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ぎっくり腰について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、ぎっくり腰についてです。

【1】ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、正式名称を「急性腰痛症」と言います。多くの場合、ある日突然腰に激痛が走り、そのまま動けなくなるといった症状があらわれます。激痛のあまり、姿勢を変える、起き上がる、寝返りをうつ、体をそらせる、おじぎをするといった動作が困難になり、日常生活に支障をきたしてしまうことがほとんどです。

ぎっくり腰の痛みは、想像をはるかに超えるものであり、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれているそうです。

ぎっくり腰は、よく知られているように、重たい物を持った時、顔を洗おうと体を前に倒した時、急に立ち上がったり起き上がったりした時など、普段何気なく行っている動作がきっかけとなって起こります。

【2】ぎっくり腰になりやすい体になっていませんか?

では、なぜ日常生活の中で行う動作によって、ある日突然ぎっくり腰になってしまうのでしょうか?それは、下記のような原因によって、

体がぎっくり腰になりやすい状態になっているからだと考えられます。

  • 筋肉疲労
    ぎっくり腰は、中腰での作業やデスクワークなど同じ姿勢が長時間続く人に多いと言われています。それは、同じ姿勢や動作が続くことで、体の重心を支える腰の筋肉に負担がかかり、筋肉が疲れてしまうからです。また、その状態が続くと血行も悪くなり、疲労がさらに蓄積しやすくなってしまいます。
  • 骨格のゆがみ
    鞄を同じ肩にかける、足を組むなど偏った姿勢や動きを繰り返していると、負荷の大きい筋肉は硬くなります。そこへ筋肉疲労が重なると筋肉と常に連動している骨は圧迫されてきます。そうすると徐々に骨格はゆがみ、腰への負担も大きくなります。
  • 精神的ストレス
    精神的にストレスを感じていると、全身の筋肉も緊張した状態となり、腰を支える筋肉の柔軟性が低下すると言われています。また、体にストレスがかかると血行も悪くなります。

【3】ぎっくり腰にならないために

ぎっくり腰にならないための生活習慣のポイントをお伝えします。

  • 筋肉疲労はその日のうちにとりましょう
    私たちの体は、疲労を回復するメカニズムを持ち合わせていますが、不規則な食生活や睡眠不足が続くと疲労回復をスムーズに行うことができず、筋肉には、疲労が残ったままになってしまいます。バランスのとれた食事と十分な睡眠時間を確保し、疲労を溜めこまないようにしましょう。
  • 正しい姿勢を心がけましょう
    「正しい姿勢=全身の筋肉をバランスよく使う」ということです。正しい姿勢を心がけることで、腰への負担を最小限にすることができます。 

【正しい姿勢の作り方】

  1. 背筋をピンと伸ばす
  2. 頭を天井からつられているようなイメージで首を伸ばしてあごをひく
  3. おしりの筋肉にキュッと力を入れる
  4. おなかを引っ込める
  • 適度な運動を心がけましょう
    ウォーキングなどの全身運動は、疲労しにくい筋肉作りに役立ちます。運動習慣のない人は、身近なことから始めましょう。例えば、エレベーターは使わず階段を使う、1駅分歩くなど、こまめに体を動かすことが大切です。

    また、適度な運動をすると血液循環もよくなります。血行がよくなれば、筋肉疲労も起こりにくくなり、腰への負担もやわらぎます。デスクワーク中心の仕事をしている人は、同じ姿勢での長時間の作業は避け、仕事の合間に伸びをしたりストレッチをするなど筋肉をほぐすようにしましょう。
  • ストレスをためないようにしましょう
    自分なりのストレス発散方法を見つけ、うまくストレスを発散させましょう。お風呂にゆっくり入る、好きな音楽を聴くなど心がリラックスできる時間を作る。

貧血について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、貧血です。
春の訪れとともに、暖かく心地よい気候の日が続いていますね。春は気温の上昇とともに、心と体も活動的になってくる季節です。
しかし、日頃ちょっと動いただけで疲れてしまう、体がだるいといった症状を感じている人はいませんか?そんな時は、「貧血」になっている可能性があります。春をイキイキと活動的に過ごすために、「鉄欠乏性貧血」の予防をご紹介したいと思います。 

鉄欠乏性貧血ってどういうこと?

