度を目安にし、風が直接当たらないようにしましょう。扇風機で、エアコンの冷風を室内全体に巡らせるなどの工夫を取り入れてください。

入眠&睡眠の質に効くツボ

不眠で困った! そんなとき、悩み解消のためにもっとも手軽に取り組めるのが「ツボ押し」です。今回ご紹介するツボは、ベッドに横たわった状態で押すことができるので、眠る直前に刺激するといいでしょう。

①失眠(しつみん)

失眠のツボは快眠の効果があり、質の良い睡眠をとりたい人におすすめのツボです。
失眠は足の裏にあるツボであり、踵の中央部分にあります。
かかとは硬い部分でもあるため、親指で力をこめて指圧するようにしましょう。

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夏の睡眠について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏の睡眠についてです。
疲れているのになかなか寝つけない――そんなときにオススメなのが、快眠をもたらすストレッチです。よく眠れない原因は、自律神経が優位な状態だったり、、入眠に最適な体温になっていないなどの理由があります。体の環境を整えて、心地よい眠りに導く3つのストレッチをご紹介します。

夜の3分でリラックスモードに

気持ちよくス~ッと眠りにつくためには、2つの条件があります。

ひとつは、自律神経のバランスが整っていること。眠るときには、体をリラックスモードにする「副交感神経」が優位になっていることが必要です。

もうひとつは「深部体温」。私たちの体は、内臓のある深部の体温が上がった状態から下がっていくときに、眠気が起こるようになっています。寝る前に、この体温の上下がスムーズに訪れることが必要です。

しかし、現代人はストレスや生活習慣が原因で、気持ちよく眠れるための体のバランスが崩れている人が多いのです。

そこで、有効なのが、ご紹介する3つのストレッチです。夕方以降の、入浴時、就寝前、布団に入ってから3回のタイミングで行うことにより、少しずつリラックスモードに切り替えていくのです。それぞれ1分、計3分でできるので、忙しい方でも大丈夫。ぜひ、寝る前に取り入れてみてください。

1 首もみストレッチ

お風呂で首の後ろをゆるめます。首の後ろは血管が集まっているので、ここを温めてほぐすことで、効率的に血行が良くなり、深部体温も上がることに。このタイミングで上げておくと、寝るときに下がりやすくなります。コリがほぐれて、リラックスする効果も。

①湯船に首を沈めて浸かる。シャワーのときは、シャワーヘッドを固定して、少し熱めのお湯をうなじにあてる。
②親指以外の指を組み、うなじの横のくぼみに親指を当て、手をゆっくり上下に動かして首すじをほぐす。強く行うと逆効果なので、指を優しく動かして。②を1分間ほど行う。

2 腕回しストレッチ

寝る準備を整えて寝室へ。照明を消したら、腕を回したり伸ばしたりして、体をゆるめます。自律神経をリラックスさせると共に、少し深部体温を上げることで、布団に入ったとき、一気に下がりやすくなります。

①腕を曲げ、脇を開く。体の横にあるひじを上にあげ、そのまま後ろに向かって大きくゆっくりと回していく。肩甲骨を寄せるようなイメージで。
②ひじを体の前まで回して、手を組み、返すようにしながら前方に腕を伸ばす。その後、その腕を頭の上まで持ち上げてぐっと伸ばし、2~3秒キープしてから下ろす。①~②を1分間で5~6回繰り返す。

3 足首曲げ深呼吸

最後に、布団に入ってから足首の曲げ伸ばしを行ないます。足の血行を良くすることで熱が放散され、深部体温が下がりやすくなります。また、深呼吸により副交感神経が優位になってリラックス。ほどなくして心地よい眠りが訪れるはずです。

①3秒ほどかけて鼻からゆっくりと息を吸いながら、両足首を手前に起こす。
②口をすぼめ、3~5秒ほどかけて口から息を吐きながら、両足首を元の位置に戻す。このとき、息を吐ききると同時に、ふくらはぎと足首から力を抜く。①~②を1分間で5~6回繰り返す。

このストレッチを寝る前の習慣にすると、「これから眠るんだ」というスイッチになり、条件反射でさらに眠りやすくなります。すると、出張先や旅行先でも簡単に、ス~ッと入眠できるように。ぜひ試してみてください。

