ブログ」カテゴリーアーカイブ

猫背について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、猫背について書きたいと思います。

不調の原因に「猫背」かもしれません。

姿勢は第一印象を決める重要な要素。姿勢がいいだけで「明るい」「信頼できる」「前向き」といったポジティブな印象を与えることができます。一方、姿勢が悪いと見た目が悪いだけでなく、肩こりや首こり、腰痛の原因になり、呼吸が浅くなって全身の血行が悪くなるなど、健康にもさまざまな悪影響があります。

悪い姿勢の典型は「猫背」。猫背とは、首が前に突き出して背中が丸まった状態のことです。人の頭の重さは約6kg、Lサイズのスイカほどもあり、寝ている時以外はこの重量を背骨が支えています。頭が背骨の真上にあれば背骨全体で支えられますが、猫背になると骨だけでは支えきれず、骨をサポートする筋肉に負担がかかって、こりが生じるのです。

また、首は脳と他の部位をつなぐ重要な場所で、多くの神経が通っています。猫背になって首の筋肉がこると、そばを通る神経が圧迫され、頭痛になり、やる気が出ない、イライラするなど精神的な不調につながることもあると言われています。

猫背は、生活習慣や、心理的な要因から引き起こされるものがほとんどです。例えばパソコン、携帯電話やスマートフォンを長時間見るなどの積み重ねが猫背につながります。とはいえ、自分が猫背かどうか自覚のない人も多いもの。まずは下記の項目をチェックしてみましょう。一つでもあてはまれば猫背の可能性があります。

あなたは猫背?チェック

  • 座っている時、気づくと背中が丸まっている
  • 背中、首、肩がこりやすい
  • パソコンに向かう時間が長い
  • スマートフォンや携帯電話をいじっていることが多い
  • 車を運転すると腰や肩が痛くなる

まずは首をまっすぐにする

最近、猫背の人が増えているのは、パソコンやスマートフォン・携帯電話を長時間見る生活が一般的になってきているのが要因の一つ。通常、これらの画面を見る時はうつむき加減になり、画面を見るために少し首を前に出します。これは見事な猫背の姿勢。こうした「IT猫背」になりやすい環境の人は、生活の中でうつむいている時間を極力少なくすることが大切です。

ツボ・中府(ちゅうふ)‥‥‥胸の筋肉をほぐし、背筋を伸ばしやすくする

横隔膜からおへその間の腹部を、「府」は漢方医学で言うエネルギーの元である「気」が集まる場を意味します。腹部から上に向かう気が集まるのが中府です。胸の筋肉の緊張を和らげてほぐし、胸を張った姿勢をとりやすくし、血流やリンパの流れを促します。

<位置>

鎖骨の下を外側に向かってなぞり、突き当たる部分からなか指の幅分ほど下のくぼみ。左右にあります。

<ツボの刺激法>

左手のなか指で右のツボを、また、左手で右の二の腕をつかむようにしておや指の腹で押します。左右の手を替えて両方のツボを交互に、ひと押し10~20秒ほどを3~5回、繰り返しましょう。行います。

糖尿病について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、糖尿病についてです

知ろう!血糖値のこと、糖尿病のこと。11月14日は世界糖尿病デー

「血糖値が高めだって言われちゃったよ」――健康診断のあとに、そんな会話を交わしたり耳にしたりしたことはありませんか?

 血糖値とは、血液中のブドウ糖(血糖)の量を表す数値です。人の体は、血糖をエネルギー源として活動していますが、エネルギーとして利用しきれないと高血糖の状態になります。血糖値は食事や運動などにより変動しますが、高血糖の状態が続くのが「糖尿病」で、その数は予備群を含めると今や全国で推計2,000万人以上。世界的にも4億人以上の人が糖尿病を抱えており、その数は増加の一途を辿っています。

そのため、WHO(世界保健機関)とIDF(国際糖尿病連合)は、11月14日を「世界糖尿病デー」と定め、糖尿病の予防、啓発活動を行っています(日本でもこの日を含む1週間が「全国糖尿病週間」とされています)。この機会に、ご自身やご家族の血糖値のこと、糖尿病のことを少し考えてみましょう。

なぜこわいの? 「血管病」としての糖尿病

糖尿病がこわいのは、血糖値が高くても、初期にはほとんど自覚症状がないことです。そのため、健康診断などで「血糖値が高め」と指摘されても、ついそのままにしてしまいがちです。しかし、血糖値が高い状態が長く続くと、やがて全身の血管が傷んで、様々な血管の病気を招きます。つまり糖尿病は「血管病」とも言えるのです。

