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秋バテについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、秋バテについてです
夏も終わりに近づいてきました。秋になると気温も真夏より涼しくなってくるのに、夏バテのようなだるさや食欲不振、疲れがとれないなどの体調不良を感じることはありませんか?原因は現代病ともいわれている、「秋バテ」かもしれません。
まだまだ暑い日は続いていますが、これから食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、秋を楽しむために、一足早く「秋バテ」の予防を今回はご紹介したいと思います。

秋バテの症状とは

  • だるい、疲れやすい
  • 食欲不振
  • 胃腸の不調
  • 立ちくらみ、めまい
  • 肩こり、頭痛など、様々な症状が現れます。

秋バテの原因と予防方法

秋バテの主な原因と予防方法をご紹介いたします。

●原因①:温度差による自律神経の乱れ
私たちの体は体温を一定に保つように調節する機能が備わっています。汗をかいたり血管を広げたり縮めたりして体温を調整するのは、自律神経の働きです。しかし、夏の疲れがたまっていたり、秋は季節の変わり目で気温差や気圧の変化があるため、体は温度差に対応しきれず自律神経が乱れがちになったりします。自律神経は体温以外に血液循環・代謝などの機能もコントロールしているため、全身に様々な症状が現れるのです。

●予防方法:
秋は日中と夜の温度差に備えて上着を1枚持ち歩くことなどで体温調節がしやすくなります。入浴もぬるま湯にゆっくりとつかり、体を中から温めましょう。リラックスすることで自律神経の乱れを整えるとともに、血液の巡りもよくなるのでお勧めです。ついついシャワーで済ませがちですが、湯船につかることが大切です!

●原因②:冷たいものの食べ過ぎ、飲みすぎによる内臓の冷え
夏の間、暑い暑いと言って冷たいものや冷たいものばかりを飲むと「内臓冷え」が起こります。夏の間に内臓を冷やしていると、秋になっても下痢、便秘、食欲不振、全身の血液の流れが悪くなるなど様々な症状が現れます。

●予防方法:
内臓が冷えることで免疫力も下がり風邪もひきやすくなります。常温や温かいもの、体を温める食材(ネギ、ニラ、ショウガ、ニンニクなど)を取り入れて、体を冷やさないようにしましょう 

●原因③:水分不足
暑い夏が過ぎると水分補給の意識も薄れがちです。水分が不足すると血液がドロドロになり、全身に酸素が届きにくくなることで、体調不良を起こしてしまいます。

●予防方法:
日中はまだまだ暑い日も続きますので、こまめに水分を補給しましょう。冷たい飲み物は内臓を冷やしてしまうので常温~温かい飲み物がオススメです。

秋バテにはこのツボを押してみましょう!

中脘・・・・消化不良・胃痛・胃炎・胃下垂・疲れ
★みずおち上端と臍と結んだ中央

気海・・・・下腹の冷え・月経不順・頻尿
★臍の真下指2横指分下がったところ

足三里・・・疲れ・だるさ・食欲不振
★拇指と中指を開き膝の上縁に直角に当て、膝下の中指の尖端

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秋の冷え

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、秋の冷えです。

☝️ 体調管理が難しい時期を乗り越えよう

冷え症は寒い時期の代表的な症状ですが、夏場では服装や食事が「冷え」に対して無防備になりがちで、低めの温度のエアコンや冷たい飲み物、食べ物などにより、体温の低下や血行不良を起こす人が多く見られます。
9月に入り、体には夏の疲れが溜まっているうえ、昼夜の気温変化も激しくなります。季節の変わり目には、しっかりとした体調管理をしないと「冷え」による思いがけない体調不良につながります。

☝️「冷え」と「自律神経の乱れ」に注意

エアコンを長時間使用していると、自律神経系の交感神経が働き、体温を体の中から逃がさないように血管が収縮します。このため血流は悪化して、冷え症を起こすのです。また、自律神経の乱れは、他にも基礎代謝や新陳代謝を低下させてしまいます。

☝️健康を取り戻すポイント

冷えから身を守るためには、体を温め、血行を改善することが大切です。次のポイントを参考にして、健康維持に努めましょう。

生活の心得

  • 首、手、足から冷えるので、その部分の保温をしっかりとしましょう。
  • いつまでも夏用の寝具・パジャマは使わないように注意しましょう。
  • エアコンの使用は暑い日だけにして、設定温度も高めにしましょう(外気との温度差は5度以内に)。
  • ウオーキングやストレッチなど軽い運動を心がけましょう。
  • 3840度くらいのぬるめの湯でゆっくりと半身浴をして、体の芯から温めましょう。
  • 十分な睡眠をとりましょう。

食事の心得

  • 栄養バランスのとれた食事をとりましょう。
  • 体を内側から温める食材をとりましょう。
    体を温める食材としては、ニンジン、カボチャ、ダイコン、カブなどの根菜類、ヤマイモ、サトイモ、サツマイモなどの芋類、シソ、ショウガ、ニンニク、ネギ、タマネギなどの薬味野菜があります。
  • 疲労回復力をアップさせるビタミンやミネラル、抗酸化物質、酵素、良質なたんぱく質が豊富な食材をとりましょう。これらは牛肉や豚肉に多く含まれています。 

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秋の乾燥

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、秋の乾燥です。
空気が乾燥しやすい秋は「潤い」を意識して生活しよう!
暑かった夏もひと段落。朝晩は涼しく、秋の訪れを感じる季節になりました。
秋は過ごしやすい気候で、「食欲の秋」「スポーツの秋」など楽しみが多い季節ですね。そんな秋にも、体調を崩す原因が潜んでいます。
そこで、今回は秋の過ごし方についてご紹介したいと思います。秋を健やかに過ごし、冬の寒さに備えましょう。

こんな症状はありませんか?

