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冬の水分補給

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、冬の水分補給です。

職場でも家庭でも何かとあわただしい師走。唐突ですが、最近水分補給していますか?夏場は熱中症対策などでせっせと水分を補給していたのに、涼しくなってからというもの、あの熱心さはどこに行ってしまったのでしょうか?人間の体の約60%は水分です。毎日食べ物や飲み物などから2~2.5リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を体から排出しています。これは季節が変わってもあまり変化ありません。なのでこの時期、熱中症の危険は去りましたが、水分補給の重要性は夏場と変わってはいないのです。

寒くなってきてからというもの、職場で、街中で、風邪を引いている人をよく見かけるようになりました。風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて「水分補給」も大事な予防策のひとつです。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。また、風邪をひいてしまったら発熱や食欲低下、下痢、嘔吐などの症状により体からの水分排出が多くなりますので、普段以上にきちんと水分を補給するようにしましょう。

冬場には脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは寒くなって血圧が上昇することも一因ではありますが、水分補給も大いに関わっています。寒くなって汗をかかなくなり、のどの乾きを自覚しにくくなる冬場は水分摂取が少なくなります。水分摂取が少ないと、血液の粘度が上がり、いわゆる「ドロドロ」の状態となります。ドロドロ血液によって血管が詰まりやすくなり、結果として脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

脳卒中、心筋梗塞予防のためにも、冬場も水分補給!です。

この時期、忘年会や新年会など飲酒の機会が多くなります。お酒を飲むと喉が渇くことは多くの方が経験されていると思いますが、アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。アルコールを飲んだら意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。また日本酒造組合中央会では、悪酔いをしないとして飲酒の合間に水分を取る「和らぎ水」を勧めています。一年の疲れをお酒で流しても、水分補給をお忘れなく。

腎臓病について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、腎臓病についてです

腎臓の役割はとても重要で、全身から集められた血液をろ過し、血液中の余分な液体や老廃物をこして血液をキレイにしています。腎臓病とは、ろ過を行う糸球体、ろ過したものが通過する尿細管の働きが悪くなり、タンパク質など体に必要な物質が体外に漏れ出たり、有害な物質や余分な水分を体内に留めてしまったりする病気です。 腎臓病の初期は自覚症状が少なく、健康診断などの検査で初めて気がつく方が多いでしょう。ただし、夜間尿、むくみといった一般的によく見られる症状の裏に、もしかしたら腎臓の病気が隠れているかもしれません。定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療に繋げることが大切です。意識して初期予防を行っていくようにしましょう。

余分な塩分や水分の排泄がうまくいかないことや、体に必要なタンパク質などが体外に漏れ出たりすることで、体液のバランスや浸透圧の調整が乱れて起こる症状です。

カリウムの排泄がうまくいかなくなり、心血管系に影響することがあります。

老廃物を体外に出せなくなることで起こります。

糸球体になんらかの炎症があると、尿中に赤血球が混ざることがあります。

腎臓の間質線維芽細胞からエリスロポエチンという造血ホルモンが分泌されています。エリスロポエチンは骨髄に働きかけ赤血球を増やす働きをしていますが、腎機能の低下により分泌が少なくなることで貧血症状が起こります。

ビタミンDは腎臓で活性化され活性型ビタミンD3になると、小腸でのカルシウム吸収を促します。腎機能低下により必要な活性型ビタミンD3が作られなくなり、骨に影響が出ることがあります。

原因となっている病気がある場合は治療します。

慢性腎臓病の場合、生活習慣病があると腎機能の低下が早く進むことが分かっているため、塩分や糖分のとりすぎを控え、適度な運動をするなど、生活習慣の見直しを行い、腎不全への進行スピ―ドを遅らせるようにします。慢性腎臓病が末期の状態まで進むと、血液を機械に通してキレイにする人工透析や腎移植などを検討します。

西洋医学は、「症状を抑えること」が得意です。例えば、頭痛なら痛み止め、炎症なら抗生剤といった具合に対処します。一方、東洋医学は「症状の原因となる体質」に着目し、体全体のバランスを整える「体質改善」を目指します。頭痛ひとつとっても、血流の滞り・冷え・ストレスなど原因はさまざま。鍼灸は、その人に合ったツボを刺激し、本来の治る力を引き出します。不調の原因は目に見える症状だけではなく、体の内側のバランスの乱れにあります。例えるなら、私たちの体は、大河を流れる水のようなもの。血液や気(エネルギー)が滞りなく巡ることで、健康という豊かな流れが保たれます。しかし、ストレスや不規則な生活習慣によって、川のどこかに泥や石が溜まり、水の流れが悪くなってしまうことがあります。それが体の不調として現れるのです。鍼灸は、川の流れを整える水路の管理人のようなもの。滞った部分を取り除き、スムーズな流れを取り戻すことで、体全体が元気に機能するように導きます。東洋医学は、2千年の経験値を持つ体質改善の医学です。鍼灸では「脈・舌・お腹」を診て、気・血・水の流れを察し、ツボ(経穴)に刺激を与えることで、全身の調和を取り戻します。