 糖尿病によって生じる血管病には、細い血管がもろくなって生じる「細小血管症」と、太い血管が硬く狭くなることで生じる「大血管症」があります(表1)。たとえば腎臓の血管が傷つくことで起こる「腎症(糖尿病腎症)」は細小血管症で、成人の人工透析導入理由の第一位となっています。人工透析が必要になれば、多くの場合、週3回・1回4時間程度を透析施設のベッド上で過ごすことになり、日常生活に大きく影響します。

細小血管症

慢性的に血糖値が高い状態が続くことで腎臓の糸球体や眼の網膜などの細い血管が影響を受ける

→腎臓の病気(腎症)、眼の病気(網膜症)、末梢神経の障害により、足のしびれや痛み、たちくらみや排尿障害が起こる(神経障害)

大血管症(大血管障害)

慢性的に血糖値が高い状態が続くことで、動脈硬化が進みやすくなり、太い血管の病気につながる

→狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などのリスクが高まる

→神経障害に加えて足の血管の動脈硬化が進むと、痛みを感じにくいため、足にできたちょっとした傷も、時に潰瘍や壊疽(組織が死んでしまうこと)が起こり、足の切断が必要になることもある

「健康寿命をのばそう!」

 糖尿病は命にかかわる病気ではないと思われがちですが、糖尿病の人は、心筋梗塞や脳梗塞といった重大な大血管症を起こしやすくなります

糖尿病は予防できる!

糖尿病にはいくつかのタイプがありますが、日本人に圧倒的に多く、全体の90%以上を占めるのは、生活習慣が深く関係して起こる「2型糖尿病」と呼ばれる糖尿病です。このことは、食事の内容や運動不足の解消など、生活習慣を見直すことで予防・改善が期待できることを示すものでもあります。

 肥満やメタボリックシンドロームは糖尿病を発症しやすくするため、過食を避けてバランスのよい食事を心がけ、手軽に始められる運動を習慣化して、適正な体重を維持しながら、血糖値も適正な状態に保っていきましょう。

また、血糖値が高めと指摘されたり、症状に心当たりがあれば、早めに医療機関に相談しましょう。今までの食習慣や生活のスタイルを変えるのは簡単なことではありませんが、早め早めに対処することが、糖尿病を予防したり悪化させないために一番大切なことです。医師と相談し、自分に合った無理のない方法で予防・改善を目指しましょう。

  • 尿の量やトイレの回数が多くなる
  • のどが渇きやすく、すぐ水分を摂りたくなる
  • 疲れやすくなる
  • しっかり食べているはずなのに体重が減少する

→血糖値が高めで、これらの症状に複数心当たりがあれば、一度医師に相談してみましょう

※症状がはっきりと現れない人もいます。 

肩こりについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、肩こりについて書きたいと思います。

肩こりは首や肩の周囲の筋肉が極度に緊張、疲労することにより、血液循環が悪くなるために引き起こされます。筋肉は太い1個の塊(かたまり)のように見えますが、じつは数百、数千といった筋線維(せんい)がまるで袋に入ったそうめんのように集まっていて、その中に血管や神経が通っているのです。

筋肉は弛緩(しかん)と緊張(収縮)を交互に繰り返しており、弛緩するとき栄養や酸素をたっぷり含んだ血液を取り込み、緊張するときには筋肉の運動で生じた老廃物を静脈の流れに捨てるという作業を行っています。ところが、長時間同じ姿勢をしているなど、緊張だけが長く続くと、筋肉はパンパンに腫れ上がり、中を走っている毛細血管が圧迫されて、うっ血が起きます。そうすると新鮮な血液が筋肉に行き渡らなくなり、うっ血した血液の中に老廃物がどんどん溜まってしまいます。

この溜まってしまった老廃物がこりや痛みを引き起こす発痛物資になります。しかも、そのままにしおくと、この発痛物資がさらに筋肉の緊張を高めてしまうので、症状がさらに悪化します。

肩こりを起こしやすくしている要因は、3つ考えられます。その1つは、体格です。たとえば、なで肩や首が細く華奢(きゃしゃ)な人は首や肩の筋肉が弱いために、筋肉疲労を起こしやすいのです。腕をぶらりと下げていると腕の重さで肩が下のほうに引っ張られて、肩の筋肉は緊張します。机やテーブルの上に肘をつくか、肘掛け椅子に座るようにすると、だいぶ肩の緊張は和らぎます。

2つ目の要因は姿勢です。デスクワークや手芸などで長時間猫背の姿勢でいると、肩や首の筋肉が緊張するので肩こりが起きやすくなります。長時間の作業の場合は、ときどき姿勢を整え、ストレッチ体操をするといいでしょう。

3つ目の要因はストレスです。ストレスを感じ続けることで、肩や首の周りの筋肉が常に緊張して肩こりを引き起こします。多くの人の肩こりは多かれ少なかれストレスが関与しています。適当な息抜きと就寝前にぬるめの湯にゆったりとつかって、全身の筋肉をリラックスさせることも効果的です。

風邪について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、風邪についてです。

風邪をひかない生活習慣!

