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夏の食中毒

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏の食中毒です。

食中毒の原因には細菌やウイルスがありますが、梅雨時から9月頃までは高温多湿な状態が続き、細菌がもたらす食中毒が多く発生します。
細菌による食中毒の代表格は、近年、発生件数や重症例が多いことで知られる「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌(O157など)」によるものです。
食中毒を招く細菌が増殖しても、食べ物の見た目や味は変わらず、匂いもしません。そのため、食事の準備をするときには、細菌を「つけない」「増やさない」、加熱等で「やっつける」を心がけ、食中毒を防ぎましょう。

原因となる細菌と症状

主な原因菌 (カッコ内は潜伏期間)

  • カンピロバクター(17日)
  • サルモネラ(672時間)
  • 黄色ブドウ球菌(13時間)
  • 腸炎ビブリオ(824時間)
  • 腸管出血性大腸菌<O157など>(38日)

症状

  • 腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、発熱など。

食中毒から身を守る予防のポイント

自宅で…

  1. 食材の購入・保存
    ・消費期限などを確認する
    肉や魚は汁が漏れないよう注意して一つひとつをビニール袋に入れ、できれば氷や保冷剤と一緒に持ち帰る
    帰宅後すぐに生鮮食品は冷蔵庫(庫内10度以下)、冷凍食品は冷凍庫(庫内マイナス15度以下)へ入れる
    冷蔵庫や冷凍庫は詰め込みすぎないなど
  2. 下準備・調理作業の前に石けんで丁寧に手を洗う
    ・台所は清潔に保つよう心がける。特にふきん・タオル類は、頻繁に清潔なモノと交換する
    ・野菜は流水できれいに洗う。また、生の肉や魚、卵をさわった後は丁寧に手を洗う
    ・肉や魚は中まで十分に火を通す(中心部の温度75度で1分以上加熱)
  3. 食事
    食べる前に石けんで手を洗う
    ・清潔な食器に料理をもりつける
    ・温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べる
    ・料理は長時間室温で放置しない消費期限などを確認する
  4. 残った食品の扱い・後片づけ
    残った食品は小分けにし、清潔な容器に保存する。食べる際は十分に加熱する
    ・ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てる。消費期限などを確認する
    ・調理に使ったまな板・包丁は必ず洗って熱湯消毒する
    ・スポンジは洗ってからよく水切りする

外食時、調理済み食品を購入した場合やバーベキューでは…

  1. 生食または生焼け状態のメニューは控える
  2. 焼き肉や鉄板焼きの場合、生の肉や魚介類を扱う箸と食べる用の箸を使い分けるか、トングを使用する
  3. 焼き肉や鉄板焼きは中心部まで火を通す
    ※つけ合わせの野菜も、肉などに触れているので十分に加熱すること
  4. 食べきれなかった料理は持ち帰らない
  5. 惣菜や弁当などの調理済み食品はできるだけ早めに食べる
    ※室温で2時間以上放置しない、「ちょっと怪しい」と思ったら捨てる

賢く、おいしく予防するコツ

食中毒を防ぐには、抗菌、防腐作用に優れた梅干や薬味野菜のシソ、ニンニク、ネギ、香菜、ショウガ、ワサビなどの食品が効果的です。料理にたっぷり添えましょう。
また、免疫力を高めるビタミンB1が含まれる豚肉も、食中毒予防におすすめの食品です。
抗菌、防腐作用に優れた梅干や薬味野菜とビタミンB1が豊富な豚肉を使って、おいしく食べることができる料理については「季節の健康レシピ」をご覧ください。

「食中毒のツボ」で、予防、そして症状改善しましょう。名前は「裏内庭」といいます。特効ツボです。
足の第2指を折り曲げて、第2指の腹が足裏についたところです。

 

心のリズム

暖かな日差しの日も増え、気持ちのいい青空に春の予感を感じる今日この頃
春のお出かけの予定をいろいろ考えている方も多いのではないでしょうか?
桜の開花ももうすぐですね。