私たちが体を動かすためには、全身に酸素を届けてくれる「血液」の存在が重要になります。貧血とは、血液中の赤血球が減少したり、赤血球中のヘモグロビンの量が少なくなったりして、体に十分な酸素を運べなくなった状態です。そして、鉄欠乏性貧血はヘモグロビンを構成する必須成分である鉄の不足が原因で起こります。 
一般的な症状は、動悸、息切れ、頻脈、疲労感、肩こり、めまい、立ちくらみ、頭痛などで、これらは全身の細胞や脳が酸素不足になるために起こります。ほかに、顔面蒼白になったり、爪に異常がみられたり、口内炎ができやすくなるなども症状の1つです。 

鉄欠乏性貧血の原因は?

  1. 鉄の摂取不足 無理なダイエットや偏食、外食やコンビニ弁当ばかりの食生活で、食事から摂取する鉄が不足してしまうことで起こります。
  2. 成長や妊娠などの鉄の需要増加 摂取量よりも必要量が上回る時期に起こります。こういった時期にはしっかりと鉄を摂取することが必要です。
  3. 出血による鉄不足 女性の月経をはじめ、痔や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などによる少量の出血でも繰り返すことにより起こります。痔の場合は目視で出血がわかりますが、消化管の出血は見落としがちなため、注意が必要です。
  4. 汗を大量にかく激しいスポーツをしたり、夏場に汗を大量にかくと、ミネラル(鉄分)が失われて貧血になってしまうこともあります。 

鉄を補給しよう!

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。ヘム鉄はレバー、肉、魚など動物性食品に多く含まれており、体内への吸収率が高いのが特徴です。また、非ヘム鉄は卵黄、大豆、ひじきなど植物性食品に多く含まれており、吸収率は非ヘム鉄より低くなります。しかし、非ヘム鉄が含まれる食品と、良質なたんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで、吸収率は上がります。また、鉄だけでなく、たんぱく質やビタミンB2、B6、B12、葉酸もヘモグロビンの材料となります。 

鉄の吸収を阻害する成分にも注意しましょう

  • <タンニン> 緑茶や紅茶、コーヒーに多く含まれるポリフェノールの一種。食事中に飲むのを控え、食事と間をあけることで、鉄の吸収阻害を防げる。
  • <フィチン酸> 玄米や豆腐に含まれる成分。貧血の人は食べ過ぎに注意する。
  • <シュウ酸>ほうれん草に含まれる成分。ゆでこぼすことによって減る。
  • <食物繊維>ダイエット中などで野菜ばかり食べていて、タンパク質や鉄の少ない食事に偏らないよう注意する。 

知っておきたいひじきのこと

ひじきにはカルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルも豊富なので、普段の食事に取り入れて頂くのはもちろん良いことですが、鉄補給のためには肉類、魚類などのヘム鉄も併せて積極的に取っていくのが良いでしょう。 

  1. 足三里(あしさんり) 膝頭外側の、膝3寸のところ
  2. 曲池(きょくち) 肘を60度の角度まで曲げ、その開き口を上に向ける。肘横紋が消えるあたり、骨の周辺にある。 

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心のリズムについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、心のリズムについてです。 

暖かな日差しの日も増え、気持ちのいい青空に春の予感を感じる今日この頃
春のお出かけの予定をいろいろ考えている方も多いのではないでしょうか?
桜の開花ももうすぐですね。

春は、気候はもちろんのこと、新しい環境に移る人も多く、「変化」の多い季節でもあります。
気温差に体温調節がうまくいかなかったり、新しい環境で心が疲れてストレスになってしまったり、様々な面で自律神経のリズムが乱れやすくなります。 

こんな時はちょっと一休み チェック

✅ すぐ疲れる
✅ 集中できない
✅ だるさが続く
✅ 寝付きが悪い
✅ 不安や心配が頭から離れない
✅ 食欲がないまたは、過食してしまう

心のリズムを整えるには

👉 朝はきまった時間に起き朝日を浴びましょう

1日のスタートは朝。朝日を浴びると体内時計がリセットされて体内リズムが整います。また太陽の光は、ハッピーホルモンである「セロトニン」が体内でたくさん作られますので、気持ちが安定し穏やかな気持ちになります。

👉 食事は3食決まった時間にバランスよく食べましょう

規則正しく食事を取ることで、体内時計を整えることができます。
また、体内時計を整える効果がある、卵や大豆、肉、魚などタンパク質をしっかり取るようにしましょう。
春の旬の食べ物は、デットックス効果があるものが多いので、春菊やせり、ふきのとうや、たらの芽などの山菜を積極的に取り入れましょう。