場所:第二腰椎棘突起下縁の外方1寸5分。おへその高さの背骨の両脇にあります。

効果:その名の通り、腎の気を補い、機能を高める代表的なツボです。

腰痛や頻尿、むくみなど、腎虚による様々な症状に効果を発揮します。

慢性腎臓病においては、弱った腎の働きを助け、体全体のバランスを整えるために重要なツボとなります。

場所:内くるぶしとアキレス腱の間にある、くぼんだ部分です。

効果:腎経の原穴であり、腎の精気を最も集める場所とされています。

「腎は水を主る」ため、太谿を刺激することで、体内の水分代謝を促し、むくみや排尿トラブルの改善に効果が期待できます。

また、腎陰を補う作用もあるため、口渇やほてりなどの症状にも有効です。

場所:膝のお皿の下、指4本分下の外側にあります。

効果:胃経のツボですが、脾胃は後天の気を生み出す源であり、全身の栄養状態を左右します。

慢性腎臓病では、食欲不振や消化不良が見られることも多いため、足三里を刺激することで胃腸の働きを整え、全身の気血の流れを改善します。

また、足三里は全身の強壮作用もあるため、慢性的な倦怠感の改善にも役立ちます。

3脂肪酸について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、オメガ3脂肪酸についてです。

オメガ3脂肪酸は、多価不飽和脂肪酸で、体の健康に欠かせない脂肪酸と言われています。体では合成できないため、食事として摂取することが必要な必須脂肪酸です。このオメガ3脂肪酸は、主に植物油、魚、くるみなどのナッツ類に多く含まれており、 数個の二重結合を持つことから酸化されやすく、これを含む油脂は劣化しやすいという特徴があります。オメガ3脂肪酸の代表的なものとしてALA(α-リノレン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)があり、ALAは、植物油の大豆油やナタネ油に含まれるほか、特にエゴマ油やアマニ油に多く含まれます。また、EPAやDHAは、アジ、サバ、イワシ、サケ、マグロなどの魚に多く含まれます。

オメガ3脂肪酸は様々な健康効果があることで知られており、これらを列挙します。

① 血管を拡張し血圧を下げる。

② 悪玉コレステロールであるLDLを減少させ善玉コレステロールであるHDLを増加させる。

③ 血液の粘度を下げ血栓の形成を防ぐ。

④ 体内の炎症疾患を抑える働きがある。

⑤ DHAは脳の構造と機能に重要な働きをしており記憶力や学習能力の向上に寄与する。

⑥ うつ病や不安症のリスクを軽減する可能性がある。

⑦ DHAは網膜の重要な構成成分であり視力を維持する。

⑧ 妊娠中にオメガ3脂肪酸を摂取は、胎児の脳と目の発育に寄与する。

これらのオメガ3脂肪酸の健康効果を得るためには、魚、ナッツ、植物油などのオメガ3脂肪酸を含む食品をバランスよく摂取することが大切です。多価不飽和脂肪酸にはオメガ3脂肪酸以外に、コーン油、サンフラワー油、大豆油などに含まれる、リノール酸やアラキドン酸と言ったオメガ6脂肪酸があります。オメガ6脂肪酸は、適度な量であれば免疫機能をサポートし、細胞の成長と修復を助ける役割を果たします。

しかし、量が増えると炎症を促進すると言われています。オメガ3脂肪酸が炎症を抑える効果があるのに対し、オメガ6脂肪酸は過剰に摂取すると炎症を促進する効果があるため、両者の摂取バランスが重要になります。現代の食生活では、オメガ6脂肪酸の摂取が多くなりがちです。理想の比率は、オメガ3:オメガ6が1:4ぐらいですが、実際には1:14ぐらいの比率になっています。バランスの取れた食事を心がけることで、これらの脂肪酸の健康効果を最大限に引き出すことができます。

高齢女性の生殖補助医療(ART)もしくは自然妊娠による出産は、良い結果は少なく、さらに、染色体異常や先天性欠損症の発生率も年齢とともに増加します。 現在のところ、卵巣の老化を遅らせたり、卵母細胞の質を改善するための有効な方法はありませんが、動物実験ではオメガ3脂肪酸の有効性がいくつか報告されています。

そのうちのひとつに、オメガ3脂肪酸(DHA)を豊富に含む飼料で飼育繁殖した雌性マウスの生殖機能は高齢期まで維持され、逆にオメガ6脂肪酸が豊富な飼料で飼育繁殖した雌性マウスでは高齢期の妊娠率が非常に低くなっていました。 さらに、通常飼料で飼育し、加齢に伴う生殖機能の低下した高齢期の雌性マウスに、オメガ3脂肪酸が豊富な飼料を短期間摂取させると、卵母細胞の質を改善させることも示されました。 一方、オメガ6脂肪酸は、この短期間の摂取でも卵母細胞の質を顕著に低下させました。 これらのことから、オメガ3脂肪酸の積極的な摂取とオメガ6脂肪酸の過剰摂取を控えることは、卵巣の老化を遅らせ、高齢期の卵母細胞の質を改善するための効果的かつ実用的な方法である可能性があります。

トランス脂肪酸について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、トランス脂肪酸についてです。

妊活中は血流が命!トランス脂肪酸は血流を悪くする

妊活中は「体の冷え」に気をつけるように言われます。なぜ冷えが良くないのでしょうか?

体が冷えると血管が縮まり、血流が悪くなります。血液(赤血球)は酸素や栄養をたっぷり乗せ、細胞に届けます。血流が悪くなると細胞へ届ける酸素や栄養も不足します。大事な卵を育てる卵巣、子宮内膜を育てるための子宮にも良くありません。血行不良は卵子や子宮内膜が育つのを妨げます!

トランス脂肪酸は血管の中の壁にへばり付き、血流の邪魔をします。これがひどくなると完全に詰まってしまい、心臓病や循環器疾患など大きなトラブルを起こします。心臓疾患は一瞬で命や健康を奪う恐ろしい病ですが、その前に体は警告を出します。

その一つが不妊症です。不妊の原因はとても多く、とても一つに絞られるものではありませんが「血流不良」が原因のものが少なくありません。血行不良の原因になることは、できる範囲で取り除いていきましょう。血流が改善すれば健康的になり、日々の生活に活力が沸きます。

どのようなメカニズムで起こっているかははっきりと分かりませんが、統計上トランス脂肪酸を食べ過ぎると排卵障害を起こしやすくなることが分かっています。

アメリカの看護師18,000人を対象に行った「看護師健康調査」アンケートで、トランス脂肪酸を含むものをたくさん摂取した女性は、そうでない女性に比べて排卵障害を起こす割合が多いという結果が出ました。