春は、気候はもちろんのこと、新しい環境に移る人も多く、「変化」の多い季節でもあります。
気温差に体温調節がうまくいかなかったり、新しい環境で心が疲れてストレスになってしまったり、様々な面で自律神経のリズムが乱れやすくなります。

  こんな時はちょっと一休み チェック

✔️すぐ疲れる
✔️集中できない
✔️だるさが続く
✔️寝付きが悪い
✔️不安や心配が頭から離れない
✔️食欲がないまたは、過食してしまう

  心のリズムを整えるには

👉朝はきまった時間に起き朝日を浴びましょう
1日のスタートは朝。朝日を浴びると体内時計がリセットされて体内リズムが整います。また太陽の光は、ハッピーホルモンである「セロトニン」が体内でたくさん作られますので、気持ちが安定し穏やかな気持ちになります。

👉食事は3食決まった時間にバランスよく食べましょう
規則正しく食事を取ることで、体内時計を整えることができます。
また、体内時計を整える効果がある、卵や大豆、肉、魚なやじるしどタンパク質をしっかり取るようにしましょう。
春の旬の食べ物は、デットックス効果があるものが多いので、春菊やせり、ふきのとうや、たらの芽などの山菜を積極的に取り入れましょう。

👉休養をとる
たまには、なにもしない、のんびりした時間も必要です。
気分転換と、プライベートも忙しくなりすぎないように気をつけ、自分なりのリラックス法を見つけて、しっかり休養しましょう。

👉体温調節をしっかりしておきましょう
気候が不安定な季節です。暑さ寒さもストレスになりますので、温かい日でも外出の際は羽織れる上着を持参しましょう。

心のリズムを整えるには、規則正しい生活習慣が大切です。
ストレスをためないように、早めに休養することで心のリズムを整えることができます。
上にあげたような症状が、治らず2週間以上続く場合は、早めに受診しましょう。

 

花粉症について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は花粉症についてです。


  1.花粉症ってなに?

花粉症とは、花粉に対して人間の体が起こすアレルギー反応の総称です。一般的に花粉症の四大症状とされる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみに加え、皮膚や喉に不調をきたすこともあります。「アレルギー性鼻炎」、「アレルギー性結膜炎」、「アレルギー性皮膚炎」、「アレルギー性咽喉頭炎」など、そのアレルギーの原因が花粉であるものは花粉症ということになります。

  2.花粉症と風邪の見分け方は?

まだまだ寒いこの3月の花粉症は、風邪と間違われることがあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状は風邪の症状と共通しているからです。花粉症か風邪かを判別するための一つの指標として「鼻水」を観察しましょう。風邪の鼻水は、最初は透明でサラっとしていても、数日で黄色くドロっとしたもの(細菌やウイルスと戦った白血球の死骸を含んだもの)に変化します。
数日経っても透明でサラッとした鼻水だとしたら花粉症の可能性が高いでしょう。

  3.花粉症のメカニズムについて

風邪にしても花粉症にしても、私たちは免疫システムにより外敵から体を守っています。花粉は自然のものなので、普通なら、鼻の粘膜にある腺毛の働きによって排出されて終わりなのですが、花粉症は、花粉が異物(アレルギーの原因となる抗原)として認識され、花粉に対する抗体(IgE抗体)が過剰生産されることで起こる免疫の過剰反応です。
IgE抗体は、花粉症以外のアレルギー疾患とも関係していて、IgE 抗体が作られやすい体質はアレルギー体質とされています。


  花粉症と付き合う

花粉症で問題になるのはQOL(生活の質)の低下。たとえば、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの花粉症の症状は、集中力や判断力、作業能率を低下させます。なかでも、鼻づまりは、睡眠障害の原因にもなり、日中の疲労や眠気にもつながります。そこで、まずはセルフケア。花粉症を「防ぐ」、花粉症から「逃げる」、花粉症に対して「強くなる」ことを意識して、QOLを保ちつつ花粉症と上手に付き合いましょう。

