うつ病・パニック障害 ¥1,500~

  「うつ」はこころの症状とからだの症状があります。

こころの症状は「憂うつ感」、「興味・関心の低下」です。 中でも憂うつ感は1日の中でも波があり、午前中はひどく、午後・夕方に なると改善していきます。また、今まで好きだったことへの意欲の低下や何をするのもおっくうになるなども代表的な症状です。
からだの症状は「頭痛」「眠れない、朝早くに目が覚める」「からだが だるい」など人によって多くの症状が現れます。

  軽いうつ症状を見逃さない

初期の段階では、ちょっとおかしいけど頑張れば仕事や生活ができる といった状態です。もちろん病院でも「異常がない」「原因が わからない」といわれ、不安になります。こころの症状は気が つきにくいですが、からだの症状からうつ病の可能性を考えて 置くことが大切ですね。

  うつの症状と脳の関係

脳は「意欲」「食欲」などの行動を命令します。この脳からの働き が弱くなることが、こころの症状を起こすと考えられています。実際にうつ病の薬には 脳にある神経の伝達物質である「セロトニン」「ノルアドレナリン」 を活性化させる働きがあります。
脳には自律神経への命令も関わっていることから、脳の影響により自律神経も 不安定になります。自律神経は筋肉や皮膚だけでなく内臓の働きに強く関わって いますので、不安定な状態は、からだの症状となって現れます。

脳の働きが低下するのは
脳の病気で働きが低下するのは理解できると思います。病気になって いない人が働きを低下させる要因は「脳のパニック状態」にあると考えて います。
脳は身体中からの情報を処理していますが、それが極端に多くなったりすると、異常な情報があると脳はパニック状態になります。代表的な要因 としてストレスや精神不安定ですが、平衡感覚の障害や体調不良などの多くの 要因が関係してパニック状態になります。
パニックになった脳は働きの低下や自律神経の不安定を起こし、うつの症状 やパニック障害を起こします。 

鍼灸で脳への負担軽減と身体の改善
脳への情報を正常にコントロールすることを目標に鍼灸をしていきます。 反応点治療で内臓ケアや頭痛や肩コリ、腰痛などの痛みの症状の改善をし、自信 を持てる身体づくりをします。

  自宅でのケア

完治を一日でも早くするために、当院ではセルフケアを提案させていただいて おります。毎日10分の刺激が体調を向上させます。根気がいりますが マイペースで進んでいきましょう。

  安井鍼灸整骨院のうつ病・パニック施術の流れ

  1. 身体の不調から関係の深い反応点(ツボ)をさぐります。
  2. 細いはりで刺激し、個々の症状を軽減していきます。
  3. さらに温灸などで内臓の機能を高めます。
    自律神経系への負担を減らすことにより不調の発生を減らし、特に睡眠の改善を目指します。
  4. 身体の不調により硬くなった背中や首肩のコリについても取り除いて身体を楽にします。

  心に効くツボとは?

うつ病治療に使われるツボは、実は、健康な人たちに対しても、「脳の活性化」につながることも、最近わかって来ました。つまり、心をすっきりさせることが期待できるのです。

そこで、簡単にできる「心に効くツボ」を2つご紹介します。
一つ目は「合谷(ごうこく)」。手の親指と人差し指の間くらいにあります。もう一つが、「百会(ひゃくえ)」。いわゆる頭のてっぺんにあるツボで、押すとちょっと、他の場所よりやわらかく感じやすい場所です。基本的なツボの押し方は、①指で3秒~5秒押す。②指を離し、同じ時間休む。③5回ほど繰り返す。ポイントとして、ツボを押す強さはハンコを押す程度。くれぐれも、押しすぎには注意してください。ツボを押すと、最初痛みがあるかと思いますが、「がまんできる範囲で」続けると、それが和らいでいくといいます。