  • 風邪をひきやすい
  • 鼻や喉の乾燥
  • 喉の痛み
  • せき
  • 皮膚の乾燥・かゆみ
  • 便秘
  • 気分の落ち込み

など

秋は「燥」の季節

秋は、朝晩の冷え込みが強くなり、空気が乾燥しやすい時期です。夏に盛んに行われていた皮膚呼吸による水分や老廃物の代謝が少なくなるため、気管や鼻、喉に負担がかかります。さらに、乾燥した空気が鼻や喉の粘膜を刺激することで、せきや痰、喉の痛みなどの症状が現れやすくなります。
東洋医学の五行説でも、秋は「燥」の季節にあたり、燥邪の影響を受けやすくなると考えられています。この時期、一番影響を受けやすいのが「肺」です。「肺」は鼻や喉、気管支などとつながっているため、主に呼吸器系の不調が起こりやすくなります。また、大腸や皮膚なども燥邪の影響を受けやすくなるため、便秘や皮膚の乾燥にも注意が必要です。
また、秋から冬にかけては自律神経が副交感神経優位から交感神経優位にシフトしていきますが、この変化がスムーズに行われないと、ホルモンのリズムが崩れたり、免疫機能が低下したりして、風邪をひきやすくなるなど、さまざまな症状が現れます。

秋の過ごし方のポイント

乾燥を防ごう
乾燥が気になる時は、マスクをしたり、加湿器を使用したりするなど、適度な湿度を保ちましょう。喉に負担がかからないよう、鼻呼吸を意識することも大切です。また、口の渇きや肌の乾燥、便秘が気になる時は、白湯や温かいお茶などで水分をこまめに取りましょう。

体を潤す食材や旬の食材を取り入れよう
梨、ごま、れんこん、白きくらげ、松の実、ゆり根などは、体の潤いを補ってくれる食べ物です。肌荒れや冷え症などの症状がある人は、ひじきやあさり、いわしなどの魚介類、鶏肉などがおすすめです。また、旬の食材は栄養が豊富に含まれています。さつまいもやじゃがいも、ごぼうなどの根菜類、きのこ類、さんま、いわし、サケ、サバなどの魚も積極的に食べましょう。

冷えに注意しよう
薄着で体の熱や水分を逃さないよう、朝晩の冷え込みが強い時はカーディガンを一枚羽織る、タートルネックやスカーフなどで首元を温めるなどの工夫をしましょう。また、冷たい飲食物を控えたり、食材には火を通したりするなど、体を内側からも冷やさないことが大切です。

交互浴(温冷浴)で自律神経を整えよう
自律神経を整えるには、交互浴(温冷浴)がおすすめです。温かいお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法で、温かいお湯で副交感神経、冷たい水で交感神経を交互に刺激することで、自律神経のバランスを整える作用があります。

交互浴の方法

  1. 3642℃位のお湯(シャワーでも可)に1分浸かる
  2. 1524℃位の冷水のシャワーを1分浴びる
  3. 125回程度繰り返す。最後は、冷水で終わるようにする

冷たい水が苦手な方は、足にシャワーをかけるだけでも大丈夫です。くれぐれも無理をしないようにして下さい。高血圧や心臓病の方、医師から入浴を止められている方、飲酒後などは、交互浴は控えましょう。 

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夏太りについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏太りについてです。

暑いからヤセる!はまちがい

夏は暑くて汗をたくさんかき、食欲が減退してしまう人も多いことから、ヤセるというイメージがあるのではないでしょうか? ところが実際は、そんなことはないのです。
夏にかいている汗は、体温調節のためのものであるため、実はほとんどカロリーを消費していません。ところが、ちょっと動くだけですぐに汗をかいてしまうことから、極力動かないようにしようという意識が働き、知らないうちに運動不足に陥っていきます。
また、現代、多くの人が長時間を過ごすのが、冷房がガンガンに効いている屋内。しかし、屋外はめまいのしそうな猛暑。この気温差により、私たちの自律神経はすっかり乱され、その影響でホルモンの働きがアンバランスになり、代謝も低下してしまうのです。
そもそも、気温が高く、自ら体温を上げる必要がない夏は、基礎代謝も下がりがち。
代謝とは、摂取したエネルギーを体内で消費する活動のことですから、これが落ちれば、当然太りやすくなるというわけです。
夏は決してヤセる季節、というわけではないのです。

夏“あるある”にも落とし穴が

夏というと、とかく「スタミナを摂ろう!」とばかりに、高カロリーな食事に走る人がいますが、高カロリー食に偏れば、当然太っていくことになります。夏は代謝が下がっているので、高カロリー食なんて摂ったら大打撃。おまけに、カロリーが多いからといってスタミナがつくわけではありません。
一方で、食欲が落ちて、「食べやすいものを食べよう」と、そうめんや冷や麦といったものばかり食べてしまうという人も見受けられます。一見太らなそうですが、摂取できるのはほぼ炭水化物とカロリーだけですから、これも太る原因に。人間の体はビタミン、ミネラル等を含め、必要な栄養素が全部そろって、初めて効率よく代謝されるようにできているからです。
また、冷たい麺が体を冷やし、よけいに代謝を下げてしまうという面も。
冷たいものといえば、この時期は、かき氷やアイスなどにもつい手が伸びがちに。冷たい食べ物は、甘さやくどさを感じにくいため、糖分・脂質過多に陥りやすく、これも注意が必要です。
お風呂はどうでしょうか。「汗を流せればいいや」と、シャワーだけですませていませんか? ところが、シャワーだけだとどうしても体が温まりにくいため、代謝も上がりにくく、太りやすくなってしまうのです。
夏太りの落とし穴は意外なところに、またあらゆるところに潜んでいるのです。

あなたの夏太りリスクは!?