  1. 防ぐ

    花粉症の原因は花粉なので、花粉症の症状を和らげるには、花粉を防ぐことが重要です。

  2. 逃げる

    花粉症の原因とされる植物はたくさんありますが、日本で発症する花粉症の多くが2~4月頃に飛散するスギ花粉によるものです。ただ、北海道や沖縄にはスギがほとんど存在しないため、スギ花粉症はありません。
    スギ花粉が多く飛ぶ時期だけ、北海道や沖縄へ逃げることができたら良いのですが、なかなかそうもいきません。
    せめて、花粉が多い時間帯や気象条件から逃げましょう。スギ花粉は、一般的に昼前後と日没後に多くなります。気温が上がって、スギ花粉がスギ林から都市部へ飛んでくるのが昼前後。また、上空に飛んだ花粉が地上に落ちてくるのが日没後です。 花粉が多くなる気象条件としては、①晴れて気温が高い日、②空気が乾燥して風が強い日、③雨上がりの翌日。花粉が多い時間帯や気象条件では、なるべく外に出ないようにしましょう。

  3. 強くなる

    免疫力が低下すると花粉症にかかりやすくなります。
    免疫力を高めるには、睡眠と栄養バランスのとれた食事、適度な運動、そして、ストレスコントロールが有効です。

ストレスについて

  仕事のストレス その実態は?

人は、さまざまな理由でストレスを抱えてしまうことがあります。例えば「仕事のストレス」を見てみましょう。厚生労働省が行っている「労働安全衛生調査(実態調査)」の2017年の結果によると、労働者のうちの半数以上が、仕事や職業生活に対して強いストレスを感じていることが分かります。仕事をする上でストレスを抱えている人は、20歳未満は4人に1人ですが、20歳代になると急に増え「2人に1人以上」という結果になります。全年齢層をあわせると、58.3%の人が、何らかの「強いストレス」を抱えています。

  さまざまなストレスは体にどう影響するのか

ストレスとはそもそも、「外からの刺激による心や体の反応」のことです。ストレスを起こす原因をストレッサーと呼びますが、何がその人にとってのストレッサーになるかは分かりません。また、結婚や離婚などの「生活が大きく変わること」や、親しい人との死別、自分自身の病気なども、人によっては大きなストレッサーとなります。「子育て」がストレッサーとなるケースもあります。
一般的に、ストレスによる反応には

  • 心理的反応:怒りや不安、悲しみ、不眠、怒りっぽい、注意力・集中力・記憶力・判断力の低下など
  • 身体的反応:頭痛や腹痛、めまい、疲労感、血圧の上昇、下痢や便秘など

があるとされています。これに対して人が起こす行動の変化には、過食または拒食、多量の飲酒、喫煙など、悪しき生活習慣ともいえる行動があります。ストレスが強い生活を続けていると、やがてさまざまな病気の原因ともなるのです。一時的な体調の変化であれば、ストレッサーから切り離された生活を、数日間送れば良いのかもしれません。しかし、一度かかってしまうと一生涯付き合っていかなければならない慢性疾患も含まれています。また、国立がん研究センターが行った研究(2018年1月に結果を公表)では、「長期的にわたり、自覚的ストレスレベルが高ければ、全がん罹患リスクが高くなる」という結果が出ています。 慢性的な病気やがんになれば、受診、検査、投薬、治療など、毎月の医療費は膨らんでいきます。「仕事や責任の大きさ」「対人関係」などから始まったストレスは、放っておくとさまざまな病気を引き起こし、治療費も多くかかってしまう可能性があります。。

  ストレスに対するツボ


中衝(ちゅうしょう)

中指の爪の生え際の、内側(人差し指に近い側)にあります。
中衝は体全体の血行を良くし、リラックスできます。
気持ちが不安定で仕事になかなか集中できないとき、気持ちのバランスを整えられます。
冷えが気になるときや、眠れないときにも効果的です。


小衝(しょうしょう)

