こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は花粉症についてです。
1.花粉症ってなに?
花粉症とは、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応の総称です。一般的に花粉症の四大症状とされる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに加え、皮膚や喉に不調をきたすこともあります。「アレルギー性鼻炎」、「アレルギー性結膜炎」、「アレルギー性皮膚炎」、「アレルギー性咽喉頭炎」など、そのアレルギーの原因が花粉であるものは花粉症ということになります。
2.花粉症と風邪の見分け方は?
まだまだ寒いこの3月の花粉症は、風邪と間違われることがあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状は風邪の症状と共通しているからです。花粉症か風邪かを判別するための一つの指標として「鼻水」を観察しましょう。風邪の鼻水は、最初は透明でサラっとしていても、数日で黄色くドロっとしたもの(細菌やウイルスと戦った白血球の死骸を含んだもの)に変化します。
数日経っても透明でサラッとした鼻水だとしたら花粉症の可能性が高いでしょう。
3.花粉症のメカニズムについて
風邪にしても花粉症にしても、私たちは免疫システムにより外敵から体を守っています。花粉は自然のものなので、普通なら、鼻の粘膜にある腺毛の働きによって排出されて終わりなのですが、花粉症は、花粉が異物(アレルギーの原因となる抗原)として認識され、花粉に対する抗体(IgE抗体)が過剰生産されることで起こる免疫の過剰反応です。IgE抗体は、花粉症以外のアレルギー疾患とも関係していて、IgE 抗体が作られやすい体質はアレルギー体質とされています。
花粉症と付き合う
花粉症で問題になるのはQOL(生活の質)の低下。たとえば、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの花粉症の症状は、集中力や判断力、作業能率を低下させます。なかでも、鼻づまりは、睡眠障害の原因にもなり、日中の疲労や眠気にもつながります。そこで、まずはセルフケア。花粉症を「防ぐ」、花粉症から「逃げる」、花粉症に対して「強くなる」ことを意識して、QOLを保ちつつ花粉症と上手に付き合いましょう。
1.防ぐ
花粉症の原因は花粉なので、花粉症の症状を和らげるには、花粉を防ぐことが重要です。
2.逃げる
花粉症の原因とされる植物はたくさんありますが、日本で発症する花粉症の多くが2~4月頃に飛散するスギ花粉によるものです。ただ、北海道や沖縄にはスギがほとんど存在しないため、スギ花粉症はありません。
スギ花粉が多く飛ぶ時期だけ、北海道や沖縄へ逃げることができたら良いのですが、なかなかそうもいきません。
せめて、花粉が多い時間帯や気象条件から逃げましょう。スギ花粉は、一般的に昼前後と日没後に多くなります。気温が上がって、スギ花粉がスギ林から都市部へ飛んでくるのが昼前後。また、上空に飛んだ花粉が地上に落ちてくるのが日没後です。 花粉が多くなる気象条件としては、①晴れて気温が高い日、②空気が乾燥して風が強い日、③雨上がりの翌日。花粉が多い時間帯や気象条件では、なるべく外に出ないようにしましょう。
3.強くなる
免疫力が低下すると花粉症にかかりやすくなります。免疫力を高めるには、睡眠と栄養バランスのとれた食事、適度な運動、そして、ストレスコントロールが有効です。
花粉症のツボ
①目の充血やかゆみ、腫れぼったさを取るツボ
魚腰(ぎょよう)
眉の中央にあるツボです。骨の上に当たります。人差し指の腹を小さく使ってツボを探ってみましょう。
軽く圧を加えて小さくクルクル揉みます。押すときは少しだけ上に引き上げるように押すと気持ちいいです。
ツボは眉の上でも下でもなく、真上に取りましょう。
太陽(たいよう)
眉尻と目尻の間から2㎝ほど後ろのくぼみにあるツボです。人差し指を使って軽く押したらそのまま小さくクルクル揉みましょう。人差し指の上に中指を添えて揉むと、より丁寧で安全に行えます。また、押すときは頭の中心に向かって押します。ギュッ、ギュッと強すぎるのは良くありません。「痛いけど気持ちいい」までにしてゆっくり押してくださいねこのツボは側頭筋や外眼筋に刺激を与えることになり、眼精疲労やそれが原因で起こる頭痛にも効果があります。
睛明(せいめい)
目頭と鼻の付け根の骨の間にあるツボです。目が疲れた時に無意識に押さえてしまう場所です。
人差し指と親指の腹でつまんで、ぐっ~と、押しこむように刺激します。
ここも目の近くなので、爪が当たるなどないよう気をつけましょう。
承泣(しょうきゅう)
下まぶたの中央にあるツボです。眼窩下縁で骨の縁に当たります。骨の縁を人差し指で軽く押しましょう。
デリケートな場所なので、指が目に当たることなどないよう気をつけて丁寧に押しましょう。
このツボは、疲れ目からくる目の充血に良く使われます。その他、眼精疲労、眼筋痙攣、かすみ目にも良いです!
②鼻づまりを緩和するツボ
迎香(げいこう)
左右の小鼻のくぼみにあるツボです。ここに人差し指を当て、その上に中指を添えて下に(手前、自分の方)強めに押すと、鼻の通りがスッとして、鼻づまりの改善に役立ちます。
鼻通(びつう)
小鼻のすぐ横の迎香から鼻に沿って2センチほど上にあるツボです。鼻づまりがあるとき、ここをぐっと押すと少し痛さを感じますが、ある程度の強さ「痛いけど気持ちいい」くらいで押さないと効果は期待できません!
鼻づまりに効果があるので鼻通(びつう)という名前が付いています
③鼻水を抑えるツボ
大椎(だいつい)
首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあるツボです。首の後ろにあり、少し押しにくい場所なので、小さなカイロを貼ったり、ドライヤーで温めたり・・・、お灸もおススメです
大椎は全身を温めることができるツボ!ここを温めると首や肩のコリがやわらぎ、エネルギーが高まります。
また風邪気味のときには、この部分を温めると症状がやわらぎます