👉 休養をとる

たまには、なにもしない、のんびりした時間も必要です。
気分転換と、プライベートも忙しくなりすぎないように気をつけ、自分なりのリラックス法を見つけて、しっかり休養しましょう。

👉 体温調節をしっかりしておきましょう

気候が不安定な季節です。暑さ寒さもストレスになりますので、温かい日でも外出の際は羽織れる上着を持参しましょう。 

👉 心のリズムを整えるには、規則正しい生活習慣が大切です。

ストレスをためないように、早めに休養することで心のリズムを整えることができます。
上にあげたような症状が、治らず2週間以上続く場合は、早めに受診しましょう。 

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春の紫外線について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、春の紫外線についてです。
春のやわらかな日差しと爽やかな風が心地よい今日この頃。
みなさんは、お花見を楽しまれましたでしょうか? 
お出かけには気持ちのよい季節ですが、気を付けたいのが紫外線です。 
紫外線は、春からどんどん増えていき、私たちの体に様々な悪い影響を及ぼします。 
美容や健康の為に、春からしっかり紫外線対策をしていきましょう。 

紫外線とは

紫外線は、地表に届く太陽光線のなかで、もっとも波長の短いもので、波長の違いによって、UV-A波、UV-B波、UV-C波の三種類に分類されますが、UV-C波は地上には届いていません。
UV-B波は、皮膚の表皮に届き、皮膚や眼に有害で、日焼けを起こしたり皮膚がんの原因になります。
 又メラニンを増加させて日焼けによるシミ・ソバカスの原因をつくります。
UV-A波は、皮膚の深い真皮層まで届き、肌の弾力を作るコラーゲンやエラスチンを破壊するため、しわやたるみなどの肌の老化を引き起こす原因となります。 

紫外線

紫外線は夏だけ気を付ければいい?
紫外線は一年を通して、地上に届いていて、肌にダメージを与えています。 

月別紫外線照射量

紫外線は「夏」というイメージがありますが、紫外線量は5月~9月頃までが特に多く、春から紫外線対策をしておく必要があります。 

紫外線の基礎知識。あなたはどのくらい知っていますか?

あなたは紫外線について、どのくらい知っていますか?〇×で答えてみてください。

  1. 家のなかにいれば、日焼けはしない
  2. 曇った日は、紫外線の心配はない
  3. 赤ちゃんの日光浴は健康のため必要
  4. 日焼け止めクリームは、何度か塗りなおすことで効果が持続する
  5. サングラスは紫外線防止には有効
  6. 朝と夕方の日差しは、気にする必要はない 

紫外線対応

  1. 結果:×
    家の中にいても紫外線は窓ガラスを通して部屋に入ってきます。 
    洗濯物を干している時など、注意が必要です。
  2. 結果:×薄い雲の場合は、紫外線の80%が通過します。
    曇りの日でも、紫外線対策をしましょう。
  3. 結果:×
    以前は、赤ちゃんの健康のために必要だといわれていた日光浴ですが、最近では日光浴を積極的にしなくても、カルシウムを合成するのに必要なビタミンDが食事から摂取できることができるようになり、逆に紫外線の悪影響の方が心配ということがわかってきました。
  4. 結果:○
    日焼け止めクリームは汗をかいたりして、知らないうちに取れていることも多いため、数時間おきに塗りなおすことが必要です。
  5. 結果:○
    目から紫外線が入ると脳が感知し、それがシミの原因 になっているのです。
    サングラスは、目に紫外線が入るのを防いでくれる 役割があります。
    色の黒いものよりも UVカット率を参考に選びましょう。
  6. 結果:×
    目から紫外線が入ると脳が感知し、それがシミの原因 になっているのです。
    サングラスは、目に紫外線が入るのを防いでくれる 役割があります。
    色の黒いものよりも UVカット率 を参考に選びましょう。

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花粉症について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は花粉症についてです。

1.花粉症ってなに?

花粉症とは、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応の総称です。一般的に花粉症の四大症状とされる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに加え、皮膚や喉に不調をきたすこともあります。「アレルギー性鼻炎」、「アレルギー性結膜炎」、「アレルギー性皮膚炎」、「アレルギー性咽喉頭炎」など、そのアレルギーの原因が花粉であるものは花粉症ということになります。

2.花粉症と風邪の見分け方は?