気温が下がり、空気が乾燥してくると、くしゃみや鼻水、咳などの症状が見られる風邪をひく人が増え始めます。風邪の多くはウイルス感染によって人から人へとうつります。風邪をひきおこすウイルスは200種類以上もあり、感染するウイルスの種類や型が異なるたびに風邪をひくことも少なくありません。風邪予防にはウイルスにさらされないこと、ウイルスに負けない抵抗力をつけることが大切です。

風邪を防ぐ対策と生活習慣

ウイルスにはこうして感染する

感染ルートには、ウイルスの付着した手を介して、口や鼻の粘膜から感染する「接触感染」、風邪をひいた人の咳やくしゃみによってウイルスを含んだ小粒子(飛沫)が飛び散り、それを吸い込むことによる「飛沫感染」、さらに咳やくしゃみの飛沫の水分が蒸発して空気中に浮遊したウイルスを吸い込むことによる「空気感染」があります。

こうしたことから、風邪の予防には「こまめに手洗いをする」「マスクを着用する」「症状の出ている人に近づかない」ことが基本です。

また、同じ環境で過ごしていても、体力や抵抗力が低下している人はウイルスに感染しやすくなります。風邪に負けない身体づくりのために、次のことを実践しましょう。

  • しっかり睡眠をとる…睡眠は体力や身体の機能回復に欠かせません。
  • 十分に栄養をとり、適度に運動する…免疫力を高めるためには十分な栄養が必要です。風邪予防には、免疫物質のもととなる「たんぱく質」、免疫力を高める「ビタミンC」、粘膜を丈夫にしてウイルスの侵入を防ぐ「ビタミンA」を積極的に摂りましょう。また、適度な運動は風邪に負けない体力づくりや、免疫力の向上に役立ちます。
  • なるべく薄着を心がける…厚着は気温の変化に身体が順応する力を弱めて、抵抗力の低下につながります。

風邪をひいてしまったら…

  • まず、十分な休養と睡眠をとりましょう。
  • ウイルスにより胃腸が弱っている時は、おかゆなど温かく消化が良いものを食べましょう。
  • 発熱や炎症があると体内の水分を消耗します。水分補給を十分に行いましょう。
  • 体力も消耗しやすいため、たんぱく質や糖質などでエネルギー補給をしましょう。

インフルエンザ対策も十分に

通常の風邪のほか、インフルエンザが流行り出すのもこの時期です。風邪の症状は進行もゆるやかで、症状も鼻やのどを中心とした上気道に起こり、発熱しても38度と比較的軽度です。一方、インフルエンザは感染して1~3日の潜伏期間後、突然38度以上の高熱や全身の倦怠感、食欲不振の全身症状が強くあらわれるのが特徴です。

インフルエンザウイルス対策には、通常の風邪対策以外に湿度管理も大切です。加湿器を使って50~60%の湿度を保ちましょう。

なお、ワクチンの接種も有効です。インフルエンザは例年12~3月頃に流行します。接種効果が現れるまでに2週間程度かかるため、12月中旬までに接種を終えることが望ましいとされています。接種には、発病する可能性を低減させる効果と、インフルエンザにかかった時の重症化防止に有効とされています。

風邪とインフルエンザの違い

原因となるウイルス

【風邪】コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなど多様
【インフルエンザ】インフルエンザウイルス

発症時期

【風邪】一年を通じて発症する
【インフルエンザ】冬季に流行

症状の傾向

【風邪】上気道症状があらわれ、ゆるやかに進行する
【インフルエンザ】全身症状があらわれ、急激に進行する

肝臓について

こんにちは安井鍼灸整骨院です。今回は、肝臓です。

“沈黙の臓器”といわれる肝臓

肝臓は、人間の体の中で最も大きな臓器といわれています。たんぱく質・脂質・糖質などの栄養素を体内で使える形に変えて蓄える「代謝」、薬・アルコール、老廃物などの有害な物質を分解して無毒化する「解毒」、脂質の消化・吸収を助ける働きのある「胆汁の生成と分泌」などの役割があります。

このように肝臓は重要な役割を担っていますが、何らかのダメージを受けていたとしても自覚症状が現れにくいため、「沈黙の臓器」ともいわれています。そこで、健診を受けて肝臓の異常を早期発見することが重要になります。

肝機能の数値に異常があっても症状がないからといって放置すると、肝炎や脂肪肝から、肝臓が硬くなり肝機能が低下する「肝硬変」、さらには「肝臓がん」へと進行することもあります。