ふだんからの生活習慣や体質、夏の過ごし方で、夏太りしやすいかどうかがわかります。

✅冷房の効いた室内で過ごす時間が長い

冷え性である

夏はスタミナをつけるべく、カツ丼などの高カロリー食を意識的に食べる

夏の夕食は、たくさんのビール&揚げ物というパターンが多い

夏は食欲がなく、食べられるものを食べている

ふだんからシャワー浴、または夏はシャワー浴だ

エレベーター移動が多く、階段はめったに使わない

ふだんから、または夏は特に、冷房の効いた車や電車での移動が多い

夏は暑いから、できるだけ体を動かすことはしない

寝る直前までテレビやスマホを見ていることが多い

チェックが多いほど、夏太りしやすい傾向にあります。
これまでお話ししてきたように、夏太りの一因は自律神経の乱れ。就寝直前まで液晶画面を眺めていたのでは、自律神経がアンバランスになってしまいますよ。
年々エスカレートする酷暑は「涼しいところにずっといたい、できるだけ動きたくない、食べられるものだけ食べていたい」と思わせるに十分ですが、夏太りを避けるためには、以下のような対策を心がけてみてください。

バランスの取れた食事を

暑いからといって極端な食生活に走ることなく、胃に負担の少ない良質のタンパク質(肉、魚、大豆製品、卵など)やビタミン類(野菜、果物など)をバランスよく摂るようにしましょう。
そうめんや冷たい飲みもの、アイスしか食べられない……という人こそ、体を冷やす働きのある夏野菜がオススメです。夏野菜には体内にこもった熱を除去し、調子を整えてくれる作用があるため、食欲もわいてくるはずです。

夏こそ湯船に浸かる

暑いから湯船になんて浸かりたくない、と思うかもしれませんが、湯船に浸かったほうが基礎代謝アップにつながります。とはいえ、あまり熱いお湯では、自律神経の中で、緊張・興奮を司る交感神経のほうが活性化され、ヤセる効果は期待できません。忙しい現代では、多くの人が交感神経ばかりが優位な状態にあるからです。
そこで、ぬるめのお湯に1020分程度を目安に浸かるようにしましょう。こうすることで、リラックスして次第に副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整います。温浴効果で血液循環もよくなり、代謝もアップしますよ。

適度に運動を取り入れて

炎天下での激しいスポーツは危険ですが、オフィス内の移動時に、階段を使ってみるなどの工夫を心がけましょう。プールでの水泳も、暑さが和らぐうえ、消費カロリーはかなり高いのでオススメです。また、寝る前に軽くストレッチをするだけでも違います。ストレッチは、消費カロリーは少なめですが、ストレッチをくり返し行うことによって筋細胞が増え、筋繊維が長く伸びることにより、代謝を上げる効果が期待できます。

リンパマッサージで滞りを解消

冷房の効いた部屋に長時間いたり、運動不足だったりすると、リンパも滞りがちになります。リンパが滞ると体がむくみ、これも夏太りの一因になります。リンパの滞りは、実は自律神経の乱れにもつながるため、さらに夏太りに拍車をかけることに……。すきま時間などを利用して、手のひらで末端から心臓に向けて、やさしくなでるようにマッサージを行うとよいでしょう。

深呼吸で副交感神経を優位に

自律神経は心臓の拍動、血圧、呼吸などをはじめ、身体機能を健全に保つために休みなく働いている重要な神経であるため、基本的に、意識によってコントロールすることはできません。
ところが、唯一これを意識的に手軽に調整できる方法があります。それが呼吸です。拍動や血圧は意図的に変えることはできませんが、呼吸なら調整できますからね。
なかなか優位になりにくい副交感神経を活性化するには、深い呼吸をすることが大切です。1日2回程度、深呼吸を行うだけでも、自律神経のバランスが整っていきますよ。
これらの項目に注意すれば、夏太りはきっと避けられるはずです。意識しながら、夏を元気に快適に過ごしてくださいね。

夏太りにおすすめのツボ

【胃腸の働きを整え、代謝を上げるツボ】

  • 「胃点(いてん)」耳の中央
    → 胃点を親指で押さえながら耳を引っ張り、上下に動かす
  • 「太渓(たいけい)」内側のくるぶしの後ろ
    → 親指で押しながら足首を回す
  • 足首を上下に動かす
    →「陰陵泉(いんりょうせん)」「三陰交(さんいんこう)」「太渓(たいけい)」
    3つのツボを同時に刺激できる
    ふくらはぎを揉みながら行うとより効果的

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夏の睡眠について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏の睡眠についてです。

エアコンがほぼ完備された現代でも、夏になると寝苦しさを感じるという人は多いのではないでしょうか。暑さや湿気で寝つきにくい、エアコンをつけて寝てもタイマーが切れると起きてしまうなど、夏の睡眠はなかなか厄介。その解決には、こうした暑さにまつわるトラブルに対処するのはもちろん、そもそも多くの人が抱えている睡眠の質の低下に、きちんと向き合うことが大切です。睡眠のメカニズムを知り、暑い夏でも快適に入眠できるようにしましょう。

「ぐっすり眠る」とは?