排卵障害は不妊の原因でもトップ3に入り、専門医でも改善することが難しいケースが少なくない症状です。

排卵障害の原因は多く、トランス脂肪酸の過剰摂取だけで起こるとは限りません。

過度なダイエットによる栄養失調、脳(視床下部)のトラブル、ホルモンバランス、卵巣の中に卵子予備軍が多すぎる体質、生まれつき卵子の量が少ない、など様々な理由が考えられます。

しかし、排卵障害の原因でも多いのが、卵子予備軍が多すぎる体質(PCOS、多嚢胞性卵巣症候群)です。

PCOSの原因は種類が多く、まだ分かっていないこともありますが、糖尿病予備軍の方が起こしやすいことが分かっています。

糖尿病はインスリン抵抗性という、血糖を下げるホルモンが効きづらい体質になると起こります。(他の理由もあります)

この体質になるとPCOSになりやすく、ホルモンが効きやすくなるとPCOSが改善することがあります。

トランス脂肪酸は糖尿病を引き起こす危ない脂肪です。トランス脂肪酸を減らすことは排卵障害の改善だけでなく、将来の糖尿病を防ぎます。PCOSの方で糖尿病の兆候がある方には、メトフォルミンという糖尿病薬を処方します。ただ、メトフォルミンを飲んでも改善しないケースもあり、その原因の一つは食生活です。

トランス脂肪酸を完全に絶つことは難しくても、できる範囲で減らしていきましょう。

日本で日本製のものを適度に食べているなら、トランス脂肪酸の過剰摂取はあまり起きません。

ただ、毎日揚げたお菓子(ドーナツ、揚げおかき、ポテトチップスなど)や、ショートニングをたくさん入れたパン(多くの食パン、菓子パン、ビスケットなど)、マーガリンをたくさん食べているなら、ぜひ食べる回数を減らしましょう。マーガリンはトランス脂肪酸ゼロの商品が増えていますが、パーム油という(あまり体に良くない)油が原料のことが多いのです。時々使う程度がおすすめです。

ちょっと高めですが、バターを使ったものを買うのがおすすめです。食べる頻度も減るので、その点でも良い効果があります。出来る範囲で、お米中心の食生活に変えていくと良いでしょう。

油を使わないパン(ベーグル、一部の食パンなど)に変えるのもおすすめです。

ただし食べ過ぎは太るので、ほどほどに。バターなど乳製品にも、ごくわずかなトランス脂肪酸は含まれています。しかし微量なのでまず問題ないと言われています。

高価で固いので少し使いづらいですが、バターに変えるのもおすすめです。面倒なときはマーガリンとバターを混ぜた商品もあります。塗りやすいのでマーガリンのように使えて、トランス脂肪酸の量を減らせます。

一番良いのは、オメガ3、オメガ6と呼ばれる「不飽和脂肪酸」という脂質を適度に摂ることです。

これらの油はトランス脂肪酸の害を減らし、体を健康にする作用があります。

ナッツ類、オリーブオイルや綿実油、ひまわり油など植物油、魚に豊富に含まれています。

魚を中心にした食生活にするのが理想ですが、そこまで徹底しなくても大丈夫です。おやつを素焼きのナッツに変えるだけでも健康体に近づきます。ただ、これらの脂質もカロリーが高いので、食べ過ぎると肥満の原因になります。ほどほどの量を心がけて食生活を楽しみましょう。

スーパーやコンビニで食べ物を買うときは、裏面の成分表を見る癖をつけましょう。

特にパンや菓子パン、洋菓子系のお菓子(ドーナツ・シュークリーム・ケーキ等)はトランス脂肪酸が含まれている可能性大です。成分表に「マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド」と書かれていればトランス脂肪酸が含まれています。一つ一つの食べ物に入っているトランス脂肪酸の量は少なくても、知らず知らずにたくさん食べている可能性があります。買うときに成分表を確認してトランス脂肪酸を減らすように心がけましょう!

妊活とチョコレート

こんにちは安井鍼灸整骨院です。今回は、妊活とチョコレートです。

チョコレートはお菓子であるため、妊活中にはあまり食べない方がよいのでは?と思っている方もいらっしゃるかもしれません。確かに食べすぎはよくないですが、適度に取り入れることは妊活へ非常に効果的です。

ここでは、具体的にどのような効果が得られるのかご紹介します。

ポリフェノールは、抗酸化作用が非常に強く、ポリフェノールを摂取することで卵子の老化を防ぐことができます。卵子の老化とは、体内の活性酸素という物質によって卵子の細胞が酸化され、卵子の質が低下していく状態のことです。卵子の質が低下すればするほど、当然妊娠しづらくなります。卵子は年齢とともに老化していくため、ある程度の質の低下は避けられないのです。

そこで、少しでも卵子の質をよい状態で保つために、ポリフェノールが含まれるチョコレートを食べるのがおすすめ!ポリフェノールの抗酸化作用は、活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素が除去されることで、卵子の質の低下、すなわち卵子の老化を防ぐことができるのです。

チョコレートを食べることで、ストレスの緩和にも繋がります。

チョコレートのカカオに含まれる苦み成分であるテオブロミンには、精神的ストレスを軽減させる働きが。

また、チョコレートの甘みもストレスの緩和に役立つため、妊活中にストレスを溜めないためにも、ストレスを感じたときにはチョコレートを1口食べてみてください。

チョコレートは、生理前の時期に食べるのがおすすめ!