肝臓の大敵はウイルス・アルコール・肥満

肝臓にダメージを与える大きな要因として、「肝炎ウイルス」「アルコール」「肥満」があります。

肝炎ウイルス

日本人の肝臓の病気の主な原因となっているのは、肝炎ウイルスの感染によるB型肝炎とC型肝炎です。近年、ウイルス性肝炎の治療法が進歩し、早期発見して適切な治療を受けることで、進行を抑えたり、治すことも可能になってきました。「肝炎ウイルス検査」を一度も受けたことがない人は必ず受けましょう。

アルコール

お酒の飲み過ぎが長期間続いていると、アルコールを分解する肝臓に負担がかかり続け、肝臓の病気が起こりやすくなります。多くは、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積する「アルコール性脂肪肝」になり、お酒を飲み続けていると腹痛・発熱・黄疸などの重篤な症状があらわれる「アルコール性肝炎」になり、死亡するケースもあります。さらに進行すると、肝硬変となり、肝臓がんのリスクが高まります。

肥満

肝臓の病気というと“お酒の飲み過ぎ”と思いがちですが、お酒を飲まない人も注意が必要です。肥満・食べ過ぎ・運動不足などにより、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積する「非アルコール性脂肪肝」が起こります。「非アルコール性脂肪肝」から肝臓に炎症が起こった状態の「非アルコール性脂肪肝炎(NASH:ナッシュ)」になると、肝硬変や肝臓がんに進行するリスクが高いことがわかっています。

●肝機能を改善する生活習慣

食事でとったエネルギーが消費量を上回ると、肝臓で中性脂肪が多く作られ、脂肪肝になりやすくなります。肝機能を改善するためには、肥満につながる食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足にならないように心がけることが大切です。

肥満を解消する

肥満の人は減量し、適正体重をめざすことが第一です。肥満の原因となる食べ過ぎに注意し、腹八分目を意識しましょう。

糖質・脂質を控える

甘いお菓子やジュース、ごはんなどの糖質は、エネルギーとして使用されなかった分が中性脂肪として蓄えられます。肉の脂や揚げ物などの脂質もとり過ぎると、中性脂肪として蓄えられるため、控えめにしましょう。

たんぱく質・ビタミンをとる

肝細胞の修復や機能回復に必要なたんぱく質をとりましょう。ただし、とり過ぎるとエネルギーが過剰になるため、青魚や鶏ささみ、豆腐、卵などを適量とりましょう。また、肝機能が低下するとビタミンが不足するため、ビタミンEを多く含む緑黄色野菜(モロヘイヤ、かぼちゃなど)やナッツ類(アーモンド、落花生など)を十分にとりましょう。

アルコールは控える

アルコールは肝臓での中性脂肪の合成を促進し、脂肪肝を悪化させるため、できるだけ控えましょう。厚生労働省の「健康日本21(第二次)」では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量として、1日あたりの純アルコール量は男性40g以上、女性は20g以上としています。飲む場合は、男性は40g、女性は20gまでにとどめましょう。

純アルコール20gの目安

ビール
中びん1本(500mL)

日本酒
1合弱(160mL)

チュウハイ
350mL缶1本(350mL)

ワイン
グラス2杯弱(200mL)

ウイスキー
ダブル1杯(60mL)

習慣的に運動する

肝臓にたまった中性脂肪を減らすよい方法が運動です。1日30分を目標に、ウオーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を習慣にしましょう。筋肉量が多いと脂肪が燃焼されやすくなるため、スクワットなどの筋力トレーニングを加えるとさらに効果的です。

片頭痛について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。先日、片頭痛の患者様がいらっしゃったので、今回は、片頭痛について書きたいと思います。

生活に支障が起きやすい片頭痛

繰り返し起きる頭痛(慢性頭痛)にはいくつかの種類がありますが、その中でも日常生活に支障が起きやすいのが「片頭痛」です。最もよく起きる頭痛である「緊張性頭痛」が、頭全体がギューッとしめつけられるような痛みであるのに対して、「片頭痛」はこめかみから目のあたりがズキンズキンと痛みます。体を動かすと痛みが増すので仕事や家事をしたくなくなり、いったん痛みだすとしばらく続き、1ヶ月に1~2度、多い人では1週間に1度と周期的に繰り返すのが特徴です。

片頭痛は20代~40代の女性に多いといわれています。初潮を迎える年代を過ぎると片頭痛になる女性が男性をはるかに上回るようになること、生理前から生理中にかけて痛みに悩まされるケースが多いことなどから、女性ホルモンの変動が関係していると考えられています。