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冷房病について

暑い日に外からクーラーの効いた部屋に入ると、「生き返るー!」と思えるほど気持ちが良いと感じることも多いのですが、涼しい部屋と暑い外を行き来する夏は、体調不良を起こしやすい季節です。 原因の一つに冷房病と呼ばれる体調不良。これは、暑い!寒い!と急激な温度変化を繰り返していることで、発汗や体温の調整をしている自律神経が乱れてしまうことが原因で起こります。

自律神経が乱れると・・・

体が温まりにくくなってしまい、そのため汗をかきづらくなります。汗には乳酸などの疲労物質を排泄する役割があります。汗がかけない状況では、疲労物質が体にたまってしまうので、だるさや疲れやすさ、夏バテにつながるというわけです。
その他にも体が冷やされることで血行が悪くなったり、心臓や胃腸の働きが弱くなったり、様々な体調不良につながってしまいます。

冷房病の症状

冷房病女性は、一般的には筋肉が少なく脂肪が多いので冷房病になりやすく、その対策をとっている方も多いのですが、男性でも起こります。しかも男性の場合は対策をとらない方が多く、体調不良が長引いてしまったり、風邪などに悪化させてしまったりすることもあるのですよ。
自律神経自律神経が対応できる温度差は5℃までと言われています。節電、節電と、涼しく感じられずに不満に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、体の負担を考えると、涼しさを感じないくらいがちょうどよいのです。
それでも送風口の近くなど、風が直接当たる場所では必要以上に涼しく、体温の低下が起こります。

そこで!冷房対策として!

①上着、ひざ掛けを常備しておきましょう

ひざ掛け・靴下 冷房の効いている部屋では、夏場の薄着では体温が下がってしまいます。上着を羽織ったり、ひざ掛けをしたり、首になにか巻いたりして、風が直接肌に当たるのを避け、体温の低下を防ぎましょう。足首をおおえる靴下も効果的です。

②冷房の効いた場所では体を冷やす食べ物を控え、体を温めるものを食べましょう

あたたかいもの 食欲がないと、ついつい食事を冷たいものや、簡素なもので済ませてしまいがちになりますが、夏場も栄養バランスをしっかり考えた食事をとりましょう。冷房の効いている場所では、体を温めてくれるような、生姜、ネギ、にんにく、かぼちゃ、たまねぎ、とうがらしなどをとることもお勧めです。そして飲み物はぜひ温かいものを。冷房の効いた場所で冷たいものをとると、体の中外から急速に冷えて、消化機能の働きが悪くなってしまいます。

③シャワーで済ませず湯船につかりましょう

ゆっくりお風呂に 暑い日はシャワーで済ませてしまうことが多いと思いますが、少しぬるめの湯温でゆっくり湯船につかると、体を温め胃腸の働きや血行をよくし、疲労回復や体調管理に効果的です。安眠にもつながります。

腸内環境について

1】腸内環境が大切な理由

腸は小腸と大腸に分かれていて、それぞれ次のような働きを行っています。

  • 小腸:食べ物の最終消化と栄養の吸収
  • 大腸:小腸で消化・吸収された食べ物の残りカスを一時的に蓄えて余分な水分を吸収し、程良い固さの便を作る

口から摂取した食べ物は、腸で吸収されて初めて体を作る栄養になります。吸収された栄養は毛細血管を通って全身を巡っていきます。さらに腸は、細菌やウイルスから体を守る免疫器官でもあります。免疫とは、体内に侵入してくる細菌やウイルスを身体にとって有害か無害かを判断し有害なものを排除する機能のことです。細菌やウイルスから体を守るための抗体を作る細胞をリンパ球と言い、腸管には、全体の60~70%のリンパ球が存在しています。このことから“腸は人体最大の免疫器官”とも言われています。腸の免疫システムは、腸内環境によって働きに違いが出てきます。毎日、口にしている飲食物には、目には見えなくても、たくさんの細菌やウイルスがついています。腸管の免疫が正常に機能していると、このような有害物質を吸収せずに排出を促しますが、免疫機能が弱っていると、体にとって有害な物質も栄養と一緒に吸収してしまい、有害物質も血液にのって全身へ流れていってしまいます。腸内環境が乱れると栄養の消化・吸収がしっかりできなくなるだけでなく、体に不要なものまで吸収してしまい、体調不良や病気を引き起こすなど全身に悪影響を与えてしまうことになります。