「関衝」とも言います。
小指の爪の生え際の、内側(薬指に近い側)にあります。
イライラして作業に集中できないときに、イライラした気持ちを静めてくれる効果があります。
ここを数分間押しているだけでいやな気持がスッと消えていきますよ。
動悸や神経性胃炎、不眠にも効果があります。


神門(しんもん)

手首にある横のしわの小指側で、少しへこんでいるところです。
「神様の入ってくる門」という意味があります。
副交感神経を活発にする効果があり、ストレス解消につながります。


 

体温について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、体温についてです。

寒い毎日が続く中、身体がなかなか温まらず、冷えきっていませんか。冬の冷たく乾いた空気の中では、風邪や感染症などのウイルスも活発になっています。体温を上げて免疫力を高めることが、健康を守ることにつながります。

健康的な人の平熱は、36.5度~37.度程度と考えられています。思っていたよりも高いと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。近年、大人だけではなく、子どもにも36度以下という低体温の方が増えています。また、高齢になると体温は低くなりがちで、風邪をひいても熱があまり高くならないことがあるので注意が必要です。ご自分の平熱は、朝・昼・夜の体温を測って、平均を出すとよいでしょう。

低体温になると、血流が悪くなり、免疫力も低下。身体に入り込んだウイルスや細菌に対応できず、発病しやすくなってしまいます。逆に体温が上がると、血流が良くなり、約60兆個もの細胞に栄養と酸素がいきわたり、老廃物の排出もスムーズになります。体温を1度上げると、免疫力は5~6倍アップするといわれています。血流が良くなると、免疫を司る白血球の動きが活発になり、病気から身体を守ります。

年齢とともに、平熱は低下する傾向にありますが、それでも運動や食事、服装などに気を配ることで、体温アップが図れます。実際に、どんな風に「温活生活(体温アップ対策)」をしたら良いのか、まとめてみました。


筋肉量を増やす
体温を上げるには、筋肉をしっかりと鍛えること。中でも、大きな筋肉がつきやすい太ももを鍛えることは、体温アップを後押ししてくれます。1日10回のスクワット、1日30分のウォーキング(できれば坂や階段のあるところ)など、毎日少しでも身体を動かすことが筋肉量を増やします。

身体を温める食事を
飲み物は、なるべく常温や温かいものを摂るようにし、身体を温めるショウガやネギ、ニラ、カボチャ、卵、レバー、チーズなどを食事に摂り入れましょう。食事後は体温も上がるので、朝ご飯を抜いたりせず、3食きちんと食べることが大切です。

もう1枚プラスで温かい恰好を
肌着を厚手のものにしたり、タイツや靴下、ネックウォーマー(マフラーのようなもの)をプラスしたりして、寒さが入り込むのを防ぎましょう。また、いつもの靴下の中に、シルクの5本指靴下(冷えとり靴下)を合わせて、重ねばきするのもおすすめ。末端から冷えるのを防いでくれます。


じっとしていると冷えやすいこの時期は、なるべく温かいものを食べて動くようにし、身体の中から温める努力を! 少しずつでも体温を上げることで、体調や肌つやにもうれしい変化があるはずです。

  体を温めるツボ

①湧泉(ゆうせん):足の裏にあるツボ
人差し指と中指に続く指の骨の間で、少し窪んだ所にあるツボで、手の親指で3秒間押していく(湧泉が温かくなるまで)

②血海(けっかい):膝上にあるツボ
膝のお皿の内側の端から指3本分上がった場所にあるツボで、親指で垂直に押し込むのを3秒、離すのを3秒繰り返していく(3~5分)

③三陰交(さんいんこう):足のくるぶしにあるツボ
足の内くるぶしから指4本分上がったすね骨の後ろにあり、足首を片方の膝の上に乗せて刺激していく(2~3分)

イライラ・不安について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、イライラ・不安についてです。

  イライラや不安の放置は危険!?