生理前にイライラしたり、不安な気持ちになったりしたことはありませんか?これは、明確には解明されていませんが、高温期のホルモンバランスの変動による影響だと言われています。

生理前の時期は高温期の時期にあたり、高温期には黄体ホルモンというホルモンの分泌量が増加します。

妊娠が成立しなかった場合は、黄体の退縮で黄体ホルモンの分泌が低下。

この急激な変化が、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことで、イライラしたり不安な気持ちになったり、心が落ち着かなくなったりすると考えられています。

生理前に落ち着きがなくなったときには、ぜひチョコレートを食べてみてください。

チョコレートの香りには、神経を鎮静させたり、リラックスさせたりする効果があります。

食べすぎには注意しなければなりませんが、適度に食べることで心が落ち着いて前向きに妊活に取り組むことができますよ。

妊娠中期・後期には、妊娠前や妊娠初期よりも非常に多くのエネルギーが必要です。

チョコレートは高カロリーな食品であり、少量食べるだけで多くのカロリーが摂取ができます。

そのため、カロリー摂取量が足りない場合や、チョコレートが好きな人は妊娠中期・後期にチョコレートを食べるのがおすすめなんです。

ただし、生理前の時期に食べるのと同様に、食べすぎに注意して適度に摂取するようにしましょう。

妊活中にチョコレートを食べるにあたって、より妊活に効果的なチョコレートの選び方と食べ方についてお伝えします。

チョコレートと一口に言っても、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレート、ブラックチョコレートなどさまざまな種類がありますよね。

妊活でチョコレートを食べる際では、ホワイトチョコレートはあまりおすすめできません。

それは、ホワイトチョコレートにはカカオポリフェノールがほとんど含まれてないからです。

チョコレートはできる限り、カカオポリフェノールが高濃度なブラックチョコレートを選ぶようにしてください。

とくにおすすめなのは、カカオ濃度が70%以上のチョコレートです!

チョコレートはカカオ濃度の高い方が、ポリフェノールが豊富に含まれるため、ポリフェノールの働きに期待ができます。

高カカオチョコレートを食べ慣れていない方は、少し苦くて抵抗があるかもしれませんが、慣れてくるとクセになるおいしさが感じられるようになりますよ。

チョコレートは、一度にたくさん食べるのではなく、少量を何回かに分けて食べるようにしましょう。

ポリフェノールは、体内で速やかに吸収され1~2時間で最大血中濃度をむかえた後、徐々に排出されてしまいます。

そのため、食べる回数を増やした方がポリフェノールの働きを継続的に得ることができます。

ただ、食べる回数を増やしたほうがよいからといって、食べる量が増えてしまっては太ってしまいます。

そのため、1日に食べる量は多くとも板チョコ半分(25g)までとしましょう。

チョコレートと組み合わせると、より効果的にチョコレートが持つ栄養を摂取できる2つの食品をご紹介します。

甘いものを口にしたくなったときには、チョコレートをそのまま食べてもらっても構いませんが、ホットミルクを用意してチョコレートを溶かして飲んでみてください。

ホットミルクに溶かすことで、少量のチョコレートでチョコレートの味をより長い時間楽しむことができます。

また、チョコレートの甘さの元である砂糖は体を冷やす性質があります。

体の冷えは妊活にとって大敵ですので、甘いものを食べるときには体を温める工夫が必要です。

チョコレートホットミルクにして飲むことで、体温を上げて冷えから体を守ることができます。

そして、牛乳に豊富に含まれるカルシウムには、脳の興奮を鎮める働きがありますし、ホットミルクはストレスの緩和に働くと言われています。

神経を安定させる牛乳に、集中力や記憶力を高めるチョコレートの香りが加わることで、さらにメンタルを安定させる働きが強まるのです。

ナッツ類とチョコレートは非常に相性が良い組み合わせです。

ナッツと組み合わせてチョコレートを食べることで、チョコレートのみで食べるより満足感が高まり、チョコレートの食べすぎることを防ぐことができます。

ナッツ類のなかでも、アーモンドやヘーゼルナッツ、ピーナッツには「妊娠のビタミン」とも呼ばれるビタミンEが豊富。

ビタミンEにはチョコレートに含まれるポリフェノールと同様、強い抗酸化作用があります。

ナッツとチョコレートを組み合わせて摂取することで、より抗酸化作用が強まり、卵子の老化防止の働きがさらに高まることが期待できます。そのほかにもビタミンやミネラル、食物繊維も同時に摂取することができますね。

ただし、チョコレートとナッツ類はどちらも脂質が多く、高カロリーであるためほどほどに食べるよう心がけましょう。

チョコレートを妊活中に食べる際には、何といっても食べすぎに注意しなければなりません。

チョコレートを食べることで卵子の老化を防ぐことができたり、ストレスが緩和できたりするからと言って食べすぎてしまっては、逆に妊娠を遠ざけることになります。

ご想像できるかとは思いますが、チョコレートは高カロリーであり、脂質や糖質も多く含んでいるため、食べすぎてしまうと確実に太ります。肥満は不妊の原因になりかねませんので、くれぐれも「チョコレートを食べすぎて太ってしまった…」ということのないように注意しましょう。

また、チョコレートは血糖値を上げやすい食品です。一度で大量に食べると、血糖値が急上昇します。

血糖値が急上昇するときには不安感やイライラ感をともない、精神的に不安定になります。

チョコレートの食べすぎは、身体的にも精神的にも良い影響を与えないため、1日あたり板チョコ半分(25g)までを目安に食べるよう心がけましょう

今後はそれらの知識を活かし、妊活へ効果的にチョコレートを取り入れてくださいね。

不妊と胃腸障害について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、不妊と胃腸障害についてです。

妊活において身体を整えるためには、東洋医学の「胃の気」という概念を理解することが重要です。胃の気は、飲食物を消化して体に必要なエネルギーを生成する基盤となり、その健康状態が妊娠力に直接影響します。この記事では、胃の気の役割と、それが妊活にどう関係しているのかについて詳しく解説します。