【2】腸内細菌バランス

腸内には、多くの腸内細菌が存在していて腸内を顕微鏡でのぞくと、草花が生い茂った花畑のように見えます。これを腸内細菌叢(腸内フローラ)と言います。この腸内細菌叢は1人1人異なり、1回の食事やストレス、疲労などの影響を受けて刻々と変化しています。この腸内細菌叢の状態が腸内環境を左右しているんです。

腸内細菌は、働きによって3種類に分類されています。

  1. 善玉菌とは:体に有益な菌
    種類:乳酸菌・ビフィズス菌など
    善玉菌の働き :免疫機能の強化・細菌やウイルスなどの感染防止・消化吸収の補助・ビタミンの合成・腸管運動促進
  2. 悪玉菌とは:体に有害な菌
    種類:大腸菌・ウェルシュ菌など
    悪玉菌の働き :腸内腐敗・毒素や発ガン物質産生・ガスの産生
  3. 日和見菌とは:善玉菌、悪玉菌どちらにもなりうる菌(中性菌)
    種類:バクテロイデス・ユウバクテリウムなど
    日和見菌の働き:腸内のバランスが善玉菌、悪玉菌どちらかが優勢になると優勢なほうに加担する

腸内細菌の数は、数百種類、100兆個以上とも言われ、重さにすると約1.5kgです。体重の1.5kgが腸内細菌だと思うとすごい量ですね。健康な人であれば善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%のバランスが保たれています。      

偏った食生活やストレスがかかると悪玉菌が増え、便秘や下痢、生活習慣病、大腸ガンなどを引き起こしやすくなります。けれども悪玉菌が全くいなくなると、善玉菌の力も弱まるので腸内環境を整えるためには、腸内細菌の“バランスを整える”ことが大切です。

【3】善玉菌を増やす秘訣

ある研究では、食事の内容を変えながら便に含まれる腸内細菌を調べてみたところ、食事の内容によって善玉菌と悪玉菌の割合が変化することが確認されたそうです。腸内環は様々な影響を受けて日々変化していますが、食生活に少し気を使うことで良い状態にしていくことができます。

善玉菌は加齢と共に減少してしまうため、積極的に増やしていくことが必要です。善玉菌を含む食品や善玉菌を増やす成分を含む食品を、毎日食事に取り入れていきましょう。

  • 善玉菌を含む食品
    :乳・乳製品、発酵食品(味噌、醤油、漬物など) 
  • 善玉菌を増やす成分を含む食品
    :オリゴ糖(玉ねぎ、人参、アスパラ、大豆など)
    :食物繊維(モロヘイヤ、オクラ、山芋、寒天など)

テレビコマーシャルなどで目にすることも多いせいか、整腸作用がある食品と言えばヨーグルトが思い浮かびますね。お腹の調子を整える(便秘・お腹の張りを解消するなど)ために、ヨーグルトを食べているのにあまり体調の変化を感じられないということはないでしょうか?

人間の腸内にいる善玉菌のほとんどが“ビフィズス菌”です。1人1人体質が違うように、腸内細菌の種類やパターンも人それぞれなので、自分の体質に合ったものを選ぶ必要があります。また、ヨーグルトを食べるタイミングにもコツがあります。

  • ヨーグルトの種類によっては、ビフィズス菌が入っていないものもあるので、パッケージに菌の種類などが書かれているものを選びましょう。ビフィズス菌の入ったヨーグルトの方が整腸作用が高いと言われています。
  • 自分に合ったものかどうか見極めるために、最低でも2週間は同じものを続けてみましょう。2週間続けて体調に変化がなければ、ほかのヨーグルトを試してみるのも良いかもしれません。
  • 空腹時を避け、食後に摂りましょう。乳酸菌は胃酸に弱いため、空腹時に摂ると濃い胃酸によって菌が死滅してしまうので、食後胃酸が薄くなったタイミングで摂取すると効果的です。