日照時間が短くなる2月は気持ちがふさぎ込みやすく、イライラや不安を感じる、憂うつな気持ちになるなど、メンタルの不調を訴える人が増えるといわれています。こうした不調は、最初はちょっとしたものでも、放っておくといわゆる「うつ病」など、心の病に進行してしまうことも。この機にメンタルケアをきちんと見直し、精神を安定させる方法について知っておきましょう。

  原因にきちんと向き合う

イライラ、不安、憂うつ……表れ方は様々でも、それらはみな、不安定な精神状態が形を変えて出てきているにすぎません。こうしたメンタル不調が出ているときには、必ずどこかに大元の原因があります。 朝、通勤中に人と少し肩がぶつかっただけでイライラしたとしたら、なぜ、それだけでイライラしたのか考えてみましょう。すると、任せられている仕事が終わりそうになくて焦っていた、嫌な上司からの度重なる叱責にうんざりしていた、といった状況に思い当たるかもしれません。
いつもそんな状況におかれているとしたら、たとえば、余分なことはできるだけ省く、嫌な言葉はできるだけ聞き流す、といった術を身につけることも必要です。
メンタルの不調は、あなたの心からのSOS。「仕方ない」と放置したり、その状況を打破すべくもっとがんばろうとすると、さらに悪化しがちです。まず、今のあなたが抱えている負荷を減らすための対策を、何かしら講じることを考えてください。

  過去の体験に端を発するものも

メンタル不調の原因が、その人の育った環境など過去の体験にある場合も少なくありません。たとえば、会社で「認められたい」と思ってがんばっているのに、なかなか評価されないというときには、誰もが大なり小なりいらだちを覚えるかもしれません。しかし「認められたい」という気持ちがあまりに強い場合は、親に認めてもらえなかったという体験などが大元の原因となっていることも多いものです。そこに起因する劣等感や、形式的な価値観にとらわれて、苦しんでいる人もいます。
ツラくても、自分が何に苦しんでいるのか、その大元に向き合うことが大切です。カウンセリングを受けるのも一つの方法です。その場合、自分に合ったカウンセラーを探すことがポイントです。

  栄養状態もメンタルに影響する

メンタル不調は、実は、栄養素の欠乏によって引き起こされることもあります。たとえば、神経伝達物質の「セロトニン」の不足は、うつ病の一因となることがわかっていますが、このセロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸が材料です。トリプトファンの元になるのは、肉や魚、乳製品、大豆製品などのたんぱく質ですが、これが足りていない人が多いのです。また、トリプトファンは、鉄、マグネシウム、亜鉛などの栄養素が体内に十分にないと、つくることができません。
ほかにも、閉経前の女性が発症するうつ病は、少なく見積もっても、2割は鉄不足が原因だと考えられます。コレステロール値が低すぎると精神的に不安定になることもわかっています。脳と体のエネルギー産生や神経刺激伝達に関与しているビタミンB群、鉄の吸収にも関与しているビタミンCなどの不足から、うつ症状を呈する人もいます。
ですから、食事は非常に重要。バランスのよい食事を取ることは、体だけでなく、心を健康に保つためにも大切なことなのです。

  こんな状態があったら要注意

次のような状態が見られたら、それはメンタル不調のサインかもしれません。

✅元気が出ない、やる気が出ない
✅気分が乗らない
✅人に会いたくない
✅趣味が楽しくなくなった
✅体がだるい、痛い
✅仕事、勉強、家事などに、今までのように取り組めない
✅今までと違う感じや、何か変な感じがする

あてはまる項目が多いほど、メンタルが不調になる恐れがあります。そんなときはどうか、それ以上がんばろうとするのではなく、以下のような方法で、少しでも心身の負荷を減らすことを考えるようにしてください。

  血液検査で栄養素の状態を確認

メンタル不調を感じたら、まず、お近くの病院で血液検査をしてもらうことをオススメします。タンパク質、鉄、亜鉛など、ほとんどの成分は通常の血液検査で調べることができます。不足しているものがわかったら、栄養バランスの整った食事をとることはもちろん、必要に応じて薬やサプリメントを使うなどして、不足を補うようにしてください。
血液検査については、カラダの豆事典2014年5月の『「異常なし」でも要注意?!健康診断』でも説明しておりますので、ご覧ください。