ただし片頭痛を引き起こすのは女性ホルモンだけではなく、片頭痛は男性にも起きます。ストレスや肩こりが片頭痛の引き金になりますが、ストレスから解放されてほっとする時に痛みが強まることもあります。また、タバコやアルコール、寝不足、寝すぎ、疲労、空腹、片頭痛を誘発する食品などによっても、片頭痛が起こることが知られています。

あなたは片頭痛? チェック

同じ頭痛でも「緊張型頭痛」と「片頭痛」では対処法が違います。あなたの頭痛が片頭痛かどうか、チェックしてみましょう。

  • 月に数回繰り返し、数時間~3日間ぐらい頭痛が続く。
  • ひどくなると「ズキンズキン」と脈打つように痛む。
  • 動くと頭痛がひどくなるので、できれば動きたくない。
  • 頭痛時に吐き気がしたり、光や音に敏感になる。
  • 両親や兄弟姉妹に片頭痛の人がいる。

上記にひとつでもあてはまる人は、片頭痛の可能性があります。どんな時に片頭痛が起きやすいかを記録して、下記を参考に片頭痛が起きやすいシチュエーションを避けるようにしましょう。頭痛の記録(頭痛日記)は、病院を受診した際にも役立ちます。

片頭痛は生活の工夫で防げる

片頭痛は日常生活のふとしたきっかけで誘発されますが、片頭痛が起こりやすい条件は人によって違います。自分が片頭痛になりやすい条件を知って、条件が重なる時はできるだけその状況を避けるようにすることで、片頭痛はある程度防ぐことができます。下記を参考に実践してみましょう。それでも慢性的な頭痛がラクにならない場合は、一度頭痛外来や脳神経外科を受診してみることをおすすめします。

イタリアンより和食を選ぶ

片頭痛は、脳の血管が広がって、神経が刺激されることで起こります。そのため血管を拡張・収縮させたりする物質を含む食品は避けましょう。血管を拡張・収縮させるポリフェノールやチラミンは、オリーブオイル、チーズ、赤ワイン、ハム・サラミなどイタリア料理には多く含まれ、和食には少ない傾向があります。その他、チョコや柑橘類も血流を促すので頭痛を誘発することがあります。

乗り物に乗る時は位置に注意

乗り物は特有のにおいや振動、気圧の変化で脳を刺激するほか、高速で流れる車窓の風景や日差しなども頭痛の引き金になります。座席の位置や車内環境を改善すれば予防につながります。

高速バスならエンジンの振動が伝わる後部座席や、タイヤの真上の座席は衝撃を受けやすいので避けましょう。新幹線は進行方向に向かって右の窓側は、新幹線がすれ違う時に急激な気圧の変化を受けやすいため、通路側に座るとよいでしょう。

光や音、においにも注意

光や音、におい、気圧などの環境の変化には脳が過剰反応しやすく、頭痛が起こるきっかけになりやすいもの。まぶしい光は頭痛発作を誘発します。コンサート会場や映画館、太陽光線の強い夏の浜辺などは危険スポットです。また、カラオケボックスなど大きな音が鳴り響く空間は、脳を刺激して頭痛を誘発する可能性が。食堂フロアや喫煙スペースなど頭痛を起こすにおいがする場所を通る時は、マスクで防御するのも有効です。また、エレベーターに乗ると気圧の変化で頭痛が起こることも。山登りや展望台にも注意しましょう。

片頭痛のツボ

片頭点は、薬指の第二関節の小指側の側面にあります。反対側の手の指で第二関節を挟むようにし、揉むような感じで優しく押してあげるといいでしょう。こちらも5秒間、3~5回程度でOKです。

片頭点は、片頭痛のときに押すことで痛みの改善が期待できるだけでなく、普段から押してあげると片頭痛の予防につながるといわれています

口唇ヘルペスについて

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、口唇ヘルペスについてです。

口唇ヘルペスの原因は?

口唇ヘルペスの原因は、「単純ヘルペスウィルスⅠ型」というウィルスです。このウィルスは、感染力が強く、直接的な接触のほかにも、ウイルスの付いた食器などを介しても感染の恐れがあります。そのため、親子や、夫婦など、親密な間柄で感染することが多く、これが俗称「愛のウィルス」の所以です。初めて単純ウィルスⅠ型に感染し、その人に抗体ができたとしても、ウィルスは神経節にひそみ、何らかのきっかけで機会があれば、暴れだして、再発を繰り返すのが特徴です。再発は、年に1~2回が多いようです。通常は、再発のたびに軽症化し、水ぶくれも小さくなり、患部も狭い範囲におさまるとされています。何度も再発した人は、皮膚が赤くなる前に、唇や口の周りのピリピリ、チクチク、ムズムズといった違和感で、自分でも再発の兆しがわかることが多いようです。

再発のきっかけは?