まだまだ寒いこの3月の花粉症は、風邪と間違われることがあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状は風邪の症状と共通しているからです。花粉症か風邪かを判別するための一つの指標として「鼻水」を観察しましょう。風邪の鼻水は、最初は透明でサラっとしていても、数日で黄色くドロっとしたもの(細菌やウイルスと戦った白血球の死骸を含んだもの)に変化します。数日経っても透明でサラッとした鼻水だとしたら花粉症の可能性が高いでしょう。

3.花粉症のメカニズムについて

風邪にしても花粉症にしても、私たちは免疫システムにより外敵から体を守っています。花粉は自然のものなので、普通なら、鼻の粘膜にある腺毛の働きによって排出されて終わりなのですが、花粉症は、花粉が異物(アレルギーの原因となる抗原)として認識され、花粉に対する抗体(IgE抗体)が過剰生産されることで起こる免疫の過剰反応です。IgE抗体は、花粉症以外のアレルギー疾患とも関係していて、IgE 抗体が作られやすい体質はアレルギー体質とされています。

■花粉症と付き合う

花粉症で問題になるのはQOL(生活の質)の低下。たとえば、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの花粉症の症状は、集中力や判断力、作業能率を低下させます。なかでも、鼻づまりは、睡眠障害の原因にもなり、日中の疲労や眠気にもつながります。そこで、まずはセルフケア。花粉症を「防ぐ」、花粉症から「逃げる」、花粉症に対して「強くなる」ことを意識して、QOLを保ちつつ花粉症と上手に付き合いましょう。

1.防ぐ

花粉症の原因は花粉なので、花粉症の症状を和らげるには、花粉を防ぐことが重要です。

2.逃げる

花粉症の原因とされる植物はたくさんありますが、日本で発症する花粉症の多くが2~4月頃に飛散するスギ花粉によるものです。ただ、北海道や沖縄にはスギがほとんど存在しないため、スギ花粉症はありません。スギ花粉が多く飛ぶ時期だけ、北海道や沖縄へ逃げることができたら良いのですが、なかなかそうもいきません。せめて、花粉が多い時間帯や気象条件から逃げましょう。スギ花粉は、一般的に昼前後と日没後に多くなります。気温が上がって、スギ花粉がスギ林から都市部へ飛んでくるのが昼前後。また、上空に飛んだ花粉が地上に落ちてくるのが日没後です。 花粉が多くなる気象条件としては、①晴れて気温が高い日、②空気が乾燥して風が強い日、③雨上がりの翌日。花粉が多い時間帯や気象条件では、なるべく外に出ないようにしましょう。

3.強くなる

免疫力が低下すると花粉症にかかりやすくなります。免疫力を高めるには、睡眠と栄養バランスのとれた食事、適度な運動、そして、ストレスコントロールが有効です。

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免疫力について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、免疫力についてです。外に出たくないと思わせるほどの厳しい寒さの日々ですが、みなさまいかが過ごしですか?風邪などをひかれ、体調を崩したりしていませんでしょうか?まだまだ続く冬の寒さに打ち勝つための健康管理方法をご紹介いたします。寒い季節に体調を崩しやすい原因の一つに、免疫力の低下が考えられます。

免疫力とは?

免疫力とは、体を守る力、のことです。普段空気中には多くの細菌やウイルス等が蔓延していますが、免疫力が高ければ、これらに打ち勝てるため病気にならずに済みます。免疫力UPは、生活習慣病予防にもなるともいわれていて、今注目されています!そもそも免疫力は、加齢・運動不足・食生活の乱れ・ストレスや過労・睡眠不足などで低下します。
そして特に寒い冬という季節は、体温が下がるため、免疫をつかさどる免疫細胞が活性化できず、免疫力がさらに低下しやすいので、ウイルスに打ち勝てずに風邪などの感染症にかかってしまいやすいのです。免疫力を維持するためにも、体温を保つことはとても重要です。寒い冬でも、免疫力を維持し、風邪にも負けず健康で快適な毎日を過ごせるよう、免疫力を上げるための活動についてご紹介します。

免疫力を上げるための活動

・質の良い睡眠

眠っている間は免疫細胞の活動が活発になるため、適切な睡眠は免疫力が上がります。睡眠不足や睡眠障害は逆に免疫力を下げてしまいます。毎日の睡眠時間が確保できるような予定を立てられるといいですね。

