子宝(不妊症 不育症 二人目不妊 男性不妊 多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療)初診料¥3,000~ 

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安井鍼灸整骨院が子宝(不妊)治療患者様に対して、お配りしているニュースペーパーです。ご興味がある方は、クリックしてください。

子宝(不妊症 不育症 二人目不妊 男性不妊 多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療

不妊症(ふにんしょう)とは

不妊症の定義を「男女が妊娠を希望し1年間、避妊することなく性交を続けているのに妊娠しない場合」と2015年日本産科婦人科学会(日産婦)は変更しました。2年間から1年間への変更です。

世界保健機構(World Health Organization: WHO)では2009年から不妊症を「1年間の不妊期間を持つもの」と定義しており、アメリカの生殖医学会でも2013年に、「不妊症と定義できるのは1年間の不妊期間を持つものであるが、女性の年齢が35歳以上の場合には6ヶ月の不妊期間が経過したあとは検査を開始することは認められる」と提唱しています。もっとも妊娠しやすい年齢は20歳前後平均初婚年齢28.8歳,第一子出生時の平均年齢29.9歳。体外受精による出生時は全世界で400万人を超したといわれる。ARTの対象となる難治性不妊カップル3500~4000カップルいる

妊娠率が30%の治療を3回までは受けると仮定した場合の累積妊娠率(100カップル30%)

  • 1回目 患者数100 妊娠数30
  • 2回目 患者数70 妊娠数21  
  • 3回目 患者数49 妊娠数14.7

現代の日本では、6組に1組が不(未)妊の悩みをかかえているといわれています。不妊治療特有の先が見えない辛い道のりの中で、当院が肉体的にも精神的にもお手伝いできればと思います。

妊娠しやすい身体とは

女性の妊娠適齢期は25歳~35歳ですが、女性が誰でも妊娠できるわけではありません。40歳前後では、卵子の質の低下により、少しづつ妊娠しづらくなっていきます。40代前半頃から、月経はあるものの卵子がきちんと育たたず排卵しない月経周期が少しずつ増えていき、妊娠の確率も低下します。こうした状態が10年ほど続き、50歳頃になると、月経が完全に止まり閉経を迎えます。妊娠力は、年齢、食生活、生活習慣と深く関係しています。

◎年齢
◎生理が順調
◎冷え性ではない(血行)
◎精神的ストレスが少ない
◎ホルモンバランス

この5つが妊娠をしやすい女性の特徴です。冷えは妊娠には問題です。妊娠を望むなら季節を問わず子宮を温める必要があります。冷たい物を摂り過ぎない、夏でも腹巻きをするなど対策が必要(温活)また、精神的ストレスはホルモンバランスを乱し、月経不順を引き起こします。ストレスを感じたら、早めに解消することが大切。

5つがなければ妊娠できないわけではありません。妊娠できないのではなく、妊娠しづらいだけなのです。妊娠しづらい体質なら、妊娠しやすい体質に改善すればいいのです。そこを理解して妊活を進めると、多少は気持ちが楽になるのではないでしょうか。当院の施術と患者さんの意識により、妊娠された方はたくさんいらっしゃいます。

未妊とは

未妊とは、妊娠できないのではなく、妊娠する準備がまだ整っていないために、今はまだ妊娠していないという意味があります。未妊は、妊娠できないという否定的な意味を含んだ「不妊」ではなく、まだ準備段階であるという前向きな言葉で、妊活を表した言葉です。未妊とは、妊娠するためのこころとからだの準備段階のことです。妊娠しない原因は色々ありますが、ココロとカラダをまず健康な状態にして、妊娠するための基礎を作っておくことが、未妊の状態で大切なことです。

2人目(二人目)不妊・妊活

2人目不妊の原因

  • もともと妊娠しにくい体質だが、第一子は偶然に授かった。(本来は不妊症)
  • 出産後、体質が変わった
  • 出産後何らかの理由で生殖機能が低下した
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 産後の姿勢、重心バランスの変化
  • 産後や子育てによる身体の変化
  • 体重が戻らず肥満に
  • 体質が変わり冷え性になった
  • 卵管環境の変化
  • 子宮環境の変化
  • 排卵機能の変化
  • 出産時(出産後)の出血、感染症
  • 年齢の経過(加齢):卵子の老化など
  • ご主人、パートナーが変わった
  • 育児や仕事のストレス