口唇ヘルペスの症状が現れやすいのは、風邪で発熱したとき以外にも、疲労、紫外線、胃腸障害、ストレス、老化、何らかの薬を服用しているときなど、体が弱っている時です。紫外線は、皮膚にダメージを与え、極端な寒さや冷たい風は、唇や口の周りの敏感な部分を乾燥させ、口唇ヘルペスの再発の引き金になります。 唇のけが(口腔部分の外傷)も、再発誘因となりえます。 また、月経によるホルモンの変化は、身体の免疫機能を弱める可能性があります。このように、体力、抵抗力、免疫機能が落ちてくると、ちょっとした刺激で潜伏しているウィルスを再び活性化させ、再発を繰り返してしまうのです。

早い時期に治療をはじめるほうが、治りも早くなります。再発の予感がしたら、あるいは、口唇ヘルペスの症状が出たら、早めに専門医へ相談しましょう。

日常生活で気をつけたいこと

口唇ヘルペスでの日常生活で気をつけたいことは、①再発をおさえ、②他の人にうつさないことです。

具体的には、「①再発をおさえる」には、食事は栄養のバランスを考えてきちんと摂り、適度な運動習慣をつけ、基礎体力を高めておきましょう。ストレスは溜め込まないよう、適度な息抜きを心掛け、精神面の健康も保ちましょう。

「②他にうつさない」には、症状が出ている間は、ウィルスの量も多く、感染源になるので、人との接触に注意しましょう。相手が抗体を持っていて抵抗力がある場合には、発症しないか、発症しても軽症で済みますが、新生児、アトピー性皮膚炎の方、病気などで免疫機能が低下している方の場合には、重症化しやすいので、特に注意が必要です。自分でも別の部位に感染を広げる可能性があるので、むやみにあちらこちらに触れないように気をつけてください。患部に触れた後は手を洗い、他の人が患部に接触しないように気をつけたり、食器やタオルなどの共有は避けましょう。食器は洗剤できちんと洗い、タオルは他の洗濯物と一緒に洗って構いませんが、日光によく当てて、乾かしましょう。

それでも再発してしまったら

まずは、日頃の食生活を見直してください。

  • お食事の時間は規則的ですか?
  • お酒は適量ですか?
  • 主食、主菜、副菜が揃ったお食事ですか?

季節の変わり目、旅行に行くと必ず再発するなど、再発の原因を探り、対処方法を知ることも大切です。十分な栄養と十分な休息、これが再発防止のポイントです。

食中毒について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、食中毒について書きたいと思います。

食中毒は「真夏に多い」と思いがち…

食中毒は、食べ物や飲み物に付着した微生物(細菌、ウイルスなど)や自然毒を摂取することによって起こる健康障害です。細菌ではコレラ・チフス・赤痢、ウイルスではノロウイルス、自然毒ではフグ・キノコ・アジサイの葉・ジャガイモの芽などがよく知られています。

これらのなかでは、「微生物」を原因とした食中毒が、発生件数全体の約70%を占めています。 そのため、一般的に食中毒は気温も湿度も高い「真夏に多い」と思いがちですが、実は年間で一番発生件数の多い時期は9~10月です。

食中毒は「ウイルス」「細菌」「自然毒」

食中毒の原因は、大きく次の5つですが、日本での発生件数が多いのは上位3つです。そして、この3つを原因とする食中毒の発生時期をあらためて見てみると、思いがけない結果が見えてきます。

(1)ウイルス

(2)細菌

(3)自然毒

(4)化学物質

(5)寄生虫

<ウイルス性食中毒>

食中毒の原因でもっとも発生件数が多いのは「ノロウイルス」です。ノロウイルスによる食中毒は、感染者が大規模に拡大することが多く、年間の食中毒患者数の約50%を占めています。ほかにウイルスが原因の食中毒では、A型肝炎ウイルスが知られています。これらは「10〜2月」に多く発生しています。それはウイルスが低温で乾燥した環境に長く生息するためです。

<細菌性食中毒>

次に多いのが「細菌」による食中毒です。腸管出血性大腸菌(O-157やO-111など)やサルモネラ菌が、よく知られています。これらの細菌は、温度約10〜20度のいわゆる室温程度で増えはじめ、人間の体温ぐらい(36度前後)で増殖のスピードがもっとも速くなります。それと同時に、湿気などの水分を利用してさらに繁殖します。そのため細菌による食中毒は「6〜9月」に多く発生しています。

<自然毒食中毒>

自然毒の食中毒は、秋(9〜10月)に突然増えるのが特徴です。キノコやフグを食べる機会が増えるためでしょう。フグの毒についてはよく知られていますが、キノコはどこまで毒性があるのか詳しく解明されていません。日本に約2500種類自生しており、猛毒と指定されているのはそのなかの約30種類です。その他の微量な有毒性については研究の途中です。椎茸、エノキ、シメジなど一般的に流通しているキノコに似ていても、有毒物質を含んでいることもあり、秋には自然毒の食中毒にかかる人が毎年急増します。

9〜10月は、食中毒の原因が集中する季節!!