・禁煙

たばこを吸うと酸素を体に送れず酸欠状態となり、栄養を送れない・老廃物を回収できない事態となり、免疫力が低下します。生活習慣病の発症リスクも増大させ、体にいいことがありません。

・バランスの取れた食事

一番大切なのは、3食きちんと「ごはん・肉魚・野菜」のバランスのとれた食事をとることです。ここでは免疫細胞を活性化するといわれている食材をご紹介します。<例>ヨーグルト、玄米、バナナ、にんにく、レバー、納豆、さば、しょうが、パプリカ、緑茶、ほうれん草、豆腐、しいたけ、れんこんなど。

・適度な運動

運動で筋肉を動かすことで体温を高められ、血流がよくなり代謝も上がります。また、運動により免疫細胞が活性化するため免疫力が上がります。激しい運動である必要はありませんので、散歩や体操など体を動かす習慣をつけられるといいですね。

・笑う

笑うと免疫細胞が活性化するという研究データがあります。またストレスも減少するといわれています。おもしろい話やゲーム、テレビ等、ご自身の趣味に合わせてぜひ笑いの多い生活を。

・体温の維持

寒い冬は体温が下がりがちになります。ぜひ首・手首・足首を冷やさないように、温かいかっこうでお出かけください。また、温かいものを飲んだり、入浴したり、からだの中から温めることも重要です。

・ストレス解消

ストレスがかかると、自律神経と呼ばれる、呼吸や体温、血管、内臓などの働きを調整している神経のバランスが崩れることなどから免疫力の低下が起こります。「病は気から」と言われているように、ストレスは万病の元です。ストレスをため込まないように

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体温について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、体温についてです。寒い毎日が続く中、身体がなかなか温まらず、冷えきっていませんか。冬の冷たく乾いた空気の中では、風邪や感染症などのウイルスも活発になっています。体温を上げて免疫力を高めることが、健康を守ることにつながります。

健康的な人の平熱は、36.5度~37.度程度と考えられています。思っていたよりも高いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。近年、大人だけではなく、子どもにも36度以下という低体温の方が増えています。また、高齢になると体温は低くなりがちで、風邪をひいても熱があまり高くならないことがあるので注意が必要です。ご自分の平熱は、朝・昼・夜の体温を測って、平均を出すとよいでしょう。

低体温になると、血流が悪くなり、免疫力も低下。身体に入り込んだウイルスや細菌に対応できず、発病しやすくなってしまいます。逆に体温が上がると、血流が良くなり、約60兆個もの細胞に栄養と酸素がいきわたり、老廃物の排出もスムーズになります。体温を1度上げると、免疫力は5~6倍アップするといわれています。血流が良くなると、免疫を司る白血球の動きが活発になり、病気から身体を守ります。

年齢とともに、平熱は低下する傾向にありますが、それでも運動や食事、服装などに気を配ることで、体温アップが図れます。実際に、どんな風に「温活生活(体温アップ対策)」をしたら良いのか、まとめてみました。

筋肉量を増やす

体温を上げるには、筋肉をしっかりと鍛えること。中でも、大きな筋肉がつきやすい太ももを鍛えることは、体温アップを後押ししてくれます。1日10回のスクワット、1日30分のウォーキング(できれば坂や階段のあるところ)など、毎日少しでも身体を動かすことが筋肉量を増やします。

身体を温める食事を

飲み物は、なるべく常温や温かいものを摂るようにし、身体を温めるショウガやネギ、ニラ、カボチャ、卵、レバー、チーズなどを食事に摂り入れましょう。食事後は体温も上がるので、朝ご飯を抜いたりせず、3食きちんと食べることが大切です。

もう1枚プラスで温かい恰好を

肌着を厚手のものにしたり、タイツや靴下、ネックウォーマー(マフラーのようなもの)をプラスしたりして、寒さが入り込むのを防ぎましょう。また、いつもの靴下の中に、シルクの5本指靴下(冷えとり靴下)を合わせて、重ねばきするのもおすすめ。末端から冷えるのを防いでくれます。

じっとしていると冷えやすいこの時期は、なるべく温かいものを食べて動くようにし、身体の中から温める努力を! 少しずつでも体温を上げることで、体調や肌つやにもうれしい変化があるはずです。 https://yasui-seikotsu.com/

ストレスについて

仕事のストレス その実態は?