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夏バテについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏バテについてです。かつて、夏バテといえば暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてグッタリする状態をいいました。でも、いまどきの夏バテは同じグッタリでも、その原因は昔のものとは違うことが。しかも、人によって原因は様々。自分がどうして夏バテしているかを知らないと、まちがった対策でさらに体調を崩してしまうこともあります。現代ならではの夏バテについて知り、しっかり対応しましょう。

自律神経が乱れる「冷房バテ」

人の体は「暑熱順化」といって、徐々に暑さに慣れていくようにできています。かつては3月~7月頃にかけて、少しずつ体が暑さに慣れ、夏を迎えていました。ところが最近は気候の変動もあり、まだ暑さに体が慣れない5月くらいで猛暑日になることも。しかも猛暑ゆえに、電車やお店、オフィスでは、かなり冷房の設定温度が低めに。屋内は寒いほどなのに、外に出れば激烈な暑さ。気温差の大きい屋内と屋外を一日に何度も行き来することで、自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り、疲れがたまりやすくなってしまうのです。また、屋内と屋外の行き来はなくても、冷房の効いた屋内に一日中いるという人も問題。体が冷えきって血行が悪くなり、やはり内臓の働きが落ちたり、肩こりなどを引き起こしがちです。屋内にいるときは、羽織り物や膝掛けなどで冷えすぎないようにすることが大切です。

冷たい食べ物で「食冷えバテ」

キンキンに冷えたビールや、氷たっぷりのジュースにアイス、かき氷など、夏になるとつい手が伸びてしまう冷たい食べ物や飲み物。炎天下では涼が取れ、ホッとするかもしれません。でも、現代のように冷房漬けの人たちがこうした食べ物ばかり食べていると、胃腸が冷えすぎて機能が低下し、胃もたれや下痢を起こすことにも。暑い夏でも体のためには、冷えた飲食物は避けたほうがベターです。常温の食べ物や温かい汁物などを取り、内臓を冷やさないようにしてください。

それ「いまどき夏バテ」かも

夏場、どんな過ごし方をしていますか? また、夏にこんな症状が増えることはありませんか? チェックがつく項目が多いほど「いまどき夏バテ」にかかっている可能性が。また、チェックがついた項目で、どのタイプの夏バテかがわかります。

  1. 屋外と屋内の出入りが日中に3回以上ある
  2. エアコンの設定は25℃以下である
  3. 夜、なかなか眠れない
  4. 一日の大半を、冷房が効いた場所にいる
  5. イライラしがち
  6. 生理痛がひどくなる
  7. 頭痛や肩こり、むくみがひどくなる
  8. お腹を下しがち
  9. 温かい食べ物より、そうめんなどの冷たいものを食べることが多い
  10. 飲み物は、ほとんど冷たいものを飲む

1、2、3、4、5…冷房バテ

6、7、8…冷房バテ、食冷えバテ

9、10…食冷えバテ

暑い屋外と寒い屋内の出入りが多いと、自律神経が乱れます。その結果、夜なかなか寝つけなかったり、ホルモンバランスが崩れて生理痛やイライラがひどくなることも。また、ずっと寒い屋内にいると血行が悪くなり、肩がこったりむくんだりします。以下のような点に注意し、くれぐれも体や内臓を冷やしすぎないよう心がけてください。

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シミについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、シミについてです。

【1】肌(皮膚)のいろいろ

全身をおおう、肌(皮膚)。その総面積は大人で約1.6㎡、畳1枚分もあります。外部環境から体を守る保護作用の他に、体温調節作用や呼吸作用、感覚作用(寒熱や痛みなどを感じる)、免疫作用、分泌排泄作用(汗や皮脂を出す)など様々な働きがあります。肌は、層状の構造をしていて、肌の最も外側にある部分を「表皮」といいます。さらに、表皮も表面にある「角質層」や、表皮の奥にある「基底層」など複数の層からなっています。そして、基底層では、肌の細胞がつくられています。つくられた細胞は、細胞分裂をしながら角質層まで移動していき、角質層で一定期間とどまった後、垢となって肌表面からはがれ落ちていきます。
このように肌では、絶えず新しい細胞がつくられ、古い細胞との入れかわりが起こっています。この肌細胞の入れかわりが「ターンオーバー(新陳代謝)」です。その周期は20代でおよそ28日です。年齢とともに遅くなります。では、なぜ周期的に生まれる肌に“しみ”ができるのでしょうか。