二人(2人)目不妊治療

2人目不妊で問題になるのが通院の問題。仕事と子育てを両立する毎日のなか、生理周期に合わせてクリニック、病院に通うのは1人目の時以上に負担になります。また、子連れがダメな不妊治療専門クリニックも多く、お子様の預け先やおむかえの時間を気にしたりしながらの治療は大変なため、治療自体を断念してしまうケースもあります。「早く2人目を」という周囲の声がプレッシャーになっているパパママも少なくないようです。1人目ができずに悩んでいる方からは、「すでに子供がいるのに贅沢な悩みだ」と言われてしまうこともあるようです。悩みを共有できる人が少ないことは、おつらいですよね。育児と仕事をこなすのに精一杯の毎日のなか、2人目を育てられるのかという不安や、産休・育休取得のタイミング、ご主人の協力の有無などにより、2人目の妊娠をためらうこともあるかもしれません。2人目頑張られている方は、1人目を頑張れれている方より、平均して卒業が早いです。当院には二人目不妊、2人目妊活のお悩みでいらっしゃっている方もたくさんいます。ご相談ください。

男性不妊症

男性不妊症の原因

NHKで”精子の危機””精子力クライシス”等の番組が放送されたように、男性側に不妊症の問題があることに注目が集まっています。精子の数が少ない、ほとんど動かない、肝心のDNAが傷ついている等、「妊娠を成功させる精子の力」(=精子力)が衰えている男性が珍しくありません。現代では日常生活が健康的な状態からかけ離れ、男性が本来もっている生殖能力が、衰えてきている方が多いです。不妊症の多くは、良好な卵子と精子が体内でうまく出会えていません。不妊の原因の48%は男性が原因とされております。日本の男子大学生の約95%が不妊症レベル、ここ50年で精子が2分の1に激減等の研究結果が出ているとも言われます。55%という最新の研究データもあります。

■射精がうまくいかない場合(性機能障害)と、射精される精液の中の精子の数や運動率が悪くなっている場合(精液性状低下)にわけられます。30代の30%、40代の40%、50代の50%の精子に染色体の異常があるとも言われます。

■性機能障害

ストレス等により、有効な勃起が起こらず性行為がうまくいかない勃起障害(ED)や性行為はできても腟内射精が困難な腟内射精障害があります。

■精液性状低下

男性不妊の原因の約85%が造精機能障害(精子無力症、乏精子症、精子奇形症、無精子症、精索静脈瘤など)です。精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態です。

■精子無力症:精子に元気がない状態のこと。精子の量が十分でも、その質に問題があれば妊娠は難しくなります。精液を検査して、前進運動をする精子が50%未満、もしくは活発に前進する精子が20%未満であるときに精子無力症と診断されます。精子無力症は先天的な原因で精子をつくる機能が低下しているケースがほとんどです。しかし、思春期以降にかかったおたふくかぜをはじめとした後天的な影響を受けている場合もあります。
また、精子無力症の原因として細菌が精巣や前立腺に炎症を起こし、後遺症として無力症となる場合があります。

■乏精子症:WHOの基準値では、精子濃度は1mLあたり1500万個以上とされています。自然妊娠しやすい精子濃度とされるのは1mLあたり4000万個以上、総運動率は50%以上ともいわれております。

■精子濃度(参考値)

  • 軽度の乏精子症(~1000万個/mlまで)⇒人工授精(AIH)
  • 中度の乏精子症(1000万個/ml未満100万個以上)⇒体外授精(IVF)
  • 重度の乏精子症(100万個/ml未満)⇒顕微授精(ICSI)

※不妊治療施設の基準や体調により異なります。

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の鍼灸治療

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)で来院される患者さんが増えています。ほとんどの方が無月経・希発月経で、排卵障害を訴えて来院されます。そもそも、PCOSは原因が特定されていません。 このため、西洋医学的な治療ではインスリン抵抗性を改善する薬を処方され、経過をみる程度です。効いているのか、いないのか分からないまま服用を続けている方が多いのではないでしょうか。「排卵障害をなんとか乗り越えて、卵を育てて排卵まで行きたい!」というのが患者さんの切実な思いです。