人の睡眠には、大きく分けて浅い「レム睡眠」と深い「ノンレム睡眠」の2つがあります。体は休んでいるものの脳は活発に動いているのがレム睡眠、脳も体も深い休息状態にあるのがノンレム睡眠です。ノンレム睡眠はさらに3段階に分かれ、このうちの3段階目が「深睡眠」と呼ばれる、最も深い眠りです。
睡眠時間は、30代以上であれば6時間半から7時間半程度あると理想的ですが、そのなかでも最も大事なのが最初の4時間で、この4時間の間に2回以上深睡眠が訪れると、大半の疲れが取れるといわれています。深睡眠をとるためには、自律神経の状態やホルモンバランスが大切であり、入眠に向けてその条件を整えていく必要があります。

朝日を浴びないと眠れない!?

快適な入眠には、自然な眠りを誘う働きがある「メラトニン」というホルモンがしっかり分泌されることが不可欠です。メラトニンは強い光によって分泌が抑制されるため、昼間は少なく、日没以降に増えます。
このメラトニンは「セロトニン」という別のホルモンが原料になって作られます。そして、セロトニンは、朝日を浴びることで分泌されるという性質があります。
つまり、よい眠りのためには、きちんと朝日を浴びることが大切なのです。朝日を浴びると、セロトニンが分泌され、そこからメラトニンが作られ、メラトニンの働きで日没以降徐々に眠くなり、すんなり入眠できるという、良い睡眠サイクルになります。朝起きたらすぐにカーテンを開けて、しっかり朝日を浴びましょう。
また、休日に昼過ぎまで寝てしまうと、この睡眠サイクルが乱れて夜寝つけなくなり、月曜の朝からグッタリということに。休日でも、寝坊するのはいつもの起床時間より1時間プラスくらいまでにし、睡眠ホルモンがリズミカルに分泌されるようにしましょう。

ストレスが自律神経に悪影響

快適に入眠するには「自律神経」のバランスを整えることも大切です。自律神経には2つあり、「交感神経」は仕事時や緊張時、ストレスを受けたときなどに働きます。もうひとつが「副交感神経」で、リラックス時や睡眠中に働きます。この2つがシーソーのように優位になったり、働かなくなったりして、バランスをとっています。快適な入眠が訪れるのは、副交感神経が優位になったときです。
ところが、ハードワークや満員電車など、現代は常にストレスフル。スマホの普及で発達した情報社会も、便利さの裏で大きなストレスをもたらしました。寝る直前まで、PCやスマホを眺めているという人も多いことでしょう。こうした状況では常に交感神経が優位になり、なかなか入眠できないため、睡眠の質が落ちている人が増えているのです。

あなたの「睡眠充実度」は?

あなたは健康的なよい睡眠がとれているでしょうか。次の項目の中で、その状況になったら「うとうとする」と思うものにチェックを入れましょう。

✅座って新聞や本などを読んでいるとき

✅座ってテレビを見ているとき

✅会議、映画館、劇場などで静かに座っているとき

✅乗客として、1時間以上続けて自動車に乗っているとき

✅座って人と話しているとき

✅座って書類や手紙などを書いているとき

チェックがついた項目が多ければ多いほど、いい眠りが取れていない可能性が。次のような点に注意して快適な入眠を心がけ、良質な睡眠を取るようにしましょう。

夜は浴びる光を調節する

夕方以降、強い光を浴び続けることは、快適な入眠の妨げになります。特に、蛍光灯などの青白い光はメラトニンを抑制する作用が強いため、夜は室内の照明を白熱灯など、温かい色の光に変えるとよいでしょう。間接照明や足下照明などを利用するのもオススメです。
また、PCやスマホから出るブルーライトにもメラトニンを抑制する働きがあるので、寝る1時間前には見るのをやめて。また、ブルーライトを抑えたり、カットする機能を使い、できるだけその光を浴びないようにしましょう。

朝食で「トリプトファン」をとる

心地よい眠りをもたらしてくれるメラトニンの原料はセロトニンですが、そのセロトニンの原料となるのが「トリプトファン」というアミノ酸です。
トリプトファンは大豆製品や、肉、魚、卵、乳製品などに含まれ、これを朝食時にしっかりとることで、1416時間後、つまり眠る頃のタイミングに、たくさんのメラトニンが生成されるようになるのです。
食事は三食規則正しく食べ、リズムをつけることがよい睡眠につながります。そしてメラトニン生成の面からは、特に朝ごはんでトリプトファンを含む食材を中心に、バランスのとれた食事をすることが大切だといえます。

夏でも湯船に浸かる

夏は、「暑いから」とシャワーだけで済ませる人も多いようですが、快適な入眠のためには、湯船に浸かることが大切です。というのも、快適な入眠には、「深部体温」のリズムを整えることも重要だからです。
深部体温とは内臓など体の深部の温度のこと。通常、起床から11時間後くらいに最も高くなって、その後下がり、下がるときに眠気が訪れるようになっています。
ところが、現代はストレスなどにより、深部体温が「上がって下がる」リズムを刻めていない人がたくさんいます。
そこで、しっかり湯船に浸かることで深部体温を上げようというわけです。一度上げることでリズムがつくりやすくなり、快適に入眠できるようになります。
ただし、熱すぎる湯に浸かると交感神経が優位になり、寝つきづらくなってしまうので、40℃程度までのぬるめのお湯に1015分程度を目安にしましょう。また、寝るときにタイミングよく体温が下がるようにするために、入浴は寝る1時間半から2時間前くらいまでに済ませるとよいでしょう。