【2】“しみ”のしくみ

私たちの肌は、紫外線を浴びると、紫外線から体を守るために基底層のメラノサイト(色素細胞)でメラニン色素を生成します。日焼けをした肌が数ヶ月もたてば元の肌の色に戻るのは、ターンオーバーによってメラニン色素を排出しているからです。ところが、強い紫外線を浴びてメラニン色素が大量に生成されてしまうと、排出が追いつかなくなります。また、加齢によってターンオーバーが鈍ってくると、メラニン色素の排出も鈍くなります。そうすると、メラニン色素は表皮に残ったままになり、やがて“しみ”となって現れてしまうのです。
そのため、しみを予防するには、『しみを生み出すもの』と『しみを肌に残すもの』への対策が必要です。つまり、しみのもとになるメラニン色素を過剰につくらないことと、しみを肌に残さないようにターンオーバーを促し、メラニン色素を排出するということです。ターンオーバーは不健康な生活習慣でも鈍るため、生活習慣にも気をつけなければなりません。それから、肌に合わない化粧品の使用、抗生物質など薬の服用、ナイロンタオルや洗顔ブラシでのこすり過ぎ(摩擦)火傷やニキビ、けがといった傷跡などによってもしみができることが知られています。次項では、健康な肌づくりのための生活習慣などついて説明します。

【3】健康な肌づくりのために

◎栄養バランスの良い食事をとりましょう・・・特にミネラル・ビタミンを積極的に補いましょう。これらは健康な細胞の産生や活発なターンオーバーに不可欠です。また、野菜や果物などに多く含まれる“ファイトケミカル”の補給もおすすめです。

◎十分な睡眠をとりましょう・・・ターンオーバーは、睡眠中に活発に行なわれます。睡眠中には、成長ホルモンの分泌が盛んになります。成長ホルモンは、ターンオーバーを促し、体の機能の修復や疲労回復をサポートします。

◎ストレスを上手に解消しましょう・・・ストレスは、老化の一因となる活性酸素を発生させ、ミネラルを浪費したり、免疫機能の低下やホルモンバランスの乱れを招いて、ターンオーバーを遅らせます。自分に合ったリラックス方法を見つけ、リフレッシュを心がけましょう

◎日焼け止め・帽子・日傘などを活用して紫外線をカットしましょう・・・紫外線は活性酸素を発生させ、細胞を傷つけ、老化を早めます。

◎洗顔はやさしく丁寧に行ないましょう・・・肌の表皮はおよそ0.2mmほど。肌をキレイにしようと強くゴシゴシとこすっては、薄い肌を傷つけてしまい、逆効果です。また、ご自身の肌に合ったスキンケアを選びましょう。

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脱水・熱中症について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、脱水・熱中症についてです。

梅雨の今こそ気をつけて!

夏本番を前に、じっとりした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する6月。体が暑さに十分順応できていないこの時期から夏に向けて、特に注意したいのが「熱中症」です。
熱中症は、気温や湿度の高い環境(暑熱環境)下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなってしまったために現れるさまざまな症状の総称です。消防庁が発表した平成28年夏期(5~9月)の熱中症による救急搬送人数は実に5万人以上にのぼり、うち50人以上の人が命を落としています。
梅雨明け前後をピークとして、時間や場所を選ばず、赤ちゃんから高齢者まで誰にでも起こりうる熱中症。どんな病気かを知って対策し、この夏を元気に過ごしましょう。

知っていますか? 熱中症のこんな症状

気温が高くなると、私たちの体は汗をかくことによって体内の熱を逃し、体温を一定に保とうとします。ところが、汗を大量にかきすぎると、今度は体内の水分や塩分が不足して脱水状態となり、めまいや立ちくらみなどの、熱中症の初期症状が現れ始めます。