このように、9〜10月は、食中毒が発生する原因が「ウイルス」「細菌」「自然毒」と3つもそろっています。そのため、年間で食中毒の発生件数のいちばん多くみられるようです。さらに、次のような事態も影響している考えられています。

(1)厳しい残暑で体力が奪われ、免疫力が低下している

(2)気温の変化で体調を崩しやすくなっている

(3)行楽シーズンで、お弁当など野外での食事する機会を多い

(4)食べ物がおいしい季節で、つい暴飲暴食をしてしまう

(5)「秋=食中毒」というイメージがないため、油断している

食中毒は悪化すると体に危険が伴います。下痢や嘔吐など見られ、さらに1~2日安静にしても症状が改善しないときは、医療機関を受診してください。

コーヒー

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。日ごとに秋らしくなり、温かい飲み物が美味しい季節になりました。

10月1日は「コーヒーの日」です。日本では、秋から冬にかけてコーヒーの需要が高まることから、1983年に社団法人全日本コーヒー協会によって定められました

【1】日本人とコーヒー

コーヒーは、アフリカ原産のコーヒーノキの種子(コーヒー豆)を焙煎し、挽いたものを抽出した飲み物です。コーヒーの味や香りは、

  • コーヒー豆の品種・産地
  • 焙煎の度合い(浅煎り、深煎りなど)
  • 抽出の仕方(ドリップ式、サイフォン式など)
  • コーヒー豆の配合割合(ブレンド)

などによってもそれぞれ異なります。この種類と組み合わせの豊富さがコーヒーの大きな魅力です。コーヒーの起源については様々な説がありますが、日本にコーヒーが伝わったのは江戸時代、長崎・出島にオランダ人によって持ち込まれたのがきっかけとされています。当時、コーヒーを飲んだ日本人の感想には、「焦げくさくて味ふるに堪えず」と記されています。お茶の文化で育った日本人には、よほど口に合わなかったのでしょう。

コーヒーが受け入れられるようになったのは、明治時代になってからのことです。文明開化とともに、西洋文化の象徴であるコーヒーを積極的に取り入れようとする動きが広がり、明治時代の中頃には、東京に日本初のコーヒー専門店が誕生しました。今や日本は世界有数のコーヒー輸入国となり、多くの愛好者がいます。

【2】コーヒーの成分と香り

コーヒーの飲用は薬から始まったといわれています。昔からコーヒーには、覚醒作用や利尿作用があることが知られており、日本でも、明治の頃まで薬として用いられていました。ここからはコーヒーに含まれる主な成分と香りについてお話します

●カフェイン

コーヒーに含まれる代表的な成分で、玉露やココア、コーラなどの飲み物にも含まれる成分です。また、コーヒー100ml中には約60mgのカフェインが含まれています。眠気覚ましなどの覚醒作用や利尿作用がよく知られていますが、「自律神経の働きを高める」「集中力を高め、作業効率を向上させる」「運動能力を向上させる」「疲労を抑制する」など様々な効果が明らかになっています。 

●ポリフェノール(クロロゲン酸類)

多くの植物に含まれる成分の1つで、抗酸化作用があります。コーヒーの褐色や苦味、香りのもととなっています。その量はカフェインよりも多く、コーヒー100ml中に約200mgのポリフェノールが含まれています。また、クロロゲン酸は抗酸化作用のほか「糖尿病を予防する」「脂肪の蓄積を抑制する」などの効果が発見されており、カフェインと並んで注目されている成分です。特にコーヒーの生豆には、クロロゲン酸が豊富です。 

●香り

コーヒー独特の風味や香りは、焙煎によって油分や糖分、香気成分が化学反応を起こすことで生まれます。焙煎が浅いほど酸味が強く、深く煎るほど苦みのあるコーヒー豆になります。ある実験でコーヒー粉末、レモン油、蒸留水を用いて、リラックスした時の脳波であるα波の量を比較したところ、コーヒーの香りをかいだ時に、最も多くα波が現れるというデータも出ています。なお、焙煎の浅いものより深いものの方がリラックス効果は高いそうです(※1) また、脳に与える効果は豆の種類によっても異なるという結果も報告されており、目的によって使い分けるのが良さそうです。