夕方以降はうたた寝しない

帰りの電車内や、帰宅後にテレビの前などでうたた寝してしまうと、夜の睡眠の質は落ちてしまいます。というのも、眠気というのはコップにたまった水をぶちまけるように、一気にこぼしたときが一番ぐっすり眠れるからです。
一方で、昼過ぎまでのうたた寝は、夜の睡眠にさほど影響しません。夕方以降のうたた寝を防止するためにも、昼寝はオススメ。ただし、昼寝をするのは遅くても午後3時までとし、20分未満にとどめるようにしましょう。

エアコンを上手に使う

就寝中のエアコンはタイマーを使っている人も多いようですが、タイマーが切れた瞬間に暑くて起きてしまうという声もよく聞きます。すると、当然睡眠の質は落ち、疲れも取れません。あまりに暑い時期は、一晩中エアコンを使っても。
ただし、夜間は基本的に深部体温が下がるので、冷やしすぎるのはNG。設定温度は2728℃程度を目安にし、風が直接当たらないようにしましょう。扇風機で、エアコンの冷風を室内全体に巡らせるなどの工夫を取り入れてください。

入眠&睡眠の質に効くツボ

不眠で困った! そんなとき、悩み解消のためにもっとも手軽に取り組めるのが「ツボ押し」です。今回ご紹介する2つのツボは、ベッドに横たわった状態で押すことができるので、眠る直前に刺激するといいでしょう。

①スッと入眠できる「内関(ないかん)」

 内関(ないかん)は、両手首の近くにあるツボです。自律神経のバランスを整えて穏やかな気分にさせてくれます。内関は手首を曲げた時にできる一番太い横ジワの中央から、ひじに向かって親指2本分移動したところにあるくぼみです。押すとピリピリとした刺激を感じるので、親指で優しく垂直に押してみてください。

②質の良い睡眠がとれる「百会(ひゃくえ)」

 百会(ひゃくえ)は、頭頂部の近くにあるツボです。全身の気を補い、ストレスやイライラした気分を解消してくれます。百会は両耳をつなぐ直線と眉間の中心線が交わるところにあります。いわゆる頭のてっぺんである頭頂部よりは、前の方にあるので注意してくださいね。気持ち良さを感じる程度の強さで、小さい円を描くように刺激してみましょう。

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シミについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、シミについてです。

1】肌(皮膚)のいろいろ

全身をおおう、肌(皮膚)。その総面積は大人で約1.6㎡、畳1枚分もあります。外部環境から体を守る保護作用の他に、体温調節作用や呼吸作用、感覚作用(寒熱や痛みなどを感じる)、免疫作用、分泌排泄作用(汗や皮脂を出す)など様々な働きがあります。肌は、層状の構造をしていて、肌の最も外側にある部分を「表皮」といいます。さらに、表皮も表面にある「角質層」や、表皮の奥にある「基底層」など複数の層からなっています。そして、基底層では、肌の細胞がつくられています。つくられた細胞は、細胞分裂をしながら角質層まで移動していき、角質層で一定期間とどまった後、垢となって肌表面からはがれ落ちていきます。
このように肌では、絶えず新しい細胞がつくられ、古い細胞との入れかわりが起こっています。この肌細胞の入れかわりが「ターンオーバー(新陳代謝)」です。その周期は20代でおよそ28日です。年齢とともに遅くなります。では、なぜ周期的に生まれる肌に“しみ”ができるのでしょうか。

2しみのしくみ

私たちの肌は、紫外線を浴びると、紫外線から体を守るために基底層のメラノサイト(色素細胞)でメラニン色素を生成します。日焼けをした肌が数ヶ月もたてば元の肌の色に戻るのは、ターンオーバーによってメラニン色素を排出しているからです。ところが、強い紫外線を浴びてメラニン色素が大量に生成されてしまうと、排出が追いつかなくなります。また、加齢によってターンオーバーが鈍ってくると、メラニン色素の排出も鈍くなります。そうすると、メラニン色素は表皮に残ったままになり、やがて“しみ”となって現れてしまうのです。
そのため、しみを予防するには、『しみを生み出すもの』と『しみを肌に残すもの』への対策が必要です。つまり、しみのもとになるメラニン色素を過剰につくらないことと、しみを肌に残さないようにターンオーバーを促し、メラニン色素を排出するということです。ターンオーバーは不健康な生活習慣でも鈍るため、生活習慣にも気をつけなければなりません。それから、肌に合わない化粧品の使用、抗生物質など薬の服用、ナイロンタオルや洗顔ブラシでのこすり過ぎ(摩擦)火傷やニキビ、けがといった傷跡などによってもしみができることが知られています。次項では、健康な肌づくりのための生活習慣などついて説明します。

3】健康な肌づくりのために

◎栄養バランスの良い食事をとりましょう・・・特にミネラル・ビタミンを積極的に補いましょう。これらは健康な細胞の産生や活発なターンオーバーに不可欠です。また、野菜や果物などに多く含まれる“ファイトケミカル”の補給もおすすめです。

◎十分な睡眠をとりましょう・・・ターンオーバーは、睡眠中に活発に行なわれます。睡眠中には、成長ホルモンの分泌が盛んになります。成長ホルモンは、ターンオーバーを促し、体の機能の修復や疲労回復をサポートします。