東洋医学には、「先天の精」と「後天の精」という概念があります。

これは親から受け継ぐエネルギーで、腎に蓄えられ、生命活動を支える基盤となります。しかし、先天の精は限りある資源であり、妊娠や加齢により消耗されます。

一方、後天の精は、食べ物や飲み物を消化・吸収することで得られるエネルギーであり、脾胃の働きによって生成されます。胃は飲食物を受け入れて消化し、脾はそこから栄養を抽出して全身に運搬します。この「胃と脾」の働きが健康維持や妊娠力に大きな影響を与えます。

胃の気が充実していることは、後天の精をしっかり補うことを意味し、妊娠力を高めるための基盤となります。特に妊活中の方にとっては、以下の点が重要です。

胃の気が強いと、食べ物から効率的にエネルギーを得て気血を生成できます。この気血は、ホルモンバランスの調整や子宮・卵巣への血流改善に寄与します。

後天の精が充実していると、消耗される先天の精を補い、体全体のエネルギーを補強することができます。

胃の気が弱ると、妊活において以下のような身体のサインが現れることがあります。これらは、脾(ひ)と胃の機能が低下している可能性を示すもので、妊娠力にも影響を及ぼします。

胃の気が不足していると、気血の循環が滞り、ホルモンバランスにも影響を与えます。

東洋医学では、脾と胃は精神面にも関与するとされ、気が不足すると気分が不安定になることがあります。

胃の気が弱ると、消化機能が低下し、必要な栄養が取り込めなくなります。

胃腸の働きが低下すると、消化・吸収が不完全になり、水分代謝も悪化します。

気血の巡りが悪くなると、皮膚や粘膜に影響を及ぼします。

胃の気不足は、血液循環に影響を与え、顔色や肌の色が変化することがあります。

胃の気が弱まるとエネルギー不足を補うために、甘いものへの欲求が強くなります。

消化が十分に行われていないサインです。雨や梅雨の時期、季節の変わり目にだるさや頭重感が出る

脾胃が弱ると湿気に敏感になり、不調を感じやすくなります。

胃の気を改善することで、これらの症状を和らげ、妊娠力を高めることが期待できます。以下の方法を試してみましょう。

温かいお粥やスープ、蒸した野菜など、胃に負担をかけない食事を心がけましょう。

過労や睡眠不足は胃の気を乱します。早寝早起きと適度な運動でリズムを整えましょう。

ストレスは胃の気を傷つける大きな要因です。リラックスできる時間を意識的に確保してください。

胃の気を整える代表的なツボである「足三里(あしさんり)」や「中脘(ちゅうかん)」を刺激すると効果的です。

妊活中の体調管理には、胃の気を整えることが欠かせません。胃の気が充実していることで、全身の気血の巡りが良くなり、妊娠力を高める身体づくりが可能になります。東洋医学的な視点を取り入れながら、自分の体調に合ったケアを行いましょう。

片頭痛について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、片頭痛について書きたいと思います。

片頭痛とは、頭の片側または両側が痛んで生活に支障が出る頭痛で、吐き気や嘔吐が生じたり、光や音、においに敏感な状態を伴ったりすることもあります。頭痛には、頭痛そのものが病気であり、いわゆる「頭痛持ちの頭痛」といわれる一次性頭痛と、頭痛の原因となる病態が他にあり、その症状の一つとして生じる二次性頭痛があります。片頭痛は一次性頭痛を代表する頭痛の一つで、日本では約1,000万人いるといわれています。日本の全国調査※1によると、15歳以上の片頭痛の有病率は8.4%、女性に多いのが特徴で、男性の約3.6倍となっています。男女とも10代から増え始め、50代以降には減少し、70代以降で片頭痛に悩む人はかなりまれとなります※1。男女とも「働き盛り」と呼ばれる年齢に多く発症するため、患者さん自身の日常生活に影響が出るのはもちろん、仕事をしても生産性が上がらず、社会における経済的な損失も懸念されます。

片頭痛は日本で何人くらいいるの?(日本における片頭痛の有病率)

日本では15歳以上を対象とした片頭痛の有病率は約8.4%、約840万人の片頭痛の患者さんがいると言われています。男性は3.6%、女性は男性の3倍の12.9%と女性に多く見られる病気です。特に20代から40代女性に多く、その後加齢に伴い有病率は低くなります。未成年における有病率は高校生9.8%、中学生4.8〜5.0%、小学生3.5%と年齢が上がるにつれ、徐々に増えていきます。

世界各国における有病率は様々で、

  • タイ29.1%
  • ドイツ27.5%
  • スウェーデン13.2%
  • フランス12.1%
  • 台湾9.7%
  • マレーシア9.0%
  • 中国8.3〜14.3%
  • 韓国6.1%

調査方法などにもよりますが、生活様式や地域性によってかなりの違いがあるようです。

日本の中でも、片頭痛の分布が縄文人の分布と似ているというデータがあり、片頭痛のルーツは縄文人ではないかと考えられています。

片頭痛かどうかを判断する症状として、ポイントになるのは以下の3つです。

片頭痛の場合、「動けない」「休みたい」と感じるほど重い頭痛が生じ、仕事や家事などに支障が出ます。体を動かすと痛みが悪化します。椅子に座った状態で体を前に倒し、頭を左右に振ったときに痛みが悪化するようであれば、片頭痛の可能性が高いと考えられます。

片頭痛が生じると、消化管の動きにも影響が出るため、吐き気がしたり、実際に嘔吐してしまったりすることがあります。下痢をする人もいます。

普段であれば気にならない光や音、においに対して敏感になることがあります。こうした刺激がわずらわしいあまり、「暗くて静かな部屋で休みたい」と感じる人もいます。

このほか、片頭痛では以下のような症状がみられることがあります。

ズキンズキンと脈打つような拍動性の痛みが生じるのも、片頭痛の特徴です。ただ、「脈打つ感覚がよく分からない」というケースも少なからずあり、片頭痛以外の頭痛でも「脈打っているような気がする」と訴える患者さんもいるため、自覚している痛みが拍動性かどうかだけでは、片頭痛と判断することはできません。拍動性の痛みに加えて、上記(1)~(3)のいずれかの症状があれば、片頭痛である可能性が高くなります。

