不妊相談Q&A – よくあるお悩みお答えいたします。

漢方を始める時、気になる一つに「費用」があげられます。漢方にかかる費用について検討する時の大切な4つのポイントをご紹介します。

  1. 皆様に提供する漢方は、ご相談者にあわせたオーダーメイド漢方です。
  2. 漢方はご相談者のご年齢や体質、お身体の状態によって調合が変わるため、お値段も人それぞれ変わります。
  3. 漢方は1カ月分の費用だけで判断するのではなく、大まかな見通しを立てて考えましょう。
  4. 漢方は病院での不妊治療の金額ともあわせて検討しましょう。
    安井鍼灸整骨院では月予算で2.5~5万円となります。漢方錠剤やパッケージ商品といった既製品では、1箱5,000~2万円ほどの商品を単独もしくは組み合わせて考えます。
    不妊相談では、漢方の種類が豊富でご納得して始めていただくためにもスタッフに遠慮なくご相談ください。
    ※漢方薬をお買い上げの方の相談・カウンセリングは無料です。

赤ちゃんがなかなかできないな、といった場合、まずは病院にて検査や治療を受けてみる方がほとんどです。
病院治療の場合、妊娠するまでの治療期間は統計データによると平均25カ月、治療費総額は平均140万円です。
「病院治療すればすぐに妊娠できる」「病院だから安い」というイメージを持たれている方も多いのですが、結果を出すためにはしっかりプランを考えて取り組んでいきましょう。漢方や鍼灸では「妊娠しやすい身体作り」を応援し、体外受精や顕微授精といった病院治療と併用していくサポートも行っています。卵子の質や子宮の元気、精子の質といった妊娠しやすい身体の環境を整えていくことは、漢方や鍼灸の得意分野です。

漢方薬や鍼灸は効果が出るまで時間がかかる、という印象を持つ方が多いと思います。
疾患やお身体の状態によっては、早ければその日や一週間程度で変化を感じることも多くあります。一般的に中医学には治るまでに発症してからの期間と同じくらいかかるという考えがあり、急性な症状であれば短い期間で改善することが通常ですが、慢性的な症状は、半年から年単位の時間がかかります。妊娠のための不妊相談の場合、例えばBBTの改善などは半年ぐらいから、徐々に身体の変化が感じられます。もちろん症状や漢方薬の種類、あるいは、生活改善の度合いによって様々です。妊娠のための漢方は、年齢・不妊治療歴・不妊症に影響する病気・体の状態などから、必要な漢方薬や量といったプランを決めて、1年間を目標にしっかりと身体づくりをします。

併用をお勧めしています。漢方と鍼灸の両輪であり、お互いの長所を活かした効率的な計画を立てることができます。特に妊活では、漢方の得意な「補腎」などの補う力と、鍼灸の得意な血流のコントロール力の組み合わせにより、骨盤内に補腎の働きを集めるサポートを強力に行えます。

高度生殖医療といった病院での不妊治療と中医学の併用については、学会等においても有効例が多数発表されています。実際に世界では西洋医学と中医学を連携する「中西結合医療」に注目が集まっています。安井鍼灸整骨院では必要に応じて不妊治療専門病院への紹介をしています。

中医学では「安胎」という考えがあります。それはお腹の中の赤ちゃんや妊娠中の母体を安定させる方法であり、妊娠中の継続をお勧めしています。
漢方や鍼灸では妊娠中に起こりやすい、つわり、便秘、貧血、高血圧、逆子といった症状に対応することもできます。実際に、安井鍼灸整骨院をご利用されて妊娠された方の集計では7割近くの方が安定期以降も継続され、3割以上の方が出産近くまで続けられています。
妊活だけではなく、妊娠中や産後までのサポートを行っていますので、お困りのことがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。

不妊相談では、現在の体質についてのご説明をいたします。
体質は、普段の生活や環境、ご両親から受け継いできたものや生まれついてのもの、成長過程での影響、性格や心理面など、様々な要因より形成されています。そのため、漢方や鍼灸だけではなく、ご自身の生活習慣を見直すことも体質改善につながります。
定期的なご相談時に必要に応じて、注意事項やアドバイスもお伝えしますので、この機会に、自分自身の生活習慣を見直してみることもお勧めしています。

妊活を始めるとしたら、早ければ早いに越したことはありません。それは、どのお悩みでもそうですが、妊娠のための身体作りは少しでも早く始めることが肝心です。もちろん迷いや不安はあるかと思います。それを含めてご相談いただいて構いません。その方その方に応じたご提案を心掛けています。

不妊治療といっても原因は実に様々です。今までの経過をお聞きした上で、原因を推測し、それによって治療法が異なります。なので使うツボや治療法は人によって変わります。また鍼灸師によって異なる理論背景を持つ場合がありますので、その際も院によって治療内容が変わります。

不妊と直接関係が無くても、抱えておられる様々な不調を軽減することにより高次中枢の視床下部へのストレスが減り、ホルモンバランスが良くなる可能性があります。是非とも、他の症状もお話し下さい。

それは不妊の原因とも関係しますが、大抵週に2回から1回程度です。

感染防止のため鍼はすべてディスポーザブル(使い捨て)を使用しております。その他機材についても徹底した衛生管理を行っております。

鍼に対し”痛い”というイメージを持ちの方もいらっしゃいますが、当院での鍼灸治療では、当院スタッフの熟練した技術により、実際には痛みを殆ど感じることがなく受けることができます。施術に用いる「はり」は直径約0.16mm(毛髪程度の太さ)の鍼を使用します。

洋服を脱ぐ必要はありません。衣服は着用したままで結構ですが、腹部や腰背部に施術することがありますので、ワンビースなどは避け、肩の部位が多少大きめに開いたシャツなど着用してください。また、着替えもご用意しております。また当院は女性スタッフもおりますので、何かご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。なお装飾品(ネックレス・ブレスレット)や腕時計などはお外し下さい。

鍼灸治療は年末調整時、医療費控除の対象になりますので、領収書を保管して下さい。当院までの往復の交通費も医療控除対象に入ります。

不妊治療は自費診療となりますので、保険を使うことはできません。