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耳の健康~スマホ難聴に注意~について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、耳の健康~スマホ難聴に注意~についてです。

昭和31年、日本耳鼻咽喉学会は、3の字が耳の形に似ていること、 み(3)み(3)のごろ合わせから、3月3日を耳の日に制定しました。 また、この日は「国際耳の日」にもなっています。 電話の発明者グラハム・ベルの誕生日でもあり、三重苦のヘレン・ケラーに アン・サリバンが指導を始めた日でもあるといわれています。

耳は私達が生活していくうえで、外部からの情報を得るための大切な器官です。 音を感じるだけでなく、バランス感覚や気圧の調節機能などを司っています。 ある日突然聞こえなくなる「突発性難聴」や「中耳炎」「内耳炎」などはよく知られた病気ですが、 症状が出るまであまり気にしない人も多く、将来の難聴を予防するうえでも、定期的なチェックが必要です。人間の聴覚は、母親の胎内にいるときに 形成され、死の直前まで残るといわれています。 聴力は個人差がありますが、細胞の機能は50代から徐々に低下していきます。 加齢や耳の病気が無くても、大きな音を 長時間聞き続けたり、疲労や過度のストレスにより聴力が低下することがあります。

2015年2月、WHOは「世界で11億人の若者(12~35歳)に難聴のリスクがある」と警告を出しました。

スマホや音楽プレーヤーで音楽を気軽に持ち歩ける時代になり、街中でイヤホンや大型のヘッドホンをしている人をよく見かけます。日本でもかつて“ウォークマン難聴”が問題となったことがありますが、最近アメリカでは若者の難聴が増えています。

☆聴力を守るため、「音楽は1日1時間以内に」 ☆100db(デシベル)の騒音は15分以内

100db…電車が通る時のガード下の騒音に相当 今のイヤホンやヘッドホンの最大出力は 100~120dbの性能 大音響の音楽鑑賞が原因で、聴覚器官の音を感じる細胞が障害を受け、 死滅した場合、失った聴力の回復は難しいといわれています。 難聴の初期は自覚症状がないため、「音量を下げる 」「 時間を減らす」といった予防が大切です。 難聴は人とのコミュニケーションに支障をきたし、 周囲への無関心や社会的に孤立する原因ともなりますので 将来の認知症へのリスクが高くなります。

2~3週間に1回を目安に、掃除をしすぎないようにしましょう。 マッチ棒や爪楊枝などは外耳道を傷つける原因となりますので、 耳かきや綿棒を使用し、使用後の耳かきは清潔に保管します。

*耳かきを使うのは日本人独特の風習で、 欧米人の耳の手入れは綿棒が一般的。

耳垢はカサカサタイプと、 しっとりタイプがあり、 遺伝で決まります。日本人はカサカサタイプが多い。

耳の皮膚の保護作用があり、古い耳垢は自然に外に出る仕組みがあります。

食事から栄養を摂取しよう

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、冷え込む2月は食事から栄養を摂取しようです。

2月の初旬は1年で一番寒くなる時期です。また、2月下旬ごろになると冬と春を行き来するように気温が変化するため、寒暖差や気圧の変動で体調を崩しやすくなります。体調管理には、毎日の食事がとても大切です。栄養価が高い旬の食材を食べて、おいしく栄養補給をしてはいかがでしょうか。

以下に2月の旬の食材をご紹介します。

サバにもさまざまな種類がありますが、一般的に食べられているのがマサバという種類のサバです。12月から2月に獲れるマサバは「寒サバ」と呼ばれ、もっとも脂がのっていておいしい時期です。サバに含まれる必須脂肪酸(EPA・DHA)は、血液をさらさらにする効果や、脳の活性化をサポートする効果があるといわれています。また、丈夫な骨を作るために欠かせない、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。旬のサバは、サバのみそ煮や塩焼きで食べるのがおすすめです。他にもオーブン焼きやトマト煮など、洋食とも合いますよ。

ひらめは、寒くなる晩秋から初春に旬を迎えます。なかでも冬が最も脂がのりつつ身が締まっておいしい時期です。低脂肪で高たんぱくのため、比較的ヘルシーな魚です。他にも、老化防止に期待できる抗酸化作用のあるセレンやビタミンE、骨を形成するために必要となるビタミンDが多く含まれています。旬のひらめは、刺し身はもちろん、煮付けにしてもおいしいですよ。ひらめは淡泊なので、和食だけではなくソテーやムニエルなどの洋食にも適している魚です。

シラウオの旬の時期は、2月ごろから4月の春先までです。シラウオは骨を含めて食べられるため、カルシウムやマグネシウムなど、骨を丈夫にするために欠かせない栄養を摂取することができます。シラウオは傷みやすいため、基本的に市場に出回っているのは釜揚げされたものがほとんどです。釜揚げされたものをそのまま食べても良いですし、天ぷらやかき揚げ、卵とじにして食べるのもおすすめです。

出荷時期によって種類が分類されるキャベツ。よく知られているのが春キャベツと冬キャベツです。2月に旬を迎える冬キャベツは、しっかりと葉が巻かれていて煮崩れしにくいのが特徴です。葉がしっかりしていて甘みもあるため、鍋の具材としてはもちろん、ポトフやロールキャベツといった煮込み料理にするのもおすすめです。

キャベツには、ビタミンに似たキャベジン(別名:ビタミンU)という、キャベツから発見された成分が含まれています。このキャベジンは、胃腸の粘膜を丈夫にしてくれるなど、胃腸障害の予防に役立つといわれています。