片頭痛持ちの約3割の人では、頭痛の前兆として、視界にキラキラ、チカチカとした光が広がる「閃輝暗点」という視覚症状が生じることがあります。閃輝暗点は頭痛が始まる前に出現し、5~60分持続して徐々に消え、その後すぐに頭痛が始まるとされます

「片頭痛」と書くくらい、片側が痛むのは特徴ですが、両側が痛むこともあります。

1回の片頭痛発作が継続する時間は、4~72時間です。薬を飲まずに30分でおさまる頭痛や、一度も良くならずに4日以上続く頭痛は、片頭痛ではないと考えます。

片頭痛発作の頻度は、人によって異なります。年に数回という人もいれば、月1回という人もいますし、週に何日も痛む人もいます。環境や生活習慣、鎮痛薬の飲みすぎなどから、頭痛の頻度が徐々に増えて慢性片頭痛*になってしまうことがあります。この状態になると治療は大変困難となってしまうため、その前の段階で適切な治療を受ける必要があります。

①規則正しい生活を心がける

②自分にとっての適正な睡眠時間を探す

③ストレスを上手に発散する

④痛みがないときは適度な運動をする

⑤片頭痛の誘因をできるだけ避ける(光、アルコールなど)

⑥片頭痛の発作が始まったら、頭を冷やし、静かな暗い部屋で刺激を避けながら休む

ひじを曲げたときにできる横ジワから、手首に向かって指3本分のところにあるツボ

人差し指と親指の骨が合流する部分から、少し人差し指側。「万能のツボ」と言われる

くるぶしの外側とアキレス腱の間にあるくぼみ

小指と薬指の骨が合流するあたり

ツボを押す際は、手のひらや親指で気持ちがいいと感じる程度にやさしく押しましょう。呼吸に合わせて押すと効果的です。1回6秒程度のリズムで息をはきながら少しずつ圧力をかけ、そのまま2秒キープし、今度は吸いながらゆっくり圧力を抜いていきます。手指以外にも、テニスボールやヨガボールを転がしてツボを刺激してもよいでしょう。圧力を加えず、ホットパックや蒸しタオルなどでツボを温めるのもおすすめです。

午前中にするのが良いとされていますが、いつも午前中にツボ押しができるわけではないと思いますので、下記のNGのタイミングは守るようにしてください。

  • 食事の前後1時間
  • お酒を飲んだ後
  • 入浴の直前・直後
  • 押したい部分に、痛みや腫れ、熱がある場合

体外受精後の行動について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、体外受精後の行動についてです。

とても多い質問なのですが、自転車や車の振動が着床に影響しないのか?ということです。

以前は車や自転車の振動は、控えた方が良いという考えもあったみたいです。しかし車や自転車の振動が結果に影響するかどうかははっきりしていません。

あまりにも強い振動は控えた方が良いのかもしれませんが、胚移植後も通常通りに車・自転車を使って頂けたらと思います。

激しい筋トレ、長時間の立ちっぱなしの仕事などの下腹部に刺激を与えるような激しい運動は控えましょう。お腹に力を入れる(腹筋などの腹圧)トレーニング、ふんばる運動も避けておきましょう。

家事、ヨガ、ストレッチなどの軽い運動は行っても問題ないと思います。車の振動や自転車も長時間激しくなければ大丈夫です。無理をせずにゆっくり過ごしましょう。

移植後はあまりにも用心し過ぎていて、お姫様生活になりがちですが、普段通りに生活して頂いて大丈夫です。

よく体外受精の胚移植後は、お姫様生活をしましょう!と言われています。個人的には無理せずいつも通りの生活で良いと思います。過保護になり過ぎずに、ほどほどにいつものように日常を送ってください。

移植当日の入浴は、傷口からの感染防止のためにシャワーのみした方が良いでしょう。

翌日以降の湯舟に関しては、温めすぎには注意が必要です。汗だくで長時間のお風呂に入ったりサウナでのぼせたりすることは避けた方が良いです。

仕事を休む方が良いかどうかは、仕事の内容が人それぞれなので一概には言えませんが、基本的には今まで通りお仕事を継続されても大丈夫です。しかし、体に過度な負担はかけずにゆっくり過ごしましょう。一日中、立ちっぱなしの仕事は控える方が良いかもしれません。

気持ち的には、休むよりもいつも通りにお仕事をしている方が、判定日まで気が紛れるかもしれません。

移植前は大丈夫です。胚移植後は控えめにしましょう。ただし温めすぎるとダメです。例えばカイロはとても熱く一定の温度で、同じ場所を温めてしまいます。すると汗が出てきて、逆に冷えてしまいます。

「受精卵がカイロやお風呂の熱で弱ってしまう!」というのは医学的な根拠はありません。噂の一つであり、そのような事実はありません。

もちろん冷えは良くないので、腹巻や厚手のシャツなどで、しっかり冷えから身体を守りましょう。

してはいけないことの代表的なものが喫煙(タバコ)です。喫煙をしていると、体外受精(顕微授精)の採卵で取れる卵子の数が減ります。排卵機能も低下したり染色体異常の卵子も増加する可能性があります。また、うまく妊娠が成立しても、喫煙によって早期の破水や、前置胎盤、胎盤異常などが生じるおそれがあります。低出生体重など、胎児の成長にも影響が生じるリスクもあります。将来、元気な赤ちゃんを望むのであれば、禁煙を早めにしておきましょう。