◎ストレスを上手に解消しましょう・・・ストレスは、老化の一因となる活性酸素を発生させ、ミネラルを浪費したり、免疫機能の低下やホルモンバランスの乱れを招いて、ターンオーバーを遅らせます。自分に合ったリラックス方法を見つけ、リフレッシュを心がけましょう

◎日焼け止め・帽子・日傘などを活用して紫外線をカットしましょう・・・紫外線は活性酸素を発生させ、細胞を傷つけ、老化を早めます。

◎洗顔はやさしく丁寧に行ないましょう・・・肌の表皮はおよそ0.2mmほど。肌をキレイにしようと強くゴシゴシとこすっては、薄い肌を傷つけてしまい、逆効果です。また、ご自身の肌に合ったスキンケアを選びましょう。 

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冷房病について

こんにちは。今回は、冷房病についてです。

暑い日に外からクーラーの効いた部屋に入ると、「生き返るー!」と思えるほど気持ちが良いと感じることも多いのですが、涼しい部屋と暑い外を行き来する夏は、体調不良を起こしやすい季節です。 原因の一つに冷房病と呼ばれる体調不良。これは、暑い!寒い!と急激な温度変化を繰り返していることで、発汗や体温の調整をしている自律神経が乱れてしまうことが原因で起こります。

自律神経が乱れると・・・

体が温まりにくくなってしまい、そのため汗をかきづらくなります。汗には乳酸などの疲労物質を排泄する役割があります。汗がかけない状況では、疲労物質が体にたまってしまうので、だるさや疲れやすさ、夏バテにつながるというわけです。
その他にも体が冷やされることで血行が悪くなったり、心臓や胃腸の働きが弱くなったり、様々な体調不良につながってしまいます。

冷房病の症状

冷房病女性は、一般的には筋肉が少なく脂肪が多いので冷房病になりやすく、その対策をとっている方も多いのですが、男性でも起こります。しかも男性の場合は対策をとらない方が多く、体調不良が長引いてしまったり、風邪などに悪化させてしまったりすることもあるのですよ。
自律神経自律神経が対応できる温度差は5℃までと言われています。節電、節電と、涼しく感じられずに不満に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、体の負担を考えると、涼しさを感じないくらいがちょうどよいのです。
それでも送風口の近くなど、風が直接当たる場所では必要以上に涼しく、体温の低下が起こります。

そこで!冷房対策として!

①上着、ひざ掛けを常備しておきましょう

ひざ掛け・靴下 冷房の効いている部屋では、夏場の薄着では体温が下がってしまいます。上着を羽織ったり、ひざ掛けをしたり、首になにか巻いたりして、風が直接肌に当たるのを避け、体温の低下を防ぎましょう。足首をおおえる靴下も効果的です。

②冷房の効いた場所では体を冷やす食べ物を控え、体を温めるものを食べましょう

あたたかいもの 食欲がないと、ついつい食事を冷たいものや、簡素なもので済ませてしまいがちになりますが、夏場も栄養バランスをしっかり考えた食事をとりましょう。冷房の効いている場所では、体を温めてくれるような、生姜、ネギ、にんにく、かぼちゃ、たまねぎ、とうがらしなどをとることもお勧めです。そして飲み物はぜひ温かいものを。冷房の効いた場所で冷たいものをとると、体の中外から急速に冷えて、消化機能の働きが悪くなってしまいます。

③シャワーで済ませず湯船につかりましょう

ゆっくりお風呂に 暑い日はシャワーで済ませてしまうことが多いと思いますが、少しぬるめの湯温でゆっくり湯船につかると、体を温め胃腸の働きや血行をよくし、疲労回復や体調管理に効果的です。安眠にもつながります。

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腸内環境について

 

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、腸内環境についてです

1】腸内環境が大切な理由

腸は小腸と大腸に分かれていて、それぞれ次のような働きを行っています。

  • 小腸:食べ物の最終消化と栄養の吸収
  • 大腸:小腸で消化・吸収された食べ物の残りカスを一時的に蓄えて余分な水分を吸収し、程良い固さの便を作る

口から摂取した食べ物は、腸で吸収されて初めて体を作る栄養になります。吸収された栄養は毛細血管を通って全身を巡っていきます。さらに腸は、細菌やウイルスから体を守る免疫器官でもあります。免疫とは、体内に侵入してくる細菌やウイルスを身体にとって有害か無害かを判断し有害なものを排除する機能のことです。細菌やウイルスから体を守るための抗体を作る細胞をリンパ球と言い、腸管には、全体の6070%のリンパ球が存在しています。このことから“腸は人体最大の免疫器官”とも言われています。腸の免疫システムは、腸内環境によって働きに違いが出てきます。毎日、口にしている飲食物には、目には見えなくても、たくさんの細菌やウイルスがついています。腸管の免疫が正常に機能していると、このような有害物質を吸収せずに排出を促しますが、免疫機能が弱っていると、体にとって有害な物質も栄養と一緒に吸収してしまい、有害物質も血液にのって全身へ流れていってしまいます。腸内環境が乱れると栄養の消化・吸収がしっかりできなくなるだけでなく、体に不要なものまで吸収してしまい、体調不良や病気を引き起こすなど全身に悪影響を与えてしまうことになります。

