禁煙について

こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、禁煙についてです。

タバコを吸う人=喫煙者は、タバコを吸わない人よりも老け顔になりやすいというデータが存在します。
タバコのせいで老化した顔は「スモーカーズフェイス」と呼ばれ現在では広く認知されています。
スモーカーズフェイスによって老け顔になっている場合、禁煙をするとほうれい線など気になるパーツが改善する場合があります。
そもそも、ほうれい線は加齢によって頬がたるんだり、乾燥小ジワによって目立ちはじめるもの。タバコの主成分であるニコチンは血管を収縮させて体のめぐりを滞らせます。するとお肌のターンオーバーが乱れてしまい、頬がたるんでほうれい線を悪化させるのです。
またタバコを1本吸うと体内のビタミンCが25〜100mgも破壊されてしまいます。
ビタミンCにはコラーゲンを生成する効果とシミやそばかすのもととなるメラニン色素の生成を抑制する作用があるため、不足するとお肌のハリが失われ、シワができやすくなるのです。

禁煙を成功させるためのポイント3つ

タバコは嗜好品のなかでも依存性が強いもの。いざ「絶対に禁煙してみせる!」と意気込んでみても、「タバコを吸いたい……」という気持ちに押され、誘惑に負けてしまうケースが多くみられます。
タバコを辞めるためには自分ひとりだけでなく、周囲の力や協力を得ることが成功への近道です。

1.病院の禁煙外来を受診する

「自分だけでは禁煙できる自信がない」、「確実に禁煙したい」とお考えの方には、禁煙外来への受診をおすすめします。
禁煙治療は健康保険などが適応されるケースがあり、自己負担が3割だったとして約8〜12週間でだいたい13,000〜20,000円程度の費用で完了します。
1日1箱タバコを吸う方の場合、同じ期間中に購入するタバコ代の総額はおよそ24,000〜36,000円。
つまり禁煙治療における自己負担は、タバコ購入代の半額で済むのです。
禁煙治療の具体的なスケジュールは病院や治療の方針ごとにそれぞれ異なりますが、基本的には12週間の期間を設け、そのうちに5回程度医療機関を受診することになります。
患者さんのニコチン依存の度合いによっては禁煙補助薬が処方される場合もありますので、ヘビースモーカーの方であっても禁煙に挑戦することが可能です。

2.禁煙中ということを周りの人たちに宣言する

自身が喫煙者の場合、友人や知人など周囲の方々も喫煙者である場合が多く、「今日から禁煙しよう!」と決意をしても、例えば仕事の休憩時にいつもどおり喫煙所へと誘われると、どうしてもまたタバコが吸いたくなり、禁煙に失敗するという残念なケースがあります。
いくらタバコを辞めようと考えていても、誘惑が多いとなかなか禁煙することが出来ません。禁煙を成功させるためには、周囲への理解と協力が不可欠。
禁煙を決意したら周囲の方へ「禁煙宣言」を行いましょう。
禁煙をしていることが周囲に伝わっていれば、タバコを我慢する本人のそばではタバコを吸わないような配慮をしてくれるはずです。禁煙を成功させるためには自らタバコの誘いを受けないような環境づくりを行ってゆく必要があります。

【禁煙に効果的な耳ツボ・神門(しんもん)】

耳上部の凹みの真ん中に位置する「神門(しんもん)」はストレスや依存からくるイラつきを緩和するツボです。
親指と人差指で神門(しんもん)をつまむようにし、左右各10〜100回ずつ軽く引っ張りながら回すと精神が安定し、禁煙中のイライラを抑えてくれます。
1日5セットを継続すると、だんだんとタバコがまずく感じるようになるそうです。

【禁煙に効果的な耳ツボ・肺】

横に広く空いている耳の穴の中心にある耳ツボが「肺」です。
肺は気管支まわりの状態をコントロールするため、タバコが吸いたいという気持ちを抑制する効果が期待できます。
肺の刺激方法は神門(しんもん)と同じです。
親指と人差指で肺をつまみ、左右各10〜100回ずつ軽く引っ張りながら回すのを1日5セット行ってください。

【禁煙に効果的な耳ツボ・胃と口】

 耳穴の上部を横切る軟骨の先に位置する「胃」と、その内側にある口は刺激することで胃の働きが正常化され、タバコをはじめとする嗜好品が欲しくなくなる耳ツボになります。
タバコが吸いたくなったら、胃と口を指先で押し揉むことがおすすめ。また爪楊枝の尖っていない先端で刺激することも効果的です。