子供のケガでお悩みの保護者の方へ

明石市医療費助成制度により、窓口負担0円!!

明石市では子供のスポーツが盛んですね。安井鍼灸整骨院に来院される小・中・高校生は、野球での肩や肘の痛み、サッカーでの足や膝の痛み、肉離れ、水泳での腰の痛み、チアダンスでの股関節の痛みなど様々なスポーツでのケガでお困り方が来院されています。

画像検査も大事ですが・・・

子供のケガに関して、保護者の方が心配になり、まず病院での画像検査(レントゲン、MRI)を受けに行かれることがよくあります。当院では残念ながら画像検査はできないので、気にされる方はまず病院に受診されるのが一番だと思います。しかし、ほとんどは画像上異常がなく、湿布や安静を指示されることが多いです。
それは、ケガの原因が骨そのものではなく筋肉・靭帯・関節にある場合、画像上は異常が出づらいからです。
だからといって、痛みがひくまで安静となると、スポーツや運動復帰に遅れが出てしまいますよね。安井鍼灸整骨院ではそういった筋肉・靭帯・関節のケガを電気施術や手技、テーピングを用いて回復を早めるお手伝いをしています。

安井鍼灸整骨院はケガの施術を得意としています

筋肉・靭帯・関節のケガの施術を主にしているところです。ケガを早く何とかしたい!という子供の助けになれたらと思い、日々施術をしております。

スポーツを頑張る子供達の強い味方!
明石市の高校3年生までの児童・生徒が対象で、スポーツ障害・外傷等の保険が適応となる疾患に対し、こども医療費助成制度の適応により当院での窓口負担は必要ありません!

~子供の腕が抜けた、腕が痛くて動かさない、泣き止まない~

肘内障とは

みなさんは肘内障をご存知ですか?0歳~6歳ぐらいのお子さんが、急に泣き出して腕を使わなくなることがあります。
肘内障(ちゅうないしょう)は、肘の輪状靭帯と橈骨頭がはずれかける、いわゆる亜脱臼を起こしてしまった状態のことです。手をつないでいた子どもが突然勢いよく走り出し、意図せずして腕を引っぱってしまうことは非常によくあることです。しかし、このような動作が原因で、子どもの片腕が急に動かなくなってしまうことがあります。これが、病名こそ知られていないものの、決して珍しくはない子供の病気「肘内障」です。
肘内障は子どもによく見られる怪我のひとつで、特に小学入学前までのお子さんに見ることが多いです。
また、男女比でみると、女児にやや多い傾向があります。基本は、徒手整復術で治療します。治療後しばらくの間は再発しやすいため、注意が必要です。 

原因

小さい子どもの体は発達途中のため、肘の輪状靭帯と橈骨頭はしっかり固定されていません。そのため転ぶ、腕を強い力で引っ張られる、腕を掴んで何度も持ち上げるなど、ふとしたきっかけで亜脱臼を起こすことがあります。また、なかには寝返りをきっかけに肘内障を起こすこともあります。成長に伴い骨格が完成するとこのような理由による亜脱臼は減ります。

症状

肘内障を起こすと関節に痛みを伴うため、泣き出す子どもが多いです。また肘内障を起こすと腕が動かせなくなるので、片腕がだらんと下がった状態になります。肘をやや曲げた状態でお腹の近くに腕を持ってくると痛みが軽減することがあるため、こうした姿勢を好んでとることもあります。痛みは肘に限局されるため肘を動かすのを嫌がりますが、その他の関節は問題なく動かせます。時間が経つと痛みは軽減しますが、関節や周辺組織の異常は残ったままなので患部を動かすのを嫌がるようになります。

診断

受傷時の状況と、肘をやや曲げた状態で下げたままにして、痛がって動かそうとしないことから、肘内障を疑います。 骨折や脱臼との鑑別のために、X線(レントゲン)検査で骨や関節に異常がないことを確認することもあります。 

治療

肘内障の治療は徒手整復術が行われます。整復術では特に手術や全身麻酔などは不要で、診察室で数秒の短期間程度で終了することがほとんどです。整復術には、前腕を回内しながら肘を屈曲させる回内法と、前腕を回外位で肘を屈曲していく回外法があります。整復後には、おもちゃを取ってもらう、バンザイをしてもらうなどして手が動くかどうか確認します。整復術をしても肘内障が解消されない場合には、骨折などの可能性を考え病院で、レントゲン撮影をお願いすることもあります。肘内障が治った後しばらくの間は再発しやすいため、可能であれば発症後1日は公園など遊べる環境へ行くことや、保育園でのお外遊びを控えることが理想です。しかし、小さなお子さんに対して遊ぶことを制限するのは現実的には難しいことです。「可能な限り」あるいは「アクティブに遊びすぎない場所に行くという選択肢があれば」程度に考えるのがよいでしょう。