ジャンパー膝とは

あなたはこんなお悩みを抱えてはいませんか?

  • ジャンプや着地動作の時に膝が痛い
  • 走ると膝が痛い
  • 立ったり座ったりすると膝が痛い
  • 膝が痛くて正座ができない
  • 膝の痛みが治ったと思ったらまた痛くなるを繰り返している
  • 病院や整骨院、整体に行ってるが一向に良くならない

ジャンパー膝(膝蓋腱炎)について

どんな筋腱?

膝蓋骨の下にある筋腱です。飛び降りた時やジャンプからの着地で負担がかかります。大腿四頭筋の柔軟性低下が要因とされていますが、着地時のタイミングのズレが原因のことが多くあります。バレーボールやバスケットボールの着地時や、サッカーやランナーの走る動作で、足首からの衝撃を受け止めると負担がかかります。 

原因

着地時に、膝蓋腱に繰り返してかかる負担が原因です。膝蓋骨周辺に微小断裂が起こります。筋腱の微小断裂の痛みは体が温まると良くなる特徴があるので、 体が温まっている時のオーバーユースが原因  で、冷えてから症状の悪化に気が付きます。筋腱の損傷が治りきらないうちに無理をすると、ムコイド変性(結合組織の粘液変性)、フィブリノイド変性(線維素様のものが組織に沈着して組織傷害や炎症を引き起こす)が起きて痛みが慢性化してしまいます。 

症状

12~20才に多い膝蓋骨回りの痛みです。体が温まると症状が改善しますが冷えると悪化します。症状が悪くなると運動時も痛みが続きます。腹ばいにして膝を曲げると、大腿前面の突っ張ったような疼痛から逃れるために尻上がり現象が出現します。MRIやエコーで筋腱の変性が確認できます。サーモグラフィーを使うと筋腱炎の症状が確認できます。 

治療

膝の痛みはどちらも膝蓋靭帯と、靱帯が付着している部分に強い負荷がかったことによりおきます。
つまり、この部分にかかる負荷をできるだけ少なくしてやればいいわけです。
膝蓋靭帯につながる大腿四頭筋というふとももの前の筋肉の緊張を取り除くことで、痛みを起こしている部分にかかる負荷を軽くします。
そうすることで、炎症の発生を防ぐことができます。