2】腸内細菌バランス

腸内には、多くの腸内細菌が存在していて腸内を顕微鏡でのぞくと、草花が生い茂った花畑のように見えます。これを腸内細菌叢(腸内フローラ)と言います。この腸内細菌叢は1人1人異なり、1回の食事やストレス、疲労などの影響を受けて刻々と変化しています。この腸内細菌叢の状態が腸内環境を左右しているんです。
腸内細菌は、働きによって3種類に分類されています。

  • 善玉菌とは:体に有益な菌
    種類:乳酸菌・ビフィズス菌など
    善玉菌の働き :免疫機能の強化・細菌やウイルスなどの感染防止・消化吸収の補助・ビタミンの合成・腸管運動促進

  • 悪玉菌とは:体に有害な菌
    種類:大腸菌・ウェルシュ菌など
    悪玉菌の働き:腸内腐敗・毒素や発ガン物質産生・ガスの産生

  • 日和見菌とは:善玉菌、悪玉菌どちらにもなりうる菌(中性菌)
    種類:バクテロイデス・ユウバクテリウムなど
    日和見菌の働き:腸内のバランスが善玉菌、悪玉菌どちらかが優勢になると優勢なほうに加担する

腸内細菌の数は、数百種類、100兆個以上とも言われ、重さにすると約1.5kgです。体重の1.5kgが腸内細菌だと思うとすごい量ですね。健康な人であれば善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%のバランスが保たれています。
偏った食生活やストレスがかかると悪玉菌が増え、便秘や下痢、生活習慣病、大腸ガンなどを引き起こしやすくなります。けれども悪玉菌が全くいなくなると、善玉菌の力も弱まるので腸内環境を整えるためには、腸内細菌の“バランスを整える”ことが大切です。

3】善玉菌を増やす秘訣

ある研究では、食事の内容を変えながら便に含まれる腸内細菌を調べてみたところ、食事の内容によって善玉菌と悪玉菌の割合が変化することが確認されたそうです。腸内環は様々な影響を受けて日々変化していますが、食生活に少し気を使うことで良い状態にしていくことができます。
善玉菌は加齢と共に減少してしまうため、積極的に増やしていくことが必要です。善玉菌を含む食品や善玉菌を増やす成分を含む食品を、毎日食事に取り入れていきましょう。

  • 善玉菌を含む食品
    乳・乳製品、発酵食品(味噌、醤油、漬物など) 

  • 善玉菌を増やす成分を含む食品
    オリゴ糖(玉ねぎ、人参、アスパラ、大豆など)
    食物繊維(モロヘイヤ、オクラ、山芋、寒天など)

テレビコマーシャルなどで目にすることも多いせいか、整腸作用がある食品と言えばヨーグルトが思い浮かびますね。お腹の調子を整える(便秘・お腹の張りを解消するなど)ために、ヨーグルトを食べているのにあまり体調の変化を感じられないということはないでしょうか?
人間の腸内にいる善玉菌のほとんどが“ビフィズス菌”です。1人1人体質が違うように、腸内細菌の種類やパターンも人それぞれなので、自分の体質に合ったものを選ぶ必要があります。また、ヨーグルトを食べるタイミングにもコツがあります。

  • ヨーグルトの種類によっては、ビフィズス菌が入っていないものもあるので、パッケージに菌の種類などが書かれているものを選びましょう。ビフィズス菌の入ったヨーグルトの方が整腸作用が高いと言われています。
  • 自分に合ったものかどうか見極めるために、最低でも2週間は同じものを続けてみましょう。2週間続けて体調に変化がなければ、ほかのヨーグルトを試してみるのも良いかもしれません。
  • 空腹時を避け、食後に摂りましょう。乳酸菌は胃酸に弱いため、空腹時に摂ると濃い胃酸によって菌が死滅してしまうので、食後胃酸が薄くなったタイミングで摂取すると効果的です。

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夏バテについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏バテについてです。かつて、夏バテといえば暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてグッタリする状態をいいました。でも、いまどきの夏バテは同じグッタリでも、その原因は昔のものとは違うことが。しかも、人によって原因は様々。自分がどうして夏バテしているかを知らないと、まちがった対策でさらに体調を崩してしまうこともあります。現代ならではの夏バテについて知り、しっかり対応しましょう。

  自律神経が乱れる「冷房バテ」

人の体は「暑熱順化」といって、徐々に暑さに慣れていくようにできています。かつては3月~7月頃にかけて、少しずつ体が暑さに慣れ、夏を迎えていました。ところが最近は気候の変動もあり、まだ暑さに体が慣れない5月くらいで猛暑日になることも。しかも猛暑ゆえに、電車やお店、オフィスでは、かなり冷房の設定温度が低めに。屋内は寒いほどなのに、外に出れば激烈な暑さ。気温差の大きい屋内と屋外を一日に何度も行き来することで、自律神経が乱れ、内臓の働きが鈍り、疲れがたまりやすくなってしまうのです。また、屋内と屋外の行き来はなくても、冷房の効いた屋内に一日中いるという人も問題。体が冷えきって血行が悪くなり、やはり内臓の働きが落ちたり、肩こりなどを引き起こしがちです。屋内にいるときは、羽織り物や膝掛けなどで冷えすぎないようにすることが大切です。

  冷たい食べ物で「食冷えバテ」

キンキンに冷えたビールや、氷たっぷりのジュースにアイス、かき氷など、夏になるとつい手が伸びてしまう冷たい食べ物や飲み物。炎天下では涼が取れ、ホッとするかもしれません。でも、現代のように冷房漬けの人たちがこうした食べ物ばかり食べていると、胃腸が冷えすぎて機能が低下し、胃もたれや下痢を起こすことにも。暑い夏でも体のためには、冷えた飲食物は避けたほうがベターです。常温の食べ物や温かい汁物などを取り、内臓を冷やさないようにしてください。