高菜の旬は、12月から3月ごろといわれています。基本的には漬物用として使われるため大きく成長させてから収穫されますが、若くて柔らかい葉は一般的な青菜のようにそのまま料理に使うこともできます。栄養面では、免疫力を高めるβ-カロテンやビタミンC、貧血防止に役立つ鉄などが含まれています。青菜のように使うなら、味噌汁の具材やおひたしなどにするのがおすすめです。浅漬けにしてもおいしいですよ。

菜の花は春をイメージするかもしれませんが、2月から3月が旬です。これは、花のつぼみと若葉、茎を食べるため、寒い時期が旬となるのです。旬の菜の花は、鮮やかな緑色でみずみずしいのが特徴。苦味もあり、旬をすぎるとその苦味が強くなるといわれています。菜の花には、カロテンやビタミンC、B1、B2、葉酸、カルシウムなどのビタミン・ミネラル類が豊富に含まれています。免疫力のアップが期待でき、風邪予防にも役立つとされています。天ぷらや白和え、おひたしなどの和食だけでなく、スパゲティなどの洋食もおすすめです。

ユキナは、寒さが厳しくなってくると寒さに耐えるために葉を縮めて栄養を蓄えます。その葉が縮んだものがチヂミユキナです。もともとはターサイといった中国野菜が原種とされていて、仙台で栽培されているうちに今の形になったといわれています。収穫時期は11月から3月で、霜が降りる12月から2月が特においしくなる時期です。寒い時期に収穫されるチヂミユキナは、甘みが強くなり、苦味が調和されます。チヂミユキナには、免疫力を上げ丈夫な体作りを助けてくれるβ-カロテンやビタミンCが多く含まれています。おひたしや炒めものにして、食卓に並べてみてはいかがでしょうか。

爽やかな香りと強い酸味が特徴のレモン。レモンの栄養成分というとビタミンCを思い浮かべる方が多いでしょう。ビタミンCは、免疫力を高める効果があり風邪予防に役立ちます。さらに、レモンは酸っぱさのもととなるクエン酸の含有量が果物の中でトップクラスです。クエン酸は、代謝を向上させるためダイエットに役立つほか、疲労回復にも効果を発揮します。また、クエン酸を一緒に摂ることでカルシウムなどの栄養素を体内に吸収しやすくするため、料理にレモンを添えるのは栄養面でも効果的です。レモンは、冬に旬を迎えます。酸味が強いため、お菓子や料理のアクセントに使うのが一般的ですが、レモンをはちみつに漬けた「はちみつレモン」を食べて、風邪を予防するのもおすすめです。

はっさくは、広島県で生まれたかんきつ類です。パリッとした歯ごたえがあり、少し苦味があります。皮は厚めで、中の袋の部分も硬いため、皮を剥いて果肉だけを食べます。免疫力アップなどに役立つビタミンCや、疲労回復に効果があるとされるクエン酸が豊富です。

2月もいちごがおいしい時期です。ビタミンCを多く含むいちごは、旬を迎えると甘みがアップ。いちご狩りも盛んな時期に入ります。品種の多いいちごですが、特に人気なのが栃木県で生産されている「とちおとめ」、福岡県で生産されている「あまおう」です。他にもさまざまな種類があるため、旬の時期に食べ比べしてみるのも良いでしょう。

ひざ関節の日について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、ひざ関節の日についてです。

2月25日は「ひざ関節の日」です。機能性表示食品を開発・販売するキューサイ株式会社によって制定されました。日付は、英語でひざを意味する「Knee(ニー)」にちなんだ「2」と、「ニ(2)ッコ(5)リ」を組み合わせた語呂合わせから。自分の足で100歳まで歩けるような身体づくりを促し、健康寿命を延ばす「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」を認知してもらうことがおもな目的です。

膝への負担冬は関節痛を感じやすい季節ですが、以前の生活との変化で最も大きい点は「コロナ禍で体重が増えちゃって」という方もいらっしゃいます。少しだけ増えた程度であれば…と思ってしまいがちですが、膝が痛いと感じている人にとっては、体重増加は膝の痛みが強くなる原因のひとつです。例えば、平らな道を歩くときには体重の約2.6倍の負担がかかり、階段を下りるときは約3.5倍の負荷がかかります。

60kgの体重で、平な道を歩くときには156kgの負担、階段を下るときには210kgもの負担が膝にかかっています。性別に関係なく、膝への負担を軽減するために、適正な体重を保つことが大切です。

体重増加と同じように、意外と知られていない原因に運動があります。膝が痛いと運動やウォーキングを控えてしまう人もいますが、動かないことで「さらに痛みが増している」という場合もあります。これは、膝を動かすための「太ももの筋肉」や「ふくらはぎの筋肉」が低下し、膝を支える筋力のバランスが崩れて膝への負担が増した可能性が考えられます。床や椅子を使って膝の負担を減らしたストレッチや30分ほどゆっくりと散歩のようにウォーキングをすることで筋力低下を防いで膝の痛みを改善する方法もあります。

私たち日本人は特に「正座」や「しゃがみ込む体勢」を行う機会が多いですが、体重をかけた状態で膝を深く曲げる姿勢は、多くの場合ダメージを受けた半月板や軟骨に負荷がかかります。「膝が曲がらなくなることが怖い」という方は、お風呂の中で膝を曲げる練習をする程度でも十分です。また、膝に痛みが出たときや痛みがあるときに、急にランニングを始めたり、過度な負荷をかけると逆効果になります。膝に痛みや炎症がある場合は、膝周囲の可動性(動く範囲)を戻し、筋力を適切に発揮し、下肢全体として膝周囲の負荷を緩和できる状態にした後から、徐々に運動を始めた方が良いと考えられます。