熱中症の分類と症状

主な症状

  • 軽度:大量の発汗。めまいや立ちくらみ、生あくびなど、脱水症状が主。筋肉痛やこむら返りがみられることもある。
  • 中等度:汗が出なくなり、体温が上昇する。頭痛や吐き気・嘔吐、だるさ、意識が遠のく(集中力や判断力の低下)。
  • 重度:さらに体温が上昇し、けいれんや呼びかけに応じない意識障害や昏睡などが起こる。さらには内臓の障害が起こり、命にかかわる状態になる。

熱中症の重症化を防ぐには、「もしかして熱中症かも…?」と疑ったときの早めの対応が大切です。周りの人に熱中症が疑われる症状があった場合には、まずは次のことを確認しましょう。

  1. 意識があるか?
  2. 水分を飲めるか?

意識がしっかりあり、水分の摂取もできるようなら、応急手当で回復が見込めます。意識がぼんやりしていたり、動けず、水分を摂れない状況であれば、迷わず救急車を要請し、救急車を待つ間、応急手当を行います。

熱中症の応急手当

  • 日差しを避けて涼しい場所に運び、衣類を緩めて安静にさせる
  • エアコンをつけたり、うちわや扇風機などで体に風を送り、冷やす
  • 太い血管の通っている首やわきの下、太ももの付け根を冷やす
  • 水分(できれば経口補水液*やスポーツドリンク)を少しずつ何度も飲ませる
    *脱水時や熱中症が疑われるときの水分摂取に適した、塩分と糖分をバランスよく含む飲料。

ご自身に熱中症が疑われる症状があった場合にも、涼しい場所へ移動し、体の冷却、水分補給を行いましょう。

脱水の予防は血管病の予防にもなる!

熱中症の始まりは体の水分不足、つまり脱水です。暑さで水分が失われやすい夏季には特に意識して、こまめな水分補給を心がけ、脱水・熱中症を予防しましょう。
また、脱水は血管に負担のかかる状態です。体内の水分が不足すると、血液の濃縮度も増し、血栓がつくられやすい状態になります。特に高血圧などで動脈硬化が進行している人では、脳卒中や心筋梗塞を起こす要因になる可能性があります。こうしたことからも、日頃から水分を上手に摂取する習慣をもち、脱水を防ぐことが大切です。

水分の上手なとり方

  • 平常時の水分摂取に最適なのは、常温に近い温度の水
  • 1日のめやす摂取量は1.5L程度
  • ゆっくり少量(150~200mL)ずつ、7~8回にわけてこまめに飲む
  • 特に体から水分が失われやすい次のタイミングでの補給を忘れずに!
    ①起床時 ②運動の前後 ③入浴の前後 ④就寝前

(病気療養中で水分摂取制限のある方は主治医の指示に従ってください)

脱水や熱中症は屋外だけでなく屋内にいても起こります。室温が28℃を超えないようエアコンや扇風機を上手に使ったり、日頃から栄養バランスのよい食事や十分な休息をとり、暑さに負けない体をづくりをしていくことも、脱水や熱中症の予防になります。できることから実践して、元気な夏を迎えましょう!

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手足口病について

手足口病とは

手足口病は、その名のとおり、手や足、口内に水疱性の発疹ができるウイルス性の感染症です。主な原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)です。このため、一度かかっても、また別のウイルスの手足口病にかかる可能性があります。

症状はどのウイルスに感染しても同様です。感染してから3~5日後に手のひらや足、口内に2~3mmほどの小さな水疱性の発疹があらわれます。熱は出ないことも多く、出たとしてもあまり高くなりません。特効薬はありませんが、ほとんどは特別な治療をせずとも数日のうちに回復します。

手足口病の注意点

手足口病は、通常は軽い症状で完治する病気ですが、重い合併症を起こすこともあります。髄膜炎や小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状があらわれるケースがあります。特にEV71に感染した場合、中枢神経系の合併症を起こす確率が高い傾向にあります。

また、通常手足口病にあらわれる症状が見られずに重症化することもあります。下記のような症状があらわれた場合は、注意が必要です。

  • 高熱が出る
  • 頭痛
  • 呼吸が速く、息が苦しそう
  • 発熱が続く
  • 視線があわない
  • 水分が摂取できず尿が出ない
  • 嘔吐
  • 呼びかけに応えない
  • ぐったりしている、など