胚移植後に絶対にこれを食べてはいけない!というものはありません。しかし妊活中に身体を冷やすことはよくありません。

なので食べてはいけないものとしては、氷やアイスクリームなどの冷たい物を食べ過ぎて、身体を冷やさないようにご注意下さい。

カフェインにはご注意ください。日本では妊婦へのカフェイン量の制限は明確にはしておりません。

しかし世界での妊娠女性へのカフェイン量の目安からすると、移植後はコーヒー1~2杯くらいにしておくと安心のようです。

アルコール摂取量が多い人は、卵子や精子の質が低下すると言われています。できればご夫婦で禁酒が良いかと思います。男性の場合には過度にアルコールを飲まなければ良いと思います。

女性は採卵や移植がはじまったら禁酒がベストです。摂取したアルコールは、胎盤を通過して胎児の体内に流れ込みます。また、母体と胎児のアルコール濃度には大きな差がなく、胎児の発育不全につながる危険性があるため、アルコールは避けるべきです。

移植後の過ごし方のポイントは、穏やかに楽しくいつも通りに過ごすことです。

胚移植後は副作用などにより、

①だるい(足がだるい)

②眠い

③胸の張り

④身体が冷える

⑤おならが出て止まらない(おならがよく出る)

など様々な症状が出やすいです。

体外受精や顕微授精では、治療にかかる費用・時間・労力が非常に負担になり、ナーバスになりやすいです。

本来は、胚移植後は特に神経質にならず、ゆったりとした気持ちで過ごしてほしいです。

例えば、遅くまでネットで「胚移植後の過ごし方」について調べて、目も頭もヘトヘトになって夜更かししてしまった…、という経験はないでしょうか?だるい・眠い症状が取れにくくなります。

頭を使いすぎると不安が増し、妊娠率が逆に低下していきます。体外受精も気楽に乗り越えていきましょう

胚移植の前後の鍼灸は、非常におすすめ

胚移植の直前、または当日に鍼灸を受けることが望ましいです。不調症状への施術はもちろん、特に症状がなくても身体を整えておくと、成功率が向上します!

昨今では、クリニックと併用して鍼灸(鍼、お灸)、整体などの施術を受ける患者さんが増えてきています。

米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載された内容によれば、体外受精をする女性160人を2つのグループに分け、一方に受精卵を子宮に戻す前後に鍼灸を実施。

もう一方のグループには、鍼をせず、通常の体外受精を行ったところ、鍼を実施したグループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回ったのでした。当院でも、体外受精前日、当日に治療を行っておりますので、まずは、気軽にご相談ください。

コーヒーと不妊の関係

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、コーヒーと不妊の関係です。

10月1日は「コーヒーの日」です。日本では、秋から冬にかけてコーヒーの需要が高まることから、1983年に社団法人全日本コーヒー協会によって定められました。
カフェインを過剰に摂取すると「副腎疲労による女性ホルモン不足」「卵子の質の低下」などの影響が出るため、妊活中から控えた方が良いと言えます。
コーヒーに含まれるカフェインには副腎を刺激する作用があり、刺激された副腎からはアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンが分泌されます。
こうした余計なホルモンの分泌は妊娠に必要な女性ホルモンの分泌を妨げてしまうため、妊活の段階からカフェインの量を抑えた方が良いと言われているのです。

カフェインには中毒性があり、過剰に摂取すると死に至るケースもあります。
こうした要素を持つカフェインを妊活中の身体に取り入れるのはあまり良いこととは言えません。
また、妊活中にカフェインを摂取し続けると卵子の質が低下するといった理由も挙げられますので、妊娠を望む方は1日に飲むコーヒーなどの量を気にしておきましょう。
2016年には、妊婦のカフェイン摂取に関する勧告を公表し、1日300 mg 以上の高カフェイン摂取の妊婦では出生時の低体重、流産や死産のリスクが高まる可能性があるとして、それらのリスクを低減するため、1日300 mg 以上の高カフェイン摂取の妊婦に対し、妊娠中はカフェインの摂取量を減らすように注意喚起しています。
こうしたことからも、日頃コーヒー等を飲む方は妊娠が判明した時点からカフェインの量を減らしていってください。
現在、先進国においては「妊娠中に飲んで良いコーヒーの量はマグカップ2杯相当まで」とするところが多く、日本でも300mg(カフェイン)/1日がひとつの目安となっています。

現在のところ、いつからカフェインを控えるべきかという問いに対して明確な答えは出ていません。
ただし、カフェインを摂取することで妊娠までの期間が伸びる可能性がある以上、できるだけ早い時期からコーヒー等の摂取を控えた方が良いと考えられます。(少量であれば問題ないといった意見もある)
海外では、コーヒーがよく飲まれていることもあり、さまざまなデータがあります。コーヒーを飲む量が1日3~5杯を超えると妊娠率が下がった、妊娠するまでの期間が長くなった、という報告は多いですね。一方、体外受精ではカフェイン摂取による妊娠率、出産率などに差はなかったとの報告もあり、極端にたくさん飲むのでなければ、妊活中のカフェイン摂取はそう問題ないと思います

ここからはカフェインと着床率(妊娠のしやすさ)の関係について解説していきます。

カフェインが副腎を刺激すると、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌されます。身体がストレスホルモン過多の状態になることは、子宮や卵子に対しても良い影響を与えません。
また、カフェインによる刺激で副腎が疲労すると妊活に必要な女性ホルモンのバランスが崩れてしまいます。

カフェインを摂ると副腎が刺激されコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌される
コルチゾールには肝臓での糖の新生、抗炎症・免疫抑制などの役割がある
カフェインは一時的にコルチゾールを増やすが、副腎疲労により身体自体の疲労感も増してしまう

副腎疲労が起きると本来生成されるはずの「DHEA(通称:若返りホルモン)」が減ってしまいます。
DHEAが不足すると「卵子の質が低下する」と考えられていますので、妊活的には悪影響と言えるのです。
また、ブラック以外の缶コーヒーには糖分が多く含まれているため、肥満を予防する観点からも控えましょう。