  それ「いまどき夏バテ」かも

夏場、どんな過ごし方をしていますか? また、夏にこんな症状が増えることはありませんか? チェックがつく項目が多いほど「いまどき夏バテ」にかかっている可能性が。また、チェックがついた項目で、どのタイプの夏バテかがわかります。

  1. 屋外と屋内の出入りが日中に3回以上ある
  2. エアコンの設定は25℃以下である
  3. 夜、なかなか眠れない
  4. 一日の大半を、冷房が効いた場所にいる
  5. イライラしがち
  6. 生理痛がひどくなる
  7. 頭痛や肩こり、むくみがひどくなる
  8. お腹を下しがち
  9. 温かい食べ物より、そうめんなどの冷たいものを食べることが多い
  10. 飲み物は、ほとんど冷たいものを飲む
  • 1、2、3、4、5…冷房バテ
  • 6、7、8…冷房バテ、食冷えバテ
  • 9、10…食冷えバテ

暑い屋外と寒い屋内の出入りが多いと、自律神経が乱れます。その結果、夜なかなか寝つけなかったり、ホルモンバランスが崩れて生理痛やイライラがひどくなることも。また、ずっと寒い屋内にいると血行が悪くなり、肩がこったりむくんだりします。以下のような点に注意し、くれぐれも体や内臓を冷やしすぎないよう心がけてください。

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おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

  概要

おたふく風邪は正式には流行性耳下腺炎といい、感染力が強い疾患として知られている。唾液を分泌する耳下腺(耳の前から下に位置する)と顎下腺(顎の下に位置する)が腫れて痛み、熱が出る。原因となるのはムンプスウイルスで、特に幼児~小学校低学年くらいまでの小児に多く発症する。「子どもの時に発症すると軽症で済む」などといわれることがあるがこれは正確ではなく、小児でも合併症を引き起こし後遺症が残る可能性がある。発生し得る合併症は無菌性髄膜炎・膵炎・感音性難聴(ムンプス難聴)など。また思春期以降の男性は精巣炎、思春期以降の女性は卵巣炎などが挙げられる。 

  原因

原因となるのはムンプスウイルスで、ウイルスを持つ人との接触やくしゃみによる飛沫を浴びることなどで感染する。年間を通して感染する可能性があるが、春夏は保育園や幼稚園での集団感染によって流行しやすいといわれている。幼児~小学校低学年くらいまでの小児に多く発症するが、特に4歳以下は感染しやすい。症状が似ている疾患として、耳下腺の腫れを何度も繰り返す「反復性耳下腺炎」があるが、おたふく風邪とは原因となるウイルスが異なる。また、反復性耳下腺炎は熱が出ない、痛みが2~3日と比較的短期間で治まる、人にはうつりにくい、何度も繰り返すなどその症状にも差がある。 

  症状

原因となるムンプスウイルスが体内に侵入すると、鼻・喉などの粘膜、首などのリンパ節で増殖し、血液によって全身に運ばれて広がる。そして2~3週間の潜伏期間を経て、耳下腺・顎下腺の腫れ、押したときの痛み、飲み込むときの痛み、発熱が起こる。通常こうした症状は、現れ始めから48時間以内にピークに達する。その他に、頭痛・食欲の低下・倦怠感など、風邪と似た症状が見られることもある。なお、おたふく風邪の大きな特徴でもある顔の腫れは、ムンプスウイルスが唾液を分泌する唾液腺に感染することによるものである。ムンプスウイルスが唾液腺に感染すると、唾液腺ではウイルスを排除するために免疫機能が働く。そして結果的に炎症が起こり、唾液腺のある顔周りの腫れが生じる。 

  検査・診断

基本的には症状から診断され、検査は必須ではない。1度おたふく風邪を発症していると、ほとんどの場合は体内に抗体ができて感染の可能性が低くなるため、過去の病歴が診断の基準の一つになる。ただし過去におたふく風邪の原因となるムンプスウイルスに感染していても、再度発症する可能性はゼロではない。また、過去にムンプスウイルスに感染していても症状が出ない不顕性感染である可能性が3割ほどあり、自覚している病歴だけでは感染の有無が判断できないことも。そのため診断が疑わしい場合や、ムンプスウイルス感染の有無を調べる目的で血液検査を行うことがある。  

  治療

現時点ではおたふく風邪に効果的な特効薬・治療法はないが、ほとんどの場合1~2週間で自然に完治する。発熱や痛みには、解熱鎮痛剤などを用いて症状を和らげる対症療法を行う。口を大きく開けたり、食べ物を咀嚼したりする際に頬や顎が痛む可能性もあるため、食事はのどごしが良く刺激が少ないものを選ぶ。例えば、少ない咀嚼で摂取できるゼリー飲料、ポタージュスープ、ヨーグルトなどのメニューが適している。高熱時は経口補水液や牛乳などの飲みやすい飲料でこまめに水分補給をして、脱水症状を予防することも大切だ。脱水症状の心配がある場合は、医療機関で点滴を行い予防することもある。顔の腫れや痛みが気になる場合は、保冷剤、冷却シートなどで冷やすことで緩和できる可能性も。また、酸っぱい食べ物は唾液の分泌量を増加させ、顔の痛みが強くなるため避けたほうが良いらしいです。

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