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)とは

健康な状態では月に1つずつ成熟する卵胞が、卵巣内にいくつもできてしまい排卵が起こりにくくなった状態を多嚢胞性卵巣といいます。 月経異常を起こしやすく、多毛、肥満、卵巣の肥大などの症状を伴う場合「症候群」をつけ多嚢胞性卵巣症候群と呼ばれます。

多嚢胞卵巣症候群(PCOS)の症状

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)女性の20~30人に1人の割合でみられる症状です。男性ホルモンが過剰に生成され、LH(黄体ホルモン)、FSH(卵胞刺激ホルモン)、男性ホルモンの血中濃度などのバランスが崩れて様々な症状を引き起こし、不妊症の原因にもなります。

  1. 黄体ホルモン分泌不全
    排卵前の卵胞にLH(黄体形成ホルモン)が作用すると、卵胞から男性ホルモンが生成されます。この男性ホルモンがLHの分泌を阻害します。黄体ホルモン分泌不全から生理周期が短くなったり、不正出血が起きたりします。
  2. 男性ホルモンの影響が出る
    毛深くなる、声が低くなる、乳房が小さくなる、にきびができるなどの症状が現れることがあります。
  3. 太りやすくなる
    男性ホルモンの血中濃度が上がるとインスリンがうまく機能しなくなり、結果的にインスリンが過剰に分泌されます。インスリンは血糖値を下げる過程で脂肪を蓄積するため、体重が増えやすくなります。
  4. 卵巣肥大
    男性ホルモンは卵胞の発育を抑制するため排卵に至らない小さな卵胞が作られます。また、男性ホルモンは卵巣の表面の膜(白膜)を厚くする働きもあるため、排卵が妨げられ、小さな卵胞が卵巣にたまってしまいます。

安井鍼灸整骨院の鍼灸による不妊治療

身体作りの鍼灸

灸で、妊娠しやすくなる身体作りへのお手伝いができます。不妊といっても色々な状況があります。病院の検査で原因がわかったり、いい卵子が採卵できなかったり、胚盤胞を移植しても全然陽性反応が出ないなど悩みは様々です。しかしながらお悩みの皆さんの身体に共通しているのが、「冷え」と「凝り」です。「冷え」は妊娠に関わる臓器の働きを低下させます。「凝り」は身体の巡り、血行を始めとする身体の様々な循環に悪影響を及ぼします。鍼灸はこの2つを改善し、妊娠しやすくなる身体に変えていくのです。まず「冷え」に関してですが、特に自覚がなくても次の項目をチェックしてみてください。

  • 下腹部やお尻を触ると、冷たい。
  • 足首が冷えている。
  • 手のひら、足の裏によく汗をかく。足の裏に靴下の繊維がいっぱいついている。

どれか当てはまれば、「冷え」があります。

次に「凝り」です。肩こり、首こり、腰痛などはもちろん「凝り」に該当します。それ以外でも、

  • 目の奥が痛い、頭痛がある
  • 便秘になることが多い
  • お尻の横側や太ももに時々不快な感覚が起きる
  • 下腹部の骨盤側が凝っている、固い

これらの項目に当てはまるものがあれば、確実に「凝り」のせいで、身体の巡りが悪くなっています。

ではこの2つを改善していく鍼灸施術ですが、まず全身を診て、凝っている部分を鍼で解消していきます。また背中や足にお灸をして冷えを取り、最後に上のひと押し鍼灸にも書いてある、徹底的な下腹部のお灸でしっかりと身体を温めます。この施術を続けていくことで、妊娠しやすい身体に変化していきます。ただ身体は急には変わりませんので、時間をかけて良くしていきます。通院間隔は1週間に1回、または排卵日・生理直前・生理後の1周期3回がおすすめです。

①鍼治療

②へそ灸

「へそ灸」は、福岡の小石原焼で特注した陶器【鹿奢(かしゃ)の灸】を用います。中にもぐさを入れ、おへその上にのせ、からだ全身を温めていきます。へそ灸とは…へその孔の上で行う灸治療の一種(遠隔灸)のことです。へそはツボ(経穴)のひとつに数えられ、胎児に全身くまなく栄養を与える場所でもあります。また神気の行き交う門戸であり、神闕(しんけつ)・命帝とも言われます。