手足口病にかかったときは、保護者の方がお子さんの病状を注意深く観察し、おかしいと感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。

予防対策

手足口病は、飛沫感染、接触感染、糞口感染で感染します。予防対策は一般的な感染症と同様、手洗いを流水と石けんでしっかり行うこと、タオルは共用しないこと、オムツ交換時排泄物は適切に処理することなどが大切です。特に、この病気にかかりやすい年齢層である乳幼児は、幼稚園や保育施設で集団生活をしているため、一人感染者が出ると、集団感染しやすいので注意しましょう。
ただし、感染しても発病しない場合と、発病後症状があらわれなくなった後でも、便などからはウイルスが排泄されているため、感染者が出た際に対策を取るのではなく、常日頃から予防対策を心がけておくことが重要です。

東洋医学における手足口病

手足口病が流行るのは、通常は6~8月の暑い盛り。その症状は、手のひら、足の裏、手や足の指と指の間、口の中にできる水疱性の発疹に、微熱、軽いのどの痛みとそれによる食欲低下(おなかはすくけど、痛みのため食べられない)。
こうしたことから考えて、手足口病は風熱邪によるものと判断できます。
手足口病には、通常は、頭痛やかゆみはなく、風熱の中で比較的軽い部類。東洋医学で考えると、風疹も風熱証に入り、こちらはちょっと重いってことになりますね。ちなみに、インフルエンザは風寒証になります。
外邪によるものは、初期の手当てがよければ、すぐに治ります。ところが、正気(元気)が弱く、抵抗力がないと、症状は急に悪化して重症化します。そして、外邪が体内深くに入り込むため、痙攣を起こしたり、意識をなくしたり、ときには死に至ることもあるのです。
外邪が入ってきたときに、熱や発疹のような症状がぱっと出るのは、正気が外邪と闘う力を持っている証拠。言いかえれば、微熱が出たとき、正気がしっかりしていて、邪気がさほど強くないために、微熱ですんでいるのか、それとも正気が弱くて熱も出せないのか。これは大きな違いです。
東洋医学で考えても、日ごろから免疫抵抗力を保つためには、養生が大切。やっぱり食事のバランスと、十分な睡眠、適度な運動、そしてストレス解消かな。
風熱証の手当てに使うツボは、合谷、曲池、大椎、風池を使用します。

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咽頭結膜熱について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、咽頭結膜熱です。

概要

咽頭結膜熱は、別名プール熱とも呼ばれています。春から夏にかけて流行する感染症です。主にアデノウイルス3型(他に1、2、4、5、6、7型等でもみられる)に感染することによってみられる咽頭炎、結膜炎を主とする急性ウイルス性感染症です。
なお、プール熱という名前の方が一般的に知られるようになり、プールに入ったら感染してしまうなどというイメージを持っている方もいらっしゃいますが、残留塩素濃度の基準を満たしているプールの水を介して感染することはほとんどありません。 

症状

発熱、咽頭炎(咽頭発赤、咽頭痛)、結膜炎(結膜充血、眼痛、流涙、眼脂)の3つが主な症状です。通常感染してからの潜伏期間は5~7日。症状がある期間は3~5日といわれています。

感染経路

咽頭結膜熱の感染経路は、主に接触感染です。また、飛沫感染もあります。
原因ウイルスは、アデノウイルスで、感染力は強力です。直接接触だけではなくタオル、ドアの取っ手、階段やエスカレーターの手すり、エレベーターのボタン等の不特定多数の人が触る物品を介した間接接触でも感染が広がります。
アデノウイルスは、環境中で数日間活性を保っているため、施設やご家庭などで患者が発生している場合は、皆がよく手を触れるものを中心に消毒を行うことも重要な感染対策となります。

治療方法

アデノウイルスに対する特効薬はありませんが、のどの痛みにはうがいや鎮痛薬を。また、目やにや結膜炎(充血)には抗生剤やステロイドの点眼薬を使い、眼のかゆみが強い時には、抗ヒスタミン薬やステロイドの点眼薬を処方されることがあります。
のどに痛みがあるので、オレンジジュースなどのような刺激のあるものは避け、のどごしの良い少し冷たい飲みものがおすすめです。(例えば、麦茶や牛乳、冷めたスープなど)
食べものは、刺激が少なくかまずに飲み込めるものにしましょう。(例えば、ゼリーやプリン、冷めたおじや、豆腐など)