以下の項目に2つ以上当てはまるものがあれば、一度お近くの整形外科やかかりつけの医師に相談しましょう。

①   歩き始めると痛い(起き上がったり立ち上がるとき、車から降りたあと など)

②   階段がつらい…

③   ひねる動作をすると痛い(寝返り動作や方向転換など)

④   膝を触ると腫れていたり熱を持っている

⑤   正座など床に座ることが難しい

針供養について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、針供養についてです。

2月8日または12月8日は「事八日(ことようか)」といって、この日のどちらかまたは両方の日に、使えなくなった古い針や折れた針を、豆腐やこんにゃく、お餅などに刺して、供養します。この針供養、一般的に東北地方や関東地方などでは2月8日に、関西地方や九州地方などでは12月8日に行われることが多いようですが、例えば九州でもば鹿児島などでは2月8日に行われるなど、地域によって違いがあります。

針供養がいつごろ、どのようにはじまったのかは定かではありませんが、一説には江戸時代後期から明治期にかけて裁縫学校などで行われたものが定着したと考えられています。もともとは各家庭での行事として、お赤飯を用意したり、お餅をついて針にお供えし、そして供養の後にはその針を豆腐などに刺したまま、土に埋めたり、川に流したりしていました。昔は裁縫の技術は女性に求められる基本的な要素として重視されていました。裁縫箱は女性にとって大切な嫁入り道具のひとつでしたし、神聖なものでもありました。そのため、「裁縫箱をさかさまにすると貧乏になる」「他の人の針箱をいじると指が腐る」といった迷信もあったそうです。こうした背景から、針も神聖なものと見なされ、針供養という行事につながったのかもしれません。一方、各地では神社や寺院で行われる針供養もあります。こうした針供養の行事には、裁縫の針だけでなく、鍼灸師や彫師、畳屋など針を扱うさまざまな人が訪れるというところもあるそうです。

全国生活習慣病予防月間について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、毎年2月にある全国生活習慣病予防月間についてです。

生活習慣病は長い時間をかけて進み、病気として自覚しにくいという問題があります。それを防ぐには、日頃の体調、身体の些細な変化など、つねに自分自身の健康に目を向ける必要があります。そして、中高年になってからではなく、若い頃から、適正な生活習慣を獲得し、維持することが大切です。

「一無、二少、三多」は、日常心がけたい生活習慣をわかりやすく表現した健康標語です。

たばこは万病のもと~喫煙は単独で最大の予防可能な死因!たばこの煙には7,000種類の化学物質、250種類の有害成分が含まれており、その内の70種類以上には発がん性が確認されています。代表的な有害成分としては、ニコチン、活性酸素、一酸化炭素、タールなどがあります。新型たばこ(加熱式たばこや電子たばこ)は、紙巻たばこと比較して有害成分が90%削減されたとされていますが、90%削減されたのは一部の有害成分のみであることが確認されています。また、削減された有害成分でも、十分発がんする量であり、喫煙および受動喫煙による生活習慣病や関連疾患の発症や症状の悪化をきたす可能性があります。さらに、新型コロナウイルス感染症との関係では、喫煙者は重症化しやすく、また、ワクチンを接種しても抗体価が上昇しにくいこともわかっています。

たばこの煙の有害成分

  • ニコチン

依存性があり、血管収縮作用が強く血圧を上昇させ、また糖代謝や脂質代謝にも異常をきたし、様々な生活習慣病を引き起こします。

  • 活性酸素

全身の細胞に結合し、細胞を酸化・老化させたり、傷つけたりします。

  • 一酸化炭素

酸素と結合する赤血球のヘモグロビンは、一酸化炭素が存在すると容易に結合し、酸素結合を妨げるため、赤血球数を増やすことで代償しなくてはなりません。その結果、多血症(ドロドロ血)となり、血栓ができやすくなります。

  • タール

さまざまな発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれています。

少食 食事は腹八分目に!

「腹八分目に医者いらず」という格言があります。暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの予防・治療の基本は常に食生活にあります。

腹八分目に医者いらず

お腹いっぱい(満腹)まで食べる習慣をやめ、腹七~八分目でやめるよう心がけ、偏食をせず、よく噛んで、三食を規則正しく食べましょう。とくに、「3つの白(白米・白パン、食塩、砂糖)」の摂り過ぎに注意することと、食物繊維を豊富に摂ることも重要です。もっとも望ましい組み合わせは、主食と一汁三菜5、それに果物、乳製品といわれています。

また、食後の血糖値の急激な上昇(食後高血糖)が、肥満や生活習慣病の誘因であることが明らかになっています。食後の血糖値の変動を穏やかにするには、「少食のすすめ」を守りましょう。

  • 白米・白パン:玄米、全粒粉は、食物繊維やたんぱく質などの栄養素を多く含んでいますが、これらの栄養素を取り除いたものが白米や白い小麦粉です。からだへの吸収も早くなるため、食後高血糖を起こしやすくなります。
  • 食塩:塩分の摂り過ぎは高血圧、胃がん、腎臓病などの原因となります。「健康日本21」では、1日の塩分摂取量の目標値を男性7.5g未満、女性6.5g未満としています(12歳以上)。なお、高血圧や慢性腎臓病の方は重症化予防のために、1日の塩分は男女とも6.0g未満としています。
  • 砂糖:糖分の摂り過ぎは肥満の原因となり、糖尿病、心臓病、脳梗塞などの生活習慣病のリスクを高めます。

一汁三菜は、ごはんと汁物に、肉や魚等がメインの主菜1品、野菜やきのこ、海藻などの副菜を1~2品合わせた食事。栄養バランスの取れた和食の基本的な考え方です。

  • 少酒 アルコールは少量をたしなみ、ほどほどに! 

さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、過度の飲酒を長く続けると、多くの病気が誘発される可能性が高まります。もっとも怖い病気がアルコール健康障害(依存症)です。アルコール健康障害による精神的・身体的な影響のために、日常生活に支障が出てきます。

万の病は酒よりこそ起れ

「健康日本21」では、飲酒に関して、純アルコールに換算して1日約20gまでが望ましいとしています。「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりこそ起れ」という格言もあるとおり、アルコールをたくさん飲める人でも、1日の飲酒量はその程度が望ましいということです。

主な種類のアルコール量の目安

お酒の種類         アルコール濃度  純アルコール量

ビール(大瓶 633mL)     5%       26g

ビール(中瓶/缶 500mL) 5%       20g

ビール(缶 350mL)         5%       14g

日本酒(1合180mL)       15%     22g

ウイスキー・ブランデー(ダブル60mL)    43%     20g

焼酎(1合180mL)        35%     50g

酎ハイ・ハイボール(缶 350mL) 7%        20g

ワイン(グラス1杯120mL)       12%     17g

  • 多動 今より10分多くからだを動かそう!

日常生活の中で身体活動量を増やしましょう。座りっぱなしは避け、身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持しましょう。「2本の足は2人の医者」という格言があります。まずは、無理な目標はたてずに、良く歩くことから始めましょう。 

  • 多休 しっかり休養~こころとからだのリフレッシュ!

理想的な睡眠時間は標準的には6~8時間といわれますが、「快適」には個人差があります。あなたの活動量に応じた適正な睡眠時間をとるように心がけましょう。「睡眠」に限らず、仕事の合間の「休憩」や仕事をしない「休日」、夏休みや年末などの「休暇」も含めて、毎日の生活やライフステージに合わせて、心身ともにリフレッシュする機会をもつことにより、バランスの取れた健康的な生活を維持することが大切です。

  • 多接 多くの人、事、物に接してイキイキした生活を!

多くの人と交流し、さまざまな事、物に好奇心をもって接することで創造性豊かなイキイキした生活を送ることが大切です。社会や人とのつながりが途絶えると身体的・精神的な健康障害が起こりやすことが科学的に検証されています。ボランティアに参加した人は健康観や幸福感が高いこともよく言われています。社会や誰かのために貢献するといった心持ちは、いくつになっても若さを維持させてくれます。趣味でも仕事でも何かしら目的や生きがいをもっている人は、イキイキしています。

つま先立ちについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。つま先立ちについてです。

若いからといって油断できない、動脈硬化や高血圧などの生活習慣病のリスク。予防のカギとなるのが「血流」です。特に滞りやすい下半身の血流の改善におすすめなのが「つま先立ち」です。

「第2の心臓」と呼ばれるふくらはぎ。その理由をご存じでしょうか。私たちの体内では、次のようなメカニズムで血液が循環しています。

  1. 心臓から血液が勢いよく送り出される
  2. 血液は動脈を通り、心臓から体の末端へと向かって流れる
  3. 体の末端に到達した血液は、静脈を通って心臓に戻る

上記の「3」のときに力を発揮するのがふくらはぎです。というのも、足先まで流れてきた血液を心臓に戻すためには、重力に逆らって押し上げる力が必要だからです。ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩をくり返し、ポンプのような役割を担うことで、スムーズに血液を心臓に戻すことができるのです。

しかし、血液が心臓に戻る途中で押し上げる力が低下すると、重力に負けて逆流する恐れもあります。それを防ぐため、静脈には「静脈弁」と呼ばれる扉のようなものが多数付いています。

血液が心臓に戻る際には弁が開き、血液が足先に逆流しようとする際には弁が閉じます。この弁はもともと薄く壊れやすい構造をしていますが、加齢や出産、長年の立ち仕事の影響などの要因で壊れてしまうと、逆流した血液が静脈内にたまることに。その状態が長期にわたって続くと、静脈がデコボコしたり、曲がりくねったりする「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」を引き起こす要因となります。こうした病気を防ぐ意味でも、ふくらはぎの筋肉のポンプ機能を維持することが大切です。

ふくらはぎの筋肉を鍛える方法は、ジョギングやウォーキング、筋力トレーニングなどいろいろあります。しかし、仕事などで忙しい日々を送っていると、運動のために時間を作ったり、定期的にジムに通ったりするのはなかなか難しいものです。また、外で行うスポーツは天候にも左右されがちです。

筋力を高め、キープしていくためには毎日コンスタントに続けることが重要です。いつでもどこでも簡単にできて、続けやすい方法をぜひ取り入れましょう。

そこでおすすめしたいのが「つま先立ち」です。文字通り、ただつま先で立つだけでふくらはぎの筋肉が刺激され、筋力アップにつながります。具体的な方法は次の通りです。

  1. 壁などに両手のひらを当てて、まっすぐ立つ
  2. 両足のかかとを上げて10秒間キープ。その後ゆっくりかかとを下ろす
  3. 2を1セットとして5回くり返す

上記の時間や回数は目安なので、できる人はかかとを上げて20~30秒間キープしたり、1日に何回もくり返し行ったりしてもOKです。ただし、疲れない範囲で行うようにしましょう。通勤時に電車のつり革につかまってつま先立ちをするなど、隙間時間を利用して行うのも一考です。

