こんにちは。安井鍼灸整骨院です。今回は、夏風邪についてです。
夏風邪の原因
冬にひく風邪に対し夏にひく風邪を夏風邪と呼びます。
夏かぜの症状
夏風邪の症状は、いわゆる風邪の症状(喉の痛み・咳・発熱・頭痛・鼻水・悪寒・倦怠感)などや、腹痛・下痢などの胃腸系にも現れます。また、ウイルスには以下のような症状があります。
■ アデノウイルス
アデノは扁桃腺(喉)やリンパ腺という意味があります。
主な症状
- 喉の腫れや痛み・高熱・激しい咳・結膜炎(目ヤニ・目の充血)・大腸炎や下痢など
アデノウイルスが原因で起こる咽頭結膜熱は幼児~小学校の子供が多く、夏に入るプールでの感染が多いことから「プール熱」とも呼ばれます。大人が感染すると重症化しやすいので注意が必要です。
■ エンテロウイルス
エンテロは腸という意味があり、
主な症状
- 発熱・喉の痛み・鼻水・下痢・腹痛、口内炎など
手足口病やヘルパンギーナを引き起こし、皮膚の発疹を起こすことが特徴です。
幼児・小児の感染が圧倒的に多い病気ですが稀に大人が感染することもあります。
- 手足口病:手・足・口やお尻、膝などに水疱性発疹がみられ熱は高くありません。
- ヘルパンギーナ:急な高熱が出る、口内炎や口腔から咽頭への喉の部分に症状が出るのが特徴です。
■ コクサッキーウイルス
エンテロウイルスの仲間で、
主な症状
- 高熱・喉の痛み・口内炎・食欲不振・頭痛・下痢・嘔吐など
エンテロウイルスと同じく、幼児・
夏かぜの治療
治療としては、症状にあった対処療法と安静療法になります。
ようにしていきましょう。特に、乳幼児や高齢者は、
夏かぜの予防
夏風邪の予防には、外出から帰ってきたら手洗い・
布団が湿っているとウイルスを繁殖させる環境になるので室内の除
夏風邪の対策としてクーラー等をつけた室内での乾燥・