いまのところ「カフェインを摂ることで着床率が下がる」という明確な研究結果は報告されていません。
カフェインの摂取量と妊娠のしやすさについては諸説あり、着床率が下がるという意見と着床率は変わらないという意見の概ね2つに分かれます。
しかし、カフェインを過剰に摂取している女性の場合「自然妊娠までの期間が伸びる(=妊娠しづらくなる)」といった過去の研究報告がありますので、どちらにしてもコーヒー等を我慢できるなら摂取しない方が良いと言えるでしょう。

ここまでとは反対に、妊娠に役立つ(着床率を上げる)飲み物について少し解説を加えていきます。
妊活中には「抗酸化作用が高い飲み物」「冷えを解消する飲み物」がおすすめです。
後でも紹介しますが、ルイボスティーは抗酸化作用を持ち、体内の老化を抑制してくれる飲み物です。カフェインがいっさい入っていないため安心して飲めます。
また、冷えを解消する飲み物としては黒豆茶やタンポポ茶が挙げられます。

カフェインを飲むと精子の運動率が上がるという研究データがある
しかし、カフェインを摂っていた人の方が「受精率」は低かった
1日あたり265mg以上のカフェインを摂ると顕微授精での妊娠率が低下するといった別報告もある
こうした研究報告やデータもありますので、妊活中は男性側もカフェインの摂取量に注意してみましょう。

市販されているコーヒーの中には、通常のコーヒーよりカフェイン含有量が少ない「カフェインレスコーヒー」「デカフェ」といったものもあります。
こうしたカフェイン含有量が少ない飲料から飲み始めてみて、段々とカフェインへの依存度を下げていくというのも妊活においては大切なことです。
どうしてもコーヒーを飲みたいという方は、ぜひカフェインレスコーヒーやデカフェを試してみてください。

麦茶は「麦」を原料とするお茶なので、カフェインがいっさい入っていません。
ちなみに緑茶・紅茶・ウーロン茶は茶葉から抽出するお茶です。
そのため、すべてにカフェインが含まれています。
一般的な緑茶とは違い「茶葉の新芽」を多く使う玉露はカフェイン含有量が高いお茶として知られています。(カフェイン含有量がコーヒーの2倍以上)
ちょっとした休憩中にノンカフェインのお茶を飲みたいのであれば麦茶を選びましょう。

ここ10年ほどで知名度を上げているルイボスティーは「妊活にぴったりのお茶」としても有名です。
ルイボスティーが妊活向きの理由

①カフェインがいっさい入っていない

②亜鉛や鉄分、ポリフェノールといった成分が入っている

③肌質改善や糖尿病予防に効果的とされている

④ルイボスティーは鉄分を含むお茶なので貧血予防効果が期待できます。

⑤また、ポリフェノールは腸内環境を整えてくれるため、まさに妊活向けのお茶と言えるのです。

本来、アドレナリンはストレスと戦うためのホルモンです。
カフェインによって無理やりアドレナリンを分泌させること(身体がシャキッとなったような感覚)を習慣化するのは、子宮や卵巣にとっても良いことではありません。
できるだけ早く妊娠したいのであれば、少しの間コーヒーをやめてみましょう。
体質にもよりますが、それだけで妊娠の可能性が上がるかもしれません。

不妊 秋の養生法

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、不妊 秋の養生法についてです

まだまだ暑い日が続きますが、暦上では季節は「秋」

体質改善には季節に合わせて心と体を整えることも大切と考えます。

東洋医学では秋は「収斂(しゅうれん)」の季節。物事が成熟し、落ち着いて過ごせる季節である一方、徐々に木々が枯れはじめ、空気が乾燥する季節でもあります。冬になるとより乾燥も強くなるので、今からうるおいを蓄えることが「秋の養生」のポイントです!

●呼吸器系のトラブル 肺が乾燥し、鼻水鼻づまり・喉の痛み・咳などの症状が起こりやすい

肺は大きく2つの働きがあります。

水の巡りをよくし、体内の水分を調整してます。肺の働きが悪くなると、乾燥に繋がります。水は細胞の中に蓄えているので、乾燥により細胞の水分量が低下することは細胞の老化と一緒。生殖細胞もその1つなので、体の水分調整は大切!

呼吸をすることで外からエネルギーを取り込み、体を動かすエネルギーに変換します。エネルギーが不足することは、疲れも溜まりやすくなり、血流も悪くなってしまいます。

●冷え 乾燥とともに冷気が身体に入ると、内臓の冷えを起こしやす

梨 乾燥を防ぎ、炎症を抑える作用がある。のどが痛むときもおすすめ!

れんこん 潤いを補い、風邪の諸症状をやわらげてくれる食材。

他にも、秋の旬の食べ物:柿やとうがん など

また、白い食べ物:豆腐・湯葉・白きくらげ などもおすすめです。

●マスクや加湿器をして、肺を乾燥や冷気から守りましょう。

●落ち込むことがあっても秋のせい。

秋は悲しみの感情と繋がっている季節です。生い茂った木々が次第に枯れていくようにエネルギーが切り替わる季節。人の心も不安定になりやすいのです。

●早寝遅起きで陰を補い、疲れをとる

陰とはうるおいのこと。日照時間が短くなってくる季節、陰は日が暮れてから養われるので、早めに寝るようにしましょう。

中脘・・・・消化不良・胃痛・胃炎・胃下垂・疲れ

★みずおち上端と臍と結んだ中央

気海・・・・下腹の冷え・月経不順・頻尿

★臍の真下指2横指分下がったところ

足三里・・・疲れ・だるさ・食欲不振

★拇指と中指を開き膝の上縁に直角に当て、膝下の中指の尖端