  1. 椅子に浅く座り、背筋を伸ばす
  2. 手で椅子の端をつかんだ状態で両足のかかとを上げて10秒間静止し、ゆっくりとかかとを下ろす
  3. 2を1セットとして5回くり返す

つま先立ちによってふくらはぎの筋肉が鍛えられると、全身はもちろん、特に下半身の血流が良くなります。ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩して、ポンプのように静脈内の血液を送り流すことで、正常に血液を心臓に戻すことができます。血流が良くなると代謝も促進されるため、足がむくみにくくなる効果が期待できます。また、足の冷えを改善しやすくなるというメリットもあります。

さらに注目したいのが、動脈硬化や高血圧の予防につながる点です。動脈硬化とは、動脈の血管が硬くなり、弾力性や柔軟性が失われた状態のこと。血管内に血栓が生じたり、血管老廃物などのかたまりであるプラークが付着したりすることで血管が詰まりやすくなり、進行すると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まります。

動脈硬化によって血管の弾力性や柔軟性が低下すると、血圧が高くなりやすくなります。

高血圧が続くと血管がダメージを受け、動脈硬化につながる場合もあります。

動脈硬化と高血圧は密接な関係にあり、予防のためには血管のしなやかさや軟らかさを保つことが大切です。

そこで重要な役割を担うのが、血管の内皮細胞で産生され、分泌される「NO(エヌオー:一酸化窒素)」です。NOには主に次のような働きがあります。

血管を拡張して、血管の弾力性を保つ 硬くなり、ダメージを受けた血管(動脈硬化)を修復する

NOの分泌は、血流が加速し、血管の内壁が刺激を受けることで促進されます。つま先立ちを習慣にすることで全身の血流が良くなれば、血液中のNOが増え、血管がしなやかで軟らかい状態に近づくと考えられます。結果的に、動脈硬化や高血圧の予防につながる可能性も高くなります。

もちろん血管だけでなく、筋肉そのものに対する効果も見逃せません。ひざから下の筋力が強化されることで足を持ち上げやすくなるため、ちょっとした段差でつまずいたり、うっかり転倒したりといった事故やケガの予防につながります。

ふくらはぎの筋肉が引き締まり、美脚につながる可能性もあります。

なお、つま先立ちをしたときに足にしびれなどの異常を感じた場合は、血管などに何らかの問題がある可能性が考えられます。早めに医療機関を受診しましょう。

また、次のような血管の障害に伴う症状や疾患がある場合は、つま先立ちを無理に行うことで血管に負荷がかかり、血流が悪くなる要因となるので避けましょう。

少し歩くと足にしびれや痛みが生じ、少し休むとまた歩けるようになる状態。

手足の血管に生じる動脈硬化で、冷えやしびれ、歩行時の痛みなどがある。

階段を上る、重い物を持つなどの体に負荷がかかる動きをしたときに、胸の圧迫感や痛み、締め付け感が生じる。

「まだ自分は若いから心配はないだろう」とつい思いがちですが、ストレスや喫煙、脂質の多い食事の取り過ぎといった要因によって、30代、40代でも動脈硬化や高血圧を発症する人は少なくありません。

将来的に大きな病気を患うことがないよう、「まだ大丈夫」と思えるうちからしっかり予防していくことが大切です。その予防法の一つとして、つま先立ちを無理なく続けていきましょう。また、血圧を測定するのは年1回の健康診断や人間ドックのときだけ、という人も多いかもしれませんが、40代以降はできれば血圧計を自宅に用意し、毎日測るのが理想的です。血圧は時間帯やその時の状況などによって常に変動しているので、起床時、食後、就寝前というように、1日数回測定することで自分の血圧の傾向が見えてきます。明らかに高い数値が続く場合は、早めに受診しましょう。

冬の睡眠について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。冬の睡眠についてです。

「冬はなかなか起きられない」という方も少なくないのではないでしょうか。季節による睡眠の変化については、最近になってさまざまな研究が行われており、冬は夏に比べて睡眠時間が長くなることが分かってきています。

例えば、日本人約7万人を対象とした調査では、冬は夏に比べると睡眠時間が40分ほど長くなっていました。就寝時間は季節に関係なくほぼ同じであるにもかかわらず、起床時間が冬に遅くなっているという結果を踏まえると、冬は日の出の時間が遅くなり、日照時間が短くなることが影響しているのではないか、と考えられています。光の刺激があると目覚めやすくなりますが、日の出が遅くなる分だけ、その刺激が入ってくる時間帯が遅くなり、目覚めも遅くなる、というわけです。

「冬は寒くて眠りにくい」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、眠りが浅くなりやすいのはむしろ夏のほうです。夏は、エアコンをつけて就寝しても、室温が十分下がるとエアコンが弱まり、室温が上がってくるとまた冷気を出す、といった変動がどうしても起きがちです。こうした変動に合わせて眠りが不安定になりやすいのです。ただ、「冬だから睡眠が深くなる」というデータもありませんので、眠りにつきやすい生活習慣や寝室の環境整備は大切です。

寝る1~2時間前に、38~40℃のぬるめのお風呂に入るのがおすすめです。冬に限ったことではありませんが、深部体温(体の内部の体温)が下がり出したときに眠気が訪れます。そこで、入浴によっていったん深部体温を上げ、下がったときとの落差を作り出すことで、眠りにつきやすくなります。

寝室の室温は、冬であれば16℃前後が好ましいと考えられます。厚めの敷き布団と、肩まで覆う掛け布団を使用するとよいでしょう。足が冷えるようであれば、靴下で足先まで覆ってしまうよりも、レッグウォーマーのほうが望ましいと考えられす。深部体温が下がっていく際には手足から放熱するため、靴下を履くと放熱の妨げになります。