③EYE灸

Eye灸(アイキュウ)は、呼び名のとおり眼にお灸をする治療です。
 「でも眼にお灸はできるの?」「熱くないの?」「ちょっと怖いな!」
と思われる方もご安心ください。
Eye灸治療は、韓国にて作られた【眼にお灸ができる特殊な器具】を使用し、間接的に目を温める治療です。におわないお灸を用います。日本では当院でしか受けられない珍しい治療です。眼にお灸をすることで、温熱効果や生薬効果が期待でき、眼精疲労やドライアイ、目のクマ、くすみ、シミ、他にも緑内障や白内障、斜視などの症状に有効です。

④ラジオ波

お風呂が気持ち良いのと同じようにラジオ波温熱もまた体を温めることを目的にしています。違いは表面を温めるだけでなく、体の内部から熱を発生させる仕組みにより、体の深部から温められることで、また持続効果も長いことが特徴です。

ひと押し鍼灸(移植当日の鍼灸施術)

当院では着床率を高めるため、人工授精や体外受精の移植当日の鍼灸をおすすめしています。病院に行く前でも行った後でも大丈夫ですが、当日に来ていただくのがおすすめです。この施術により明らかに着床率が上がります。なかなか陽性反応が出ない方はぜひご検討ください。施術内容ですが、背中とふくらはぎから足首にかけて鍼をして、下腹部(恥骨の少し上)に集中的にお灸をします。特にこのお灸は子宮や卵巣を徹底的に温めて妊娠しやすくする方法で、大変高評価をいただいております。ちなみに足の鍼では三陰交というツボは使いませんが、近い場所にあるツボ(太谿、復溜など)は使います。でもやっぱり不安だという方は事前にお申し出くだされば、足の鍼を行わない施術にします。

鍼灸による不妊治療を行う上の注意点とは?

鍼灸を使った不妊治療を行う場合、いくつか注意点があるので注意してください。
まず、すでに不妊治療を行っている場合ですが、鍼灸を行ってもいいかどうかをかかりつけの医師に確認しましょう。さらに、鍼灸は妊娠しやすい体作りを目指して行うものなので、子宮や卵巣に異常がある場合はその疾患の治療を先に行います。また、不妊治療に限らず鍼灸はその特性上すぐに効果を得られるものではありません。

不妊鍼灸よくあるご質問

不妊治療の皆様から寄せられるご質問のQ&Aをまとめました。 こちらで疑問が解決しない場合は、ご遠慮なくお問い合わせください。

特にいつ始めた方がいいということはありません。体質改善を行いながら、根本の悪いところを改善させて赤ちゃんを迎えやすい体にする治療を心掛けています。早ければ早い方がより効果的です。

オススメは週に1回~10日に1回のペースです。当院に来られて1年以内に妊娠する方の多くがこのペースで通院されている方です。もちろん、強制はしておりません☝️😊

大丈夫です。不妊の原因や症状によっては、産婦人科と並行して東洋医学の鍼灸治療を受けると、妊娠の確率が大幅に高まる事が最近の研究結果で分かっています。副作用が少ない身体にやさしい鍼灸治療でお体全体のバランスを整え土台を作った上で、西洋医学の産婦人科の治療を受けていただくと、より良い効果が期待できます。大丈夫です。不妊の原因や症状によっては、産婦人科と並行して東洋医学の鍼灸治療を受けると、妊娠の確率が大幅に高まる事が最近の研究結果で分かっています。副作用が少ない身体にやさしい鍼灸治療でお体全体のバランスを整え土台を作った上で、西洋医学の産婦人科の治療を受けていただくと、より良い効果が期待できます。

問題ありません。一緒に併用していくことで相乗効果があります。薬の副作用を軽減する場合もあります。お薬を飲みながらでも安心して治療を受けて頂けます。

もちろんです!特に人工授精の2、3日前~人工授精当日、そして人工授精後~約6、7日以内の合計約10日間はぜひ来ていただきたい大事な時期です!!