人は、さまざまな理由でストレスを抱えてしまうことがあります。例えば「仕事のストレス」を見てみましょう。厚生労働省が行っている「労働安全衛生調査(実態調査)」の2017年の結果によると、労働者のうちの半数以上が、仕事や職業生活に対して強いストレスを感じていることが分かります。仕事をする上でストレスを抱えている人は、20歳未満は4人に1人ですが、20歳代になると急に増え「2人に1人以上」という結果になります。全年齢層をあわせると、58.3%の人が、何らかの「強いストレス」を抱えています。

さまざまなストレスは体にどう影響するのか

ストレスとはそもそも、「外からの刺激による心や体の反応」のことです。ストレスを起こす原因をストレッサーと呼びますが、何がその人にとってのストレッサーになるかは分かりません。また、結婚や離婚などの「生活が大きく変わること」や、親しい人との死別、自分自身の病気なども、人によっては大きなストレッサーとなります。「子育て」がストレッサーとなるケースもあります。
一般的に、ストレスによる反応には

  • 心理的反応:怒りや不安、悲しみ、不眠、怒りっぽい、注意力・集中力・記憶力・判断力の低下など
  • 身体的反応:頭痛や腹痛、めまい、疲労感、血圧の上昇、下痢や便秘など

があるとされています。これに対して人が起こす行動の変化には、過食または拒食、多量の飲酒、喫煙など、悪しき生活習慣ともいえる行動があります。ストレスが強い生活を続けていると、やがてさまざまな病気の原因ともなるのです。一時的な体調の変化であれば、ストレッサーから切り離された生活を、数日間送れば良いのかもしれません。しかし、一度かかってしまうと一生涯付き合っていかなければならない慢性疾患も含まれています。また、国立がん研究センターが行った研究(2018年1月に結果を公表)では、「長期的にわたり、自覚的ストレスレベルが高ければ、全がん罹患リスクが高くなる」という結果が出ています。 慢性的な病気やがんになれば、受診、検査、投薬、治療など、毎月の医療費は膨らんでいきます。「仕事や責任の大きさ」「対人関係」などから始まったストレスは、放っておくとさまざまな病気を引き起こし、治療費も多くかかってしまう可能性があります。

イライラ・不安について

イライラや不安の放置は危険!?

日照時間が短くなる2月は気持ちがふさぎ込みやすく、イライラや不安を感じる、憂うつな気持ちになるなど、メンタルの不調を訴える人が増えるといわれています。こうした不調は、最初はちょっとしたものでも、放っておくといわゆる「うつ病」など、心の病に進行してしまうことも。この機にメンタルケアをきちんと見直し、精神を安定させる方法について知っておきましょう。

原因にきちんと向き合う

イライラ、不安、憂うつ……表れ方は様々でも、それらはみな、不安定な精神状態が形を変えて出てきているにすぎません。こうしたメンタル不調が出ているときには、必ずどこかに大元の原因があります。 朝、通勤中に人と少し肩がぶつかっただけでイライラしたとしたら、なぜ、それだけでイライラしたのか考えてみましょう。すると、任せられている仕事が終わりそうになくて焦っていた、嫌な上司からの度重なる叱責にうんざりしていた、といった状況に思い当たるかもしれません。
いつもそんな状況におかれているとしたら、たとえば、余分なことはできるだけ省く、嫌な言葉はできるだけ聞き流す、といった術を身につけることも必要です。
メンタルの不調は、あなたの心からのSOS。「仕方ない」と放置したり、その状況を打破すべくもっとがんばろうとすると、さらに悪化しがちです。まず、今のあなたが抱えている負荷を減らすための対策を、何かしら講じることを考えてください。

過去の体験に端を発するものも

メンタル不調の原因が、その人の育った環境など過去の体験にある場合も少なくありません。たとえば、会社で「認められたい」と思ってがんばっているのに、なかなか評価されないというときには、誰もが大なり小なりいらだちを覚えるかもしれません。しかし「認められたい」という気持ちがあまりに強い場合は、親に認めてもらえなかったという体験などが大元の原因となっていることも多いものです。そこに起因する劣等感や、形式的な価値観にとらわれて、苦しんでいる人もいます。
ツラくても、自分が何に苦しんでいるのか、その大元に向き合うことが大切です。カウンセリングを受けるのも一つの方法です。その場合、自分に合ったカウンセラーを探すことがポイントです。