ただ、体感や好みには個人差があるものです。例えば、どうしても足先の冷えがひどくて寝付けないようであれば、靴下を履いたほうが眠れるかもしれません。上記の内容を目安としつつ、自分が「心地良い」と感じられることを大切にしてください。あまり神経質に考えるよりも、リラックスできることのほうが大切です。

朝すっきりと目覚めるためには、光の力を借りましょう。太陽の光が最も強くて効果的ですが、日の出の遅い冬は、室内の照明を上手に活用してください。タイマー付きの照明などを使い、起床の30分前から寝室の照度を少しずつ上げていくと、目覚めやすくなります。また、午前中のうちに太陽の光を浴びるようにしましょう。

「朝起きられない」「日中も眠い」といったことは、季節だけが原因とは限りません。眠気には主に3つの要因が考えられます。

最も多いのが、睡眠不足による眠気です。全米睡眠財団によると、就労世代に推奨される睡眠時間は7~9時間です。必要な睡眠時間に個人差はありますが、日々の睡眠時間がこれより短い人も多いのではないでしょうか。睡眠不足による眠気には数日で慣れてしまうため、眠い状態が当たり前になり、睡眠不足を自覚していない人もいます。しかし、1日6時間しか眠らない日々が2週間続くと、眠気が強くないと感じていても、注意力が明らかに落ちていくことが研究で分かっています。睡眠時間が6時間程度だと「十分だ」と思うかもしれませんが、これでは不十分なのです。自覚以上に、睡眠不足によって脳は疲弊します。

慢性的な睡眠不足を借金に例えて「睡眠負債」と呼びますが、睡眠負債の解消には、十分な睡眠を取るしかありません。平日でも休日でも、できるだけ同じ時間に起床、就寝するのが理想ですが、平日に睡眠不足を感じたら、休日に2~3時間多く眠って、翌週に睡眠負債を持ち越さないようにするのも一つの方法です。睡眠負債は溜まれば溜まるほど、数日長く寝たぐらいでは解消できなくなるからです。この場合、「ミッドポイント」(就寝時刻と起床時刻の真ん中の時刻)を2時間以上ずらさないことがポイントです。ミッドポイントが2時間以上ずれると、体内時計がずれてしまい、平日の生活リズムにも影響するためです。

例えば、普段深夜0時に寝て朝7時に起きている場合、ミッドポイントは午前3時半です。週末、深夜0時に寝て午前9時まで寝た場合、ミッドポイントは午前4時半で、1時間のずれでおさまりますが、午前2時まで夜更かしして午前11時に起きると、ミッドポイントが午前6時半となり、普段よりも3時間遅くなってしまいます。週末だからと夜更かしをしてしまうと、体内時計が後ろにずれやすくなり、平日の生活リズムに戻すことが難しくなります。

規則正しい生活を送り、十分な睡眠時間を確保できているにもかかわらず眠い場合は、病気の影響で睡眠が妨げられている可能性が考えられます。

・睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に何度も呼吸が止まったり弱まったりするため、脳が酸欠状態に陥り、眠りが浅くなります。睡眠時間は足りているはずなのに、「寝起きが悪くなった」「寝た感じがしなくて日中眠い」といった場合は、この病気の可能性も考えられます。同居の家族に、いびきをかいた後に息が止まっている様子を指摘されて気づく場合が多いものです。肥満のある人に多いですが、顎が小さい人や、閉経後の女性にもみられます。

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

寝ようとすると脚がむずむずするなどの不快感が生じる、この不快感を抑えるために脚を動かしたくなり、眠れなくなる、という症状がみられる病気です。一般的に夕方から夜に症状が出るため、寝付けなかったり、寝付いてもすぐに目覚めてしまったりすることで、日中の眠気につながります。原因はさまざまですが、鉄不足による貧血など、他の病状に関連するものもあり、そちらを治療することで改善する場合があります。

過眠症とは、規則正しく、十分な睡眠時間を連続して確保しているにもかかわらず、3カ月以上ほとんど毎日、強い眠気がある状態を指します。代表的な過眠症に「ナルコレプシー」という病気があります。日本人の発症率は600人に1人程度とされ、10~20代で発症することが多くなっています※6。脳の中の睡眠や覚醒を司る神経細胞の障害が原因とされており、日中に強い眠気を感じます。また、金縛り、寝てすぐに夢を見る、笑ったときなどに突然体の力が抜けてしまう(情動脱力発作)といった特徴的な症状もみられます。

低温やけど

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。低温やけどについてです。

そもそも、どうしてこたつで寝ると身体によくないのでしょう?暖もとれるし、そのまま寝てしまっても問題ないようにも見えますが…。ということで、まずは、こたつで寝るのが身体によくない理由について説明します。

たつで眠るのが良くないと言われる理由の一つが、汗をかきすぎてしまうことです。こたつは温度が高いため、体温を下げようと汗を大量にかいてしまいます。ですが、こたつの中だと、こたつの熱で体温が下がらず、どんどん汗をかくことに…。汗が冷えてくると、身体も冷えてしまいます。特にこたつから出ている上半身は冷えてしまいやすいです。汗で身体の水分量が減ることにより、免疫機能が低下してしまうこともあるそうですよ。

人は眠るときに身体の温度が下がるようにできています。「シャワーよりも入浴した方が睡眠の質が高まる」と言われているのも、これが理由です。ですが、こたつ40度程度の一定に保たれており、体温が下がりきらないため、こたつで寝ると睡眠の質が低下してしまう可能性があります。