  十分な睡眠をとる

メンタル不調の予防や改善には、睡眠も大切。人は、睡眠を取ることで自律神経のバランスを整え、免疫力を向上させています。睡眠には、ストレスを受けたときに分泌されるホルモンである「コルチゾール」の分泌量を適正化し、ストレスから回復させる働きもあります。その結果、イライラや憂うつ感などが軽減するのです。体だけでなく、心の不調を感じたときにも、睡眠をたっぷりとりましょう。

  自分のために時間とお金を使う

心を病む人の多くが、仕事や家事、育児に追われ、自分のための時間を確保できていません。忙しい現代人には難しいことかもしれませんが、たとえば、1日何分はジョギングする、散歩する、ぼーっとするなど、何でもよいので「好きなことをする私の時間」を意識的につくるようにしてください。 また、特に主婦の方などには「子どもの教育費のため、家計のため」と、自分には一切お金をかけずにお小遣いなしで我慢している方も多く見られます。もちろん、ある程度の節度が条件ですが、できれば、少しくらいは自分にもお金を使ってあげるようにしましょう。それが自分のメンテナンスにつながり、メンタル不調の予防となるからです。お母さんの心の安定は子供たちにも必ずプラスとなるのです。

  ヨガや座禅で自分と向き合う

ヨガ、またその中で行なう呼吸法には、瞑想を促し、精神をリラックスさせる働きがあります。ゆっくりと意識を集中することで、様々な雑念から気持ちを解放できたり、自分を認める気持ちになれたりするというメリットもあります。こうして自分と向き合うことは、自分を大切にすることにほかならず、それこそが、メンタル不調の解消にはとても大切なことなのです。
座禅に参加し、症状を大きく改善させた人もいます。座禅はたいてい、お寺などに大勢集まって行ないます。そこには、同じように悩みを抱えた人が来ていることが多く、そうした人たちと一体感をもちながら行なうことにも、セラピー効果があるようです。

  できるだけ笑う

笑うことも、メンタル不調の解消に大いに役立ちます。笑える映画や番組を見たり、笑いながら行なう「笑いヨガ」に参加したりするのもよいでしょう。口癖が気持ちを左右することがあるように、おもしろいことがなくても声と動作で笑うまねをするだけで、脳は「楽しい」と感じ、気持ちがポジティブになります。また、「あっはっは」と声に出すと酸素消費量が増え、免疫力も高まります。メンタル不調を抱えているときこそ、笑うようにしましょう。

  イライラ・不安に対するおすすめのツボ

■ 身柱-しんちゅう

首を前に倒したときに、首すじの後に現われる背骨の突起の下のあたり。第3胸椎と第4胸椎の中間あたりに位置します。マッサージをするときはピンポイントではなく、ツボの周囲を含めて刺激するといいようです。


■ 神門-しんもん


手首の関節で小指側にあるくぼみに位置します。


■ 巨闕-こけつ


みぞおち(へそから真上に上がる線上で、いちばん下の肋骨の手前にあるくぼみ)の下、指2本分のところに位置します。4本の指を揃えて、押し込むように刺激します。


■ 百会-ひゃくえ

頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置します。指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。極端に強く刺激しないように注意。


 

免疫力について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、免疫力についてです。
外に出たくないと思わせるほどの厳しい寒さの日々ですが、みなさまいかが過ごしですか?風邪などをひかれ、体調を崩したりしていませんでしょうか?まだまだ続く冬の寒さに打ち勝つための健康管理方法をご紹介いたします。寒い季節に体調を崩しやすい原因の一つに、免疫力の低下が考えられます。

  免疫力とは?