栄養状態もメンタルに影響する

メンタル不調は、実は、栄養素の欠乏によって引き起こされることもあります。たとえば、神経伝達物質の「セロトニン」の不足は、うつ病の一因となることがわかっていますが、このセロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸が材料です。トリプトファンの元になるのは、肉や魚、乳製品、大豆製品などのたんぱく質ですが、これが足りていない人が多いのです。また、トリプトファンは、鉄、マグネシウム、亜鉛などの栄養素が体内に十分にないと、つくることができません。
ほかにも、閉経前の女性が発症するうつ病は、少なく見積もっても、2割は鉄不足が原因だと考えられます。コレステロール値が低すぎると精神的に不安定になることもわかっています。脳と体のエネルギー産生や神経刺激伝達に関与しているビタミンB群、鉄の吸収にも関与しているビタミンCなどの不足から、うつ症状を呈する人もいます。
ですから、食事は非常に重要。バランスのよい食事を取ることは、体だけでなく、心を健康に保つためにも大切なことなのです。

こんな状態があったら要注意

次のような状態が見られたら、それはメンタル不調のサインかもしれません。

  • 元気が出ない、やる気が出ない
  • 気分が乗らない
  • 人に会いたくない
  • 趣味が楽しくなくなった
  • 体がだるい、痛い
  • 仕事、勉強、家事などに、今までのように取り組めない
  • 今までと違う感じや、何か変な感じがする

あてはまる項目が多いほど、メンタルが不調になる恐れがあります。そんなときはどうか、それ以上がんばろうとするのではなく、以下のような方法で、少しでも心身の負荷を減らすことを考えるようにしてください。

十分な睡眠をとる

メンタル不調の予防や改善には、睡眠も大切。人は、睡眠を取ることで自律神経のバランスを整え、免疫力を向上させています。睡眠には、ストレスを受けたときに分泌されるホルモンである「コルチゾール」の分泌量を適正化し、ストレスから回復させる働きもあります。その結果、イライラや憂うつ感などが軽減するのです。体だけでなく、心の不調を感じたときにも、睡眠をたっぷりとりましょう。

自分のために時間とお金を使う

心を病む人の多くが、仕事や家事、育児に追われ、自分のための時間を確保できていません。忙しい現代人には難しいことかもしれませんが、たとえば、1日何分はジョギングする、散歩する、ぼーっとするなど、何でもよいので「好きなことをする私の時間」を意識的につくるようにしてください。 また、特に主婦の方などには「子どもの教育費のため、家計のため」と、自分には一切お金をかけずにお小遣いなしで我慢している方も多く見られます。もちろん、ある程度の節度が条件ですが、できれば、少しくらいは自分にもお金を使ってあげるようにしましょう。それが自分のメンテナンスにつながり、メンタル不調の予防となるからです。お母さんの心の安定は子供たちにも必ずプラスとなるのです。

できるだけ笑う

笑うことも、メンタル不調の解消に大いに役立ちます。笑える映画や番組を見たり、笑いながら行なう「笑いヨガ」に参加したりするのもよいでしょう。口癖が気持ちを左右することがあるように、おもしろいことがなくても声と動作で笑うまねをするだけで、脳は「楽しい」と感じ、気持ちがポジティブになります。また、「あっはっは」と声に出すと酸素消費量が増え、免疫力も高まります。メンタル不調を抱えているときこそ、笑うようにしましょう。イライラ・不安に対するおすすめのツボ百会-ひゃくえ頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置します。指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。極端に強く刺激しないように注意。 

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メタボについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、メタボについてです。

現代人は、慢性的な運動不足を抱え、栄養過多になりやすい環境のため、油断すれば誰もがメタボリックシンドローム(メタボ)になる恐れがあります。
食事は野菜が少なく、肉が中心。また残業などで帰宅が遅く、夕食は就寝直前という人も。こうした生活パターンでは、カロリーの使い道がなく、余った分が内臓脂肪としてたまってしまうのです。また、夕食が遅くて、翌朝の食事を抜くと、体を活動モードにする「交感神経」のスイッチが入りにくくなり、さらに太りやすくなってしまうのです。
メタボは、初期の段階では特に痛みなどもないため、放置してしまう人も多いようですが、それはとても危険なこと。動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気につながるケースもあるからです。
これまで何もしてこなかったという人も、ぜひ今年こそは生活習慣の改善に取り組み、危険な病気を遠ざけましょう。

あなたのメタボ発症リスクは?

