シンスプリント

  • 走ったり、ジャンプするとすねの内側が痛い
  • 運動時や運動後にすねの内側が痛い
  • すねの内側(内くるぶしから上10cmほどの高さ)を押えると痛い
  • 運動しないと痛みが軽減するが運動を開始するとすねが痛い
  • すねの骨がミシミシきしむ感じがする

シンスプリントの原因と定義

シンスプリントは正式名称を「脛骨過労性骨膜炎」と言います。
すねの内側(内くるぶしから上10㎝ほどの高さ)に痛みを訴えるスポーツ障害の一つです。マラソン、陸上の短距離・長距離、サッカー、バスケット、バレーボールなど走る・ジャンプなど繰り返すスポーツに選手に多く発生します。痛みの原因は走ったり・ジャンプすると筋肉の収縮が起こります。収縮が起こると骨に付着している筋肉や筋膜に牽引力がかかります。
実は繰り返し走ったり・ジャンプをすることでこの筋肉と骨の付着している部分で牽引力が強くなると筋肉や筋膜、骨膜に負荷がかかり痛みや炎症反応が起こると考えられています。
またシンスプリントを治療もせずに放ってスポーツを続けると疲労骨折になる可能性があるので早めの治療が必要です。

 

シンスプリントの本当の原因

シンスプリントは運動を休んでも痛みの原因は取れません。病院などでは部活や運動、スポーツの中止を指導されますが、休んでいるだけでは根本原因が解決しないからです。シンスプリントの根本原因はすね周りにある「ヒラメ筋」や「後脛骨筋」の筋肉の硬さが原因だということが分かっています。このヒラメ筋や後脛骨筋は走る・ジャンプ時によく使います。筋肉の過負荷により疲労物質の蓄積や血流障害が起こると、筋肉内部から低栄養、低酸素状態を起こし筋肉が硬くなり、トリガーポイントという痛みの原因になる筋肉のしこりが発生し痛みを引き起こしてしまいます。

シンスプリントの治療法

スポーツマッサージ、超音波治療、KTテープなどによりシンスプリントの痛みと炎症を抑え、マッサージ、テーピングなどを組み合わせて後脛骨筋や腓腹筋・ヒラメ筋にアプローチした施術を行っております。