免疫力とは、体を守る力、のことです。普段空気中には多くの細菌やウイルス等が蔓延していますが、免疫力が高ければ、これらに打ち勝てるため病気にならずに済みます。免疫力UPは、生活習慣病予防にもなるともいわれていて、今注目されています!そもそも免疫力は、加齢・運動不足・食生活の乱れ・ストレスや過労・睡眠不足などで低下します。
そして特に寒い冬という季節は、体温が下がるため、免疫をつかさどる免疫細胞が活性化できず、免疫力がさらに低下しやすいので、ウイルスに打ち勝てずに風邪などの感染症にかかってしまいやすいのです。免疫力を維持するためにも、体温を保つことはとても重要です。寒い冬でも、免疫力を維持し、風邪にも負けず健康で快適な毎日を過ごせるよう、免疫力を上げるための活動についてご紹介します。

  免疫力を上げるための活動


・質の良い睡眠
眠っている間は免疫細胞の活動が活発になるため、適切な睡眠は免疫力が上がります。睡眠不足や睡眠障害は逆に免疫力を下げてしまいます。毎日の睡眠時間が確保できるような予定を立てられるといいですね。


・禁煙
たばこを吸うと酸素を体に送れず酸欠状態となり、栄養を送れない・老廃物を回収できない事態となり、免疫力が低下します。生活習慣病の発症リスクも増大させ、体にいいことがありません。


・バランスの取れた食事
一番大切なのは、3食きちんと「ごはん・肉魚・野菜」のバランスのとれた食事をとることです。ここでは免疫細胞を活性化するといわれている食材をご紹介します。<例>ヨーグルト、玄米、バナナ、にんにく、レバー、納豆、さば、しょうが、パプリカ、緑茶、ほうれん草、豆腐、しいたけ、れんこんなど。


・適度な運動
運動で筋肉を動かすことで体温を高められ、血流がよくなり代謝も上がります。また、運動により免疫細胞が活性化するため免疫力が上がります。激しい運動である必要はありませんので、散歩や体操など体を動かす習慣をつけられるといいですね。


・笑う
笑うと免疫細胞が活性化するという研究データがあります。またストレスも減少するといわれています。おもしろい話やゲーム、テレビ等、ご自身の趣味に合わせてぜひ笑いの多い生活を。


・体温の維持
寒い冬は体温が下がりがちになります。ぜひ首・手首・足首を冷やさないように、温かいかっこうでお出かけください。また、温かいものを飲んだり、入浴したり、からだの中から温めることも重要です。


・ストレス解消
ストレスがかかると、自律神経と呼ばれる、呼吸や体温、血管、内臓などの働きを調整している神経のバランスが崩れることなどから免疫力の低下が起こります。「病は気から」と言われているように、ストレスは万病の元です。ストレスをため込まないように


・免疫力におすすめのツボ

肥満症について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、肥満症についてです。

肥満は、体に脂肪が蓄積し、体重が増加した状態のことですが、病気ではありません。一方、肥満症は、肥満によって健康状態に悪影響が出ていたり、内臓脂肪が過剰に蓄積したりしている状態を指し、治療が必要です。
肥満の度合いは、一般的に「BMI(Body Mass Index)」という、肥満指数で判定します。この指数は肥満症の判断基準ではありませんが、日本人の場合、BMIが25以上を超えたときから生活習慣病などの症状が増えることから、BMI25以上が「肥満」とされています。

内臓脂肪と皮下脂肪が原因

肥満症の原因となる脂肪は、内臓脂肪と皮下脂肪に分かれます。内臓脂肪は、内臓の周りにつく脂肪で、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪です。
内臓脂肪の蓄積は、脂質異常症や糖尿病、高血圧、脂肪肝などの原因となります。一方、皮下脂肪の蓄積は「睡眠時無呼吸症候群」や、膝など関節に異常が起こる「変形性関節症」などを引き起こします。
睡眠時無呼吸症候群は、脂肪が気道を狭めることで起こり、変形関節症は体重の増加で関節に負担をかけることが原因です。