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おたふく風邪について

概要

おたふく風邪は正式には流行性耳下腺炎といい、感染力が強い疾患として知られている。唾液を分泌する耳下腺(耳の前から下に位置する)と顎下腺(顎の下に位置する)が腫れて痛み、熱が出る。原因となるのはムンプスウイルスで、特に幼児~小学校低学年くらいまでの小児に多く発症する。「子どもの時に発症すると軽症で済む」などといわれることがあるがこれは正確ではなく、小児でも合併症を引き起こし後遺症が残る可能性がある。発生し得る合併症は無菌性髄膜炎・膵炎・感音性難聴(ムンプス難聴)など。また思春期以降の男性は精巣炎、思春期以降の女性は卵巣炎などが挙げられる。

原因

原因となるのはムンプスウイルスで、ウイルスを持つ人との接触やくしゃみによる飛沫を浴びることなどで感染する。年間を通して感染する可能性があるが、春夏は保育園や幼稚園での集団感染によって流行しやすいといわれている。幼児~小学校低学年くらいまでの小児に多く発症するが、特に4歳以下は感染しやすい。症状が似ている疾患として、耳下腺の腫れを何度も繰り返す「反復性耳下腺炎」があるが、おたふく風邪とは原因となるウイルスが異なる。また、反復性耳下腺炎は熱が出ない、痛みが2~3日と比較的短期間で治まる、人にはうつりにくい、何度も繰り返すなどその症状にも差がある。

症状

原因となるムンプスウイルスが体内に侵入すると、鼻・喉などの粘膜、首などのリンパ節で増殖し、血液によって全身に運ばれて広がる。そして2~3週間の潜伏期間を経て、耳下腺・顎下腺の腫れ、押したときの痛み、飲み込むときの痛み、発熱が起こる。通常こうした症状は、現れ始めから48時間以内にピークに達する。その他に、頭痛・食欲の低下・倦怠感など、風邪と似た症状が見られることもある。なお、おたふく風邪の大きな特徴でもある顔の腫れは、ムンプスウイルスが唾液を分泌する唾液腺に感染することによるものである。ムンプスウイルスが唾液腺に感染すると、唾液腺ではウイルスを排除するために免疫機能が働く。そして結果的に炎症が起こり、唾液腺のある顔周りの腫れが生じる。 

検査・診断

基本的には症状から診断され、検査は必須ではない。1度おたふく風邪を発症していると、ほとんどの場合は体内に抗体ができて感染の可能性が低くなるため、過去の病歴が診断の基準の一つになる。ただし過去におたふく風邪の原因となるムンプスウイルスに感染していても、再度発症する可能性はゼロではない。また、過去にムンプスウイルスに感染していても症状が出ない不顕性感染である可能性が3割ほどあり、自覚している病歴だけでは感染の有無が判断できないことも。そのため診断が疑わしい場合や、ムンプスウイルス感染の有無を調べる目的で血液検査を行うことがある。

治療

現時点ではおたふく風邪に効果的な特効薬・治療法はないが、ほとんどの場合1~2週間で自然に完治する。発熱や痛みには、解熱鎮痛剤などを用いて症状を和らげる対症療法を行う。口を大きく開けたり、食べ物を咀嚼したりする際に頬や顎が痛む可能性もあるため、食事はのどごしが良く刺激が少ないものを選ぶ。例えば、少ない咀嚼で摂取できるゼリー飲料、ポタージュスープ、ヨーグルトなどのメニューが適している。高熱時は経口補水液や牛乳などの飲みやすい飲料でこまめに水分補給をして、脱水症状を予防することも大切だ。脱水症状の心配がある場合は、医療機関で点滴を行い予防することもある。顔の腫れや痛みが気になる場合は、保冷剤、冷却シートなどで冷やすことで緩和できる可能性も。また、酸っぱい食べ物は唾液の分泌量を増加させ、顔の痛みが強くなるため避けたほうが良いらしいです。

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