寝返りには、身体の血流を良くしたり、身体の一部に負担がかかるのを防ぐ効果があるそうです。健康な大人の場合、一晩に打つ寝返りの回数は20回前後だと言われています。ですが、こたつの中で寝ると、脚やヒーターが邪魔をして寝返りを打つことができません。寝返りを打てないまま長時間眠ってしまうと、身体の一部に負担がかかってしまい肩こりや腰痛を引き起こしてしまうことがあります。

自律神経とは代謝や体温などの身体の機能を24時間コントロールしている神経のことです。こたつは足元は暖かいですが、上半身は寒いままですよね。上半身と下半身の寒暖の差が激しくなると、体温を調節する自律神経が疲れて、乱れやすくなります。自律神経が乱れると、体調にさまざまな不調を引き起こすことがあるので注意しましょう。

こたつで寝ると、汗をかきやすくなるだけでなく、「低温やけど」や「脱水症状」などの危険な症状を引き起こしてしまう可能性があります。うっかり寝落ちしてしまう前に、こたつで寝るリスクを知っておきましょう。

居眠りしている間にこたつで低温やけどすることがあるこたつの温度でやけどする心配はありませんが、こたつに長時間いると低温やけどしてしまう可能性があります。低温やけどは、体温より少し高めの温度(40~50度)に長時間触れ続けることで起こります。こたつの温度も、ちょうどそのくらいですよね。低温やけどは、肌がヒリヒリしたり赤くなったりといった症状がでます。自覚症状があまりないため、普通のやけどよりも重症化しやすいとも言われているそうです。低温やけどは自覚症状が現れにくいので、寝ている間に発症すると重症化するまで気が付かない場合もあります。もしご家族の方がこたつで寝ているのを見かけたら、起こしてあげるか、こたつの電源を切ってあげてください。

脱水症状はめまいを引き起こす可能性がある先ほど説明した通り、こたつ内は温度が高いため汗をかきやすくなります。そのまま汗をかき続けてしまうと、体内からどんどん水分が失われてしまい、脱水症状を引き起こすことがあるんです。脱水状態になると、めまいや頭痛、ふらつきなどを感じることがあります。こたつの設定温度が高いと、より汗が出やすくなるので気を付けましょう。

「こたつでついつい寝ちゃったけど、思ったより疲れが取れていないなぁ。」と感じたことはありませんか。

こたつで寝てしまうと、体温が下がりきらないまま睡眠することになるため深い眠りにつくことが難しいです。

また、狭いこたつだと寝返りをつ打つことが難しいので、ずっと同じ姿勢でいなければならないですよね。

同じ姿勢で長時間寝てしまうと、身体の一部に負担がかかってしまうので、肩こりなどにもつながりやすくなります。こたつを寝床代わりに使う人もいますが、のびのびと休める布団のほうが身体の疲れを取りやすいですよ。

私が学生の頃、こたつに入って夜中まで勉強して、そのまま寝てしまうことがよくありました。そのたびに、「こたつで寝ると風邪ひくから布団に行きなさい。」と叱られたものです。私以外にも「こたつで寝てしまうと風邪をひく」と言う話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。実は、こたつで寝ると風邪をひくという話は、科学的根拠があるわけではないそうです。ですが、こたつで睡眠の質が低下したり、脱水症状で口の中が渇き雑菌が繁殖してしまったりすると、風邪をひいてしまいやすくなります。また、自律神経が乱れることも、体調の悪化につながりやすいです。「こたつで寝ると風邪をひく」というというのは、科学的根拠があるわけではないものの、あながち俗説とも言い切れないようですね。

ヒートショックについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、ヒートショックについてです

ヒートショックは、以下のようなときなどに起こりやすくなります。

  • 暖房のきいたリビングから寒い廊下や脱衣所に移動したとき
  • 脱衣所で服を脱いだとき
  • 湯船に浸かるときや湯船から出たとき
  • お風呂からあがって、脱衣所に移動するとき

これは、暖かい(熱い)→寒い(冷たい)→暖かい(熱い)という気温(湯温)の変化が短い間に起きることで、血圧が急激に変化することが原因となります。

温度差が10度以上になる状況では、とくにリスクが高いとされているので注意が必要です。

人の血管は、暖かいところでは身体の熱を放出するために拡張し、寒いところでは身体の熱を閉じ込めるために収縮します。そのため、暖かいところでは血液の流れが穏やかになって血圧が下がり、寒いところでは血液の流れが速くなって血圧が上がります。

これらは体温を一定に保つために備わっている大切な機能です。

しかし、温度変化が大きすぎると血管の拡張・収縮も激しくなり、血圧も急上昇・急降下することになります。

急激な温度低下で血圧が急上昇したときには心筋梗塞や脳梗塞、脳出血などの病気を引き起こし、命に関わる事態に陥ることもあります。

また、寒いところから暖かいところに移動して血圧が急激に下がったときは、めまいやふらつき、意識障がいを引き起こすことがあり、転んだりお風呂で溺れたりするなどの危険を伴います。

以下のような人は、ヒートショックになりやすいので注意しましょう。

  • 65歳以上
  • 高血圧、糖尿病、動脈硬化、不整脈などの持病がある
  • 太っている、肥満気味と言われた
  • 睡眠時無呼吸症候群と診断された
  • 一番風呂や熱めのお風呂が好き
  • 食べた後やお酒を飲んだ後にお風呂に入るのが好き
  • いつも30分以上は湯船に浸かる
  • 深夜に入浴することが多い