肥満症とメタボの違い

肥満症と混同されやすいのが、メタボリックシンドローム(以下、メタボ)です。メタボは、内臓脂肪症候群とも呼ばれ、内臓脂肪が原因となってさまざまな症状が生じるもの。内臓脂肪の蓄積に加え、高血圧、脂質異常、高血糖のいずれか2つを併せ持った状態を指し、動脈硬化が進行しやすくなっています。
肥満症も内臓脂肪が原因の1つですが、メタボはそれだけでなく、動脈硬化を引き起こすリスクが高くなり、命に関わる病気にもつながります。肥満症と比較し、より動脈硬化の危険度が高いのがメタボです。

食べ過ぎと運動不足に注意

肥満症の主な原因は、食べ過ぎと運動不足です。内分泌の異常などが原因のこともありますが、割合としては少なく、大半は生活習慣に問題があります。
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると、脂肪が増え、体重が増加します。特に中高年になると若い頃と比較して代謝が落ちているので、体重が増えやすくなっています。
なお、肥満症の症状は、関節痛以外、目立った自覚症状がありません。そのため気づかないうちに、肥満が原因により症状が進み、さまざまな不調につながりがちです。そのため、日々の体重管理をしっかり行うことが大切です。

治療法とセルフケア

食生活を見直して減量

肥満症とメタボの改善は、減量して肥満を解消することです。ただ、極端な食事制限でやせようとすると、栄養不足を招いて、筋肉を減らしたり、骨をもろくするなどの悪影響が出ます。また、リバウンドもしやすくなります。
1日3食、栄養バランスの取れた食生活で、適正なカロリー摂取を心がけましょう。食事の量は腹八分目に抑え、間食も控えます。日本人は糖質が過剰になりやすいため、主食の量を減らすよう心がけることも大切です。また、ゆっくり噛んで食べると、満腹感が得られやすくなり、過食を防げます。

節酒を心がける

酒は百薬の長といわれますが、飲みすぎると中性脂肪が増えてしまいます。お酒は、ビールは中瓶1本、日本酒は1合、焼酎は0.6合、ワインは1/4本が目安です。また、揚げ物など高カロリーのおつまみも控えるようにしましょう。

有酸素運動で脂肪が燃焼

有酸素運動は脂肪を燃焼し、肥満を改善する効果が期待できます。運動でのカロリー消費は少ないとされますが、運動によって筋肉が増えると、代謝のよい太りにくい体になります。また、運動で血管が拡張することで、高血圧や高血糖、中性脂肪やコレステロール値の低下も期待できます。
1日20分程度、ウォーキングやジョギング、ラジオ体操など、長く続けられる運動を習慣化することが大切です。また、ひと駅前に降りて歩いたり、掃除の回数を増やしたり、日常生活の中で体を動かす機会を意識的に増やすのも肥満の改善につながります。

肥満症におすすめのツボ

「飢点(キ テン)」は脳の食欲中枢を刺激して不必要な空腹感をおさえてくれるツボです。ここを左右同時に10回くらい押しながら揉むと、「お腹は空いてないのになにか食べたい」という欲求がなくなります。新陳代謝が良くなり、やせやすい体へと体質改善もできます。

また、食欲中枢にも働いたうえに血糖値のコントロールにも役立つうれしいツボがあります。それは「滑肉門(カツニクモン)」といい、インシュリンをバランスよく分泌させる働きのあるツボです。糖尿病でなくても予防をかねて「飢点」を押すついでに押してみてください。より効果が出やすくなります。

「飢点(キテン)」

「飢点」は、耳の穴の前、顔寄りに小さな軟骨の突起がありますが、その突起のつけ根の真ん中にあるツボです。左右同時に人差し指か綿棒で10回くらい押しながら揉んでみてください。

「滑肉門(カツニクモン)」

「滑肉門」は、「水分」(お臍から親指幅1本分上のところ)から左右に指3本分の位置にあります。食後「滑肉門」を約5秒間押すのを3回繰り返しましょう。ただし、これはあくまでも適度な運動と食事を前提としたうえでの療法です。運動しないと筋肉がやせて脂肪の多い体になってしまいますから。