メタボは生活習慣が発症に直結するもの。日頃の生活を振り返りながら、チェックしてみましょう。

✅ 肉をよく食べ、野菜はあまりとらない
✅ 朝食は食べないことが多い
✅ 夕食の時間が遅く、就寝間際に食べることも多い
✅ 早食いである
✅ ビール、日本酒などをよく飲む
✅ 運動はほとんどしない
✅ 歩くのは好きではなく、タクシー移動が多い
✅ 建物内の上下移動では、階段はほぼ使わず、基本的にエレベーターを使う
✅ 喫煙習慣がある

チェックがついた項目が多い人ほど、メタボになるリスクが高いといえます。
特に喫煙は、善玉とされるHDLコレステロール値を下げ、メタボになるリスクを高めるだけでなく、それ自体に血管を痛めて動脈硬化を進行させる性質が。早めに禁煙に努めましょう。
また、動脈硬化はホルモン変化の影響で、男性は45歳頃、女性は55歳頃からなりやすいといわれています。こうした状況を踏まえ、普段から以下のような点に気をつけましょう。

肉中心の食生活は改める

メタボを発症する人の多くが、動物性脂肪のとりすぎです。たんぱく源としては、肉やチーズなどを減らし、魚や大豆製品などを増やすようにしてください。食物繊維は不足しがちなので、野菜、海藻類、キノコ類などをとるよう心がけましょう。
体重がかなり多い場合は、カロリー制限も必要です。主食の米やパン、麺類の量を減らすよう意識しましょう。玄米や全粒粉パンなど精製度の低いものを選ぶと、食物繊維が取れるうえ、噛む回数が増えて少量で満腹感が得やすくなるため、オススメです。

夕食の時間と分量に気をつける

夕食は就寝の2~3時間前までに終えるのが理想です。仕事の関係で難しい人は、18時頃に一度おにぎりなどでお腹を満たし、帰宅後にサラダや魚などを軽めにとるとよいでしょう。また、夕食のボリュームを減らすことも大切です。一日の食事の全体量を10としたとき、現状が朝:昼:夕=3:3:4くらいだとしたら、3:4:3くらいのバランスとなるよう意識してみてください。夕食のバランスはさらに少なくなってもOKです。

摂取する油の質を変える

メタボ対策やカロリー制限をするといっても、油すべてがダメなわけではありません。肉やバターなどに含まれる飽和脂肪酸は、コレステロール値が上がりやすいのでNGですが、とったほうがよい油もあるのです。オリーブオイルや、EPAを含む魚の油です。
オリーブオイルは、主成分のオレイン酸に動脈硬化の原因となるLDLコレステロールを減らす働きがあります。また、魚の油に含まれるEPAには血液をサラサラにする働きがあり、こちらも動脈硬化予防に効果的。
人間の体は消化吸収に限度があるため、油を無制限にとることはできません。よい油から優先的にとっていると、自然と動物性脂肪の量が減ってきます。 

身体活動の量を増やす

内臓脂肪を落とすには、動くことも必要不可欠です。目安としては、1日1時間強、歩数にして7000歩程度は歩くようにしてください。これは日本人の平均ですが、出勤などがない主婦の方などは通常3000歩程度しかありません。万歩計をつけ、意識的に歩くようにしましょう。
しかし、そのくらい歩いていても変化がない人は、もう少しハードなスポーツなどを取り入れる必要があります。目安としては、1週間にランニングや水泳なら70分、軽いジョギングやエアロビクスで100分程度です。この運動を行う場合も、1日4000歩程度は歩いてください。
また運動は、ジムなどでインストラクターにアドバイスをもらいながら楽しんで行うと、非常に効果も上がりやすくなります。

無理なく続けられる方法を

生活習慣の改善はイヤイヤやっていても絶対に続きません。また、「○○だけを食べる」といった極端なダイエットや、ハードすぎる運動もNG。無理のあるものは一時的に成果が出ても、必ずリバウンドしたり体調を崩したりします。
食べ物は、誰でも好きなものを優先しがちですが、普段あまり食べる習慣のなかったもののなかにも、おいしいものはたくさんあるものです。食生活を見直すことで、野菜や玄米のおいしさに気づいたという人もたくさんいます。食の嗜好や偏りを正し、さまざまなものをバランスよく食べることで、無理なく楽しみながら健康的な体を目指してください。

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