ヒートショックにならないためには、血圧が急上昇・急降下しないように温度差をできるだけ小さくする必要があります。とくにお風呂やトイレでの対策が大切です。

以下のようなことに気をつけましょう。

  • 脱衣所や浴室をあらかじめ温めておく
  • 湯船の温度は低めの38~40度に設定する
  • いきなり浴槽に入らず、手や足から順にお湯をかけて身体を慣らす
  • 長湯をせず、30分以内に上がる
  • 浴槽から上がるときは慌てずゆっくりと
  • 食後すぐの入浴、飲酒後の入浴は避ける
  • トイレを寝室の近くにするか、寝室に簡易トイレを設置する
  • トイレに暖房器具を置く
  • いきみすぎない

もし、家族のなかにヒートショックになりやすい傾向の人がいるようなら、お風呂場やトイレ、暖房がきかない廊下などのリスクが高い場所には、転倒してしまったときの備えとして手すりを付けるようにしましょう。また、いつもよりお風呂の時間が長いようなら、家族が声をかけてあげましょう。

ヒートショックは、少しの工夫でリスクを減らすことができます。とくに高齢者や持病がある人がなりやすいので、本人も家族も危険性を理解しておき、意識して対策をとるようにしましょう。

お酒について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、お酒について書きたいと思います。

今回は、アルコールについて書きたいと思います。

まず、アルコールは、ADH(アルコール脱水素酵素)によって、アセトアルデヒドに分解されます。さらにALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)によって、アセテート(酢酸)と水素に分解されます。最終的に、酢酸は水と炭酸ガスに分解されて排泄されます。肝臓で処理されなかった残りのアルコールは、汗、尿、呼気となって体外に出ていきます。息が酒臭かったりするのはこのためです。

お酒を飲む場合、よく言われるのが「適量」。無理せず、飲める量を把握しておくようにと言われますが、この適量が難しい。ついつい・・・なんて、この時期、日常茶飯事という方も多いのでは?お酒をいくら飲んでも顔色ひとつ変えない人もいれば、ビールを一口飲んだだけで真っ赤になり、酔ってしまう人もいます。さて、その違いとは?アセトアルデヒドを分解する酵素、ALDHには1型と2型があり、日本人の約46%の人には、生まれつきALDH2型の活性が低いか欠けています。このタイプの人は、アセトアルデヒドを分解する能力が低いため、アセトアルデヒドが体内に蓄積され、悪酔いしやすいのです。「お酒に強い」「お酒に弱い」というのは、このALDH働きの強いか、弱いかによるわけです。このようにアルコールの代謝量には、非常に個人差がありますが、一般的には体重60㎏男性の場合、1時間に約7gのアルコールを分解処理できると言われています。これを基準に考えると、20gのアルコールを代謝するには約3時間が必要となります。飲み始める時間や翌日までにアルコールを完全に処理して肝臓を休めることを考えると、1日平均で20gの純のアルコールの摂取が適量とされています。厚生労働省が挙げる、1日のアルコール摂取量の目安は日本酒で1(180ml)、ほぼ20gの純のアルコール量くらいです。このアルコール量に匹敵するのは、ビールなら中瓶1本(500ml)、焼酎は0.6合(60ml)、ワインは1.5杯(180ml)に相当します。

お酒を飲み過ぎた失敗で、最も多いのは、二日酔いでは?ついつい・・・の結果です。適量を超えてお酒を大量に飲むと、肝臓の処理能力が追いつけなくなりアセトアルデヒドが体内に蓄積します。アセトアルデヒドは毒性の強い物質で、頭痛や吐き気、悪酔い、胃痛、悪寒などを引き起こします。二日酔いは、翌朝になっても見られるこのような不快な症状をいいます。適量を守ること、これが二日酔い予防の一番の得策ですが・・・。二日酔い予防対策としては、お酒を飲むときは、お酒だけを飲まずに、食べ物を一緒に食べることを心がけましょう。空腹でお酒を飲むと、血中アルコール濃度は急激に上昇します。胃腸を強く刺激して、粘膜を荒らす原因となり、肝臓へも負担がかかってしまいます。おつまみの選び方も肝心です。ポイントは“高タンパク低カロリー”。良質のタンパク質をしっかり摂ること、そして、タンパク質の吸収を高めるビタミンB6、肝機能をより高めるタウリンを積極的に。特にタンパク質は酵素の活性化を図り、アセトアルデヒド分解促進、肝臓の働きを助けます。高タンパク質というと、お肉のイメージが強いですが、食べ過ぎると高脂肪、高カロリーになります。脂肪分の多いものは、アルコール代謝にブレーキをかけてしまいます。

おすすめのおつまみは、

湯豆腐(高タンパク低カロリー)、イカの刺身(タウリン)

酢だこ(タウリン)、生牡蠣(高たんぱく低カロリー、タウリン)

枝豆(高タンパク低カロリー) などです。

豆腐、枝豆、納豆などの大豆製品は良質の植物性タンパク質を含みます。おつまみの中には一緒に食べると悪酔いするものもあります。例えば、おにぎりなどの糖質(炭水化物)はアセトアルデヒドの生成を早めてしまいます。それでも二日酔いになってしまったら、深酒するほどの翌朝には、睡眠不足がつきものです。睡眠も十分にとり、体調を回復するのが一番です。また、二日酔いは、肉体的には脱水症状を起こしているため、

十分に水分を補給しましょう。二日酔いのあとにサウナという方もおられますが、実は、脱水症状に拍車をかけてしまい、体にはよくありません。