「リラックス効果が高いもの」 →グァテマラやブルーマウンテンなど

「集中力が高まるもの」→ブラジルサントス、マンデリン、ハワイ・コナなど(※2)

【3】コーヒーの活用法

カフェインが脳に届くのは約30分後といわれています。仕事を始める30分前にコーヒーを飲むと、集中力が高まりますし、仮眠前に飲めばすっきりとした目覚めが期待できます。ただし、日頃から大量にカフェインを摂っている方の場合、体に耐性が出来てしまい、効果を感じにくくなることがあります。また、一度に大量のカフェインを摂取すると、急性中毒を引き起こすケースも報告されています。摂りすぎには注意して、ほどほどを心がけたいですね。

コーヒーは飲むだけでなく、その芳香によっても楽しむことが出来ます。カフェインを気にせず、手軽にリフレッシュしたいという方は、コーヒー豆の香り袋を利用されてはいかがでしょうか。さらに、コーヒーは消臭効果が高いので、ドリップ後の豆を乾燥させ、消臭剤として使用すれば環境にも優しいですね。トイレや靴箱、冷蔵庫など臭いの気になる場所に置いておくのもおすすめです。

ぜんそく

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、喘息です。

秋は最もぜんそくが悪化することの多い季節

ぜんそくは気候変動で影響を受けやすい疾患です。特に秋はぜんそく症状が悪化しやすいと言われており、その原因には様々な要因があります。

ダニアレルゲンの増加、気温の変化や台風の接近に伴う気圧変化、ウイルス感染などによりぜんそくが悪化しやすい秋だからこそ、規則正しい生活などを心がけ、日々のぜんそく治療を怠らずにぜんそく管理に努めましょう。またインフルエンザワクチンの接種時期でもあり、主治医と相談の上予防対策を行うことも大切です。

秋には夏に増殖したダニが死骸となり、これがハウスダストとなって多く飛散します。ダニは温度20~30℃、湿度60~80%の高音多湿を好むので、7~8月に発生のピークを迎えます。9月になると、さらにダニの糞や死骸が蓄積し、これらもアレルゲン(アレルギーの原因物質)になるので、秋はダニアレルギーのリスクが高まるのです。こまめに掃除をし、ダニを駆除しましょう。

ダニ対策チェックポイント

カーペット

湿気を好み、ホコリの栄養分をエサとするダニにとって絶好の住みかです。ウールや混紡など吸湿性の高い素材のカーペットは特に注意が必要です。

ふとん/毛布

1晩でコップ1杯分の汗をかき、そのため湿気を含んだフケやアカなどがダニのエサとなるので、ダニが繁殖しやすいので、ふとん、毛布は特に要注意です。

布製のソファー

湿気を含みやすい素材であり、人の皮脂・フケなどが栄養分となります。ソファーは布地が厚手だと、ダニが奥に潜んで、退治するのが難しくなりますので、こまめな掃除が必要です。

ぬいぐるみ

カーペットと同様に、吸水性が高いのでダニが大好きな場所です。子どもが持って遊ぶ場合は注意しましょう。

ペット

ペットの体にもダニは発生します。ただし、何よりも気をつけたいのは、ペットの食べこぼしや抜け毛、フケです。これらはダニのえさになるので、いつでもキレイにしておきましょう。

ぜんそく治療はいつまで続けるの?

残念ながら、ぜんそくは治らない病気ですので、「普段からの治療」が特に大切です。

ぜんそくの治療を受けるにあたり、2つの時期があることを知っておく必要があります。ひとつ目は咳や息苦しさなどの症状がある時期。このときには、今まさに苦しい症状を抑えるための薬を使います。ふたつ目が、咳などの症状が軽減して調子のよい時期。この時期は、症状が軽減するため「治った」と思ってしまいますが、気道では炎症が続いています。ぜんそくでは、この炎症を抑える「普段からの治療」が重要です。調子が良くても、「普段からの治療」を続けましょう。そうすることで、次に刺激に触れたときに、症状や発作が起こりにくい状態にしていくのです。気道の炎症をしっかりおさえれば、健康な人と変わらない生活を送ることができます。日常生活はもちろん、吸入ステロイド薬で治療しながら活躍しているスポーツ選手もたくさんいます。

「普段からの治療」でぜんそくの管理が適切に行われているか否かは、定期的な呼吸機能の検査や気道に炎症があると増える息の中の一酸化窒素(NO)濃度の測定により、気道の状態を評価してもらうことが必要です。わかりやすい正確な指標があると、治療効果をご自身でも確認でき、治療へのモチベーションも向上し、治療を継続しやすくなります。

症状がなくても毎日の治療をしっかりと継続し、何の制限もない日常生活を送りましょう。