ぜひ来てください!!採卵周期:生理1日目~採卵前日までの間

移植周期:

  1. (胚盤胞移植)生理1日目~移植後約2日以内までの間
  2. (day3胚移植)生理1日目~移植後約4日以内までの間
  3. (day2胚移植)生理1日目~移植後約5日以内までの間がぜひ来ていただきたい時期です☝️😊

鍼灸治療をご希望の患者様の大半は病院(不妊クリニック)と並行して治療を受けられています。鍼灸治療は、血流(冷え)の改善、ホルモンバランス及び自律神経の改善に効果があります。採卵数が増えたり、着床率を上げるという報告もあります。鍼灸治療で妊娠しやすい体づくりを目指し、その上で年齢や不妊の経過を見極め、西洋医学での高度生殖医療を上手に利用するという方法は、妊娠する確率を高め、短期に妊娠・出産することにつながると思います。

身体や骨盤腔内を温めるという意味では、鍼灸治療をしていないよりはよいかもしれません。ご希望があれば対応させていただいております。しかし、当治療院では、体質改善や質のよい卵子になるよう卵胞が体内環境の影響を受けやすい3ヶ月前程からの準備をお勧めしております。

  1. 自然妊娠を望んでいる方
  2. 人工授精(AIH)、体外受精(IVF)など病院の治療を併用して体を整えたい方
  3. 病院での不妊治療をお休みしている方
  4. 男性不妊の方
  5. 今はまだお若くても、生理痛や内膜症など婦人科疾患をお持ちの方は、将来不妊の原因になるかもしれませんので、早い治療をおすすめしています。

など

男性の精子は日々生成されており、鍼灸治療による体質改善により精子濃度や精子運動率が向上したとの報告があります。一般的に、先天的異常に基づく造精機能障害以外の経度な障害には有効な治療方法だと考えています。

またハードな仕事によるストレスや肉体疲労や過剰な飲酒等により、身体のバランスを崩し、生殖機能がダウンしている方が多いです。生活指導を含めた鍼灸治療は有効です。

ご体調にあわせて治療いたしますので大丈夫です。妊娠初期の流産予防にもなりますし、つわりや妊娠中の腰痛なども鍼灸治療で楽になります。また、安産や逆子治療にも効果がありますので、出産直前まで通院を続けられる方もおられます。ただ、妊娠初期に初めて鍼灸治療を希望される方には、通常のお身体の状態がわからないので、お断わりしております。

もちろん、可能です。安井鍼灸整骨院は総合的に治療を行っています。肩こり・腰痛・頭痛の改善は不妊治療と直接関係が無いと思われがちですが、身体全体の機能が回復することは、不妊の治療効果にも良い結果が生まれます。

医師や交通事故などで損害保険会社の「同意書」があれば可能ですが、基本的には保険はききません。

基本的に現金払いでお願いしております。医療費控除の対象になりますので、領収証は大切に保管願います。

不妊鍼灸の治療効果(エビデンス)

現在色々な国で不妊鍼灸に関わる研究が行われており、西洋医学の医師も不妊治療に鍼灸を取り入れることは珍しいことではなくなってきています、 ここでは世界で発表されている不妊鍼灸の効果に関する論文を一部紹介させていただきます。

体外受精を受けられている方を2つのグループに分け、一方のグループには移植前後に鍼治療を実施し、他方には鍼治療はせず体外受精を行った結果、鍼治療を受けたグループの妊娠率が42%上昇し、通常の治療の26.3%を上回った。

胚移植時に、鍼灸治療を行った組では36%の妊娠率、鍼灸治療を併用しなかったグループでは22%の妊娠率となった。

体外受精を5回以上行っても妊娠に至らなかった女性114人に鍼施術を行ったところ49人のうち4人は自然妊娠、30人は鍼施術後1回目の体外受精で妊娠。 報告された114人の施術実績は、鍼施術は週1~2回のペースで行われ、腹部や足などにある婦人科疾患に効果があるとされるツボを針で刺激した。また、妊娠した49人の内訳は、自然妊娠4人、人工授精では1人、体外受精が44人。 このうち施術後1回目の体外受精で妊娠した30人のうち9人は鍼施術を始める前に10回以上も体外受精を行いながらも妊娠できなかった不妊症だった。(読売新聞より抜粋)

過去の7件の臨床試験より、胚移植時に鍼治療を併用した場合、鍼治療を受けた組の側が妊娠は1.65倍高く、継続妊娠は 1.87倍、生児分娩は1.91と高かった。