安井鍼灸整骨院の産後ケア
出産は女性の体に大きな負担があります。それは、すぐに回復するものではなく、戻るのに個人差があります。
産後の不調は仕方がないと思わずに、心身の変化についてしっかりと知識をつけて元気なママで育児を楽しみましょう。ママだけで頑張りすぎず、積極的に周囲を頼ることも必要です。ゆとりを持って新しい家族を迎え入れる環境づくりを心がけましょう。ママの元気は赤ちゃんと家族みんなの幸せの素です。3時間おきの授乳・頻繁なオムツや産着交換・沐浴・大量の洗濯物など、その肉体疲労や寝不足などの体調不良に、産後不安や育児不安や緊張がもたらす精神的な消耗が追い打ちをかけてきます。妊娠中の悩みや躰の支障も癒えぬ間の難儀の積み重ね。そんな新米ママさんに寄り添います。
産後の肥立ち
妊娠、出産によって母体は大きく変化します。この大きく変化し、負担のかかった身体や心が、産後、妊娠前の状態に回復していくことを「産後の肥立ち」といい、およそ6週間~8週間かかるといわれています。いわゆる「産褥期」とよばれる時期です。その期間には、大きく膨らんでいた子宮が元の大きさに戻る「子宮復古」や、傷ついた産道や子宮からの出血を含む分泌物、悪露(おろ)の排出などを経て回復していきます。
「産後の肥立ちが良い、悪い」という言葉を耳にすることがありますが、その違いは、その人の治ろうとする力、すなわち自己治癒力の強さによるのです。
産後に起こりやすい症状
産後は、出産による体力の消耗、ホルモンバランスの変化、出産時の出血や哺乳による血液不足などのため、様々な症状が生じやすくなります。例えば、頭痛、めまい、動悸、冷え、抜け毛などの身体的な症状や、マタニティーブルーや産後うつといった精神的な症状がみられます。育児中には、授乳や抱っこ姿勢による腱鞘炎や首肩のこり、背腰部の痛み、寝不足による疲労、慣れない育児への不安やストレスによるイライラや気分の落ち込みなどがみられます。免疫力が低下することで、産褥熱や乳腺炎といった感染症にもかかりやすくなります。昔は母体の体力回復のため、「床上げ」までの産後1ヶ月くらいは布団を敷きっぱなしにしていました。
しかし、現代では近くに頼れる人がいないなど、産後すぐに、家事も育児も自分でこなさなければならない状況に体調管理は後回しになってしまいがちです。
鍼灸施術で体質改善
出産後は、骨盤や背骨に歪みを生じ、疲労感やストレス、 腰痛など、様々な身体の不調和を引き起こすことが良くあります。そして、身体のトラブルだけでなく、赤ちゃんの夜鳴きによる睡眠不足、子育てのストレスなどにより、精神的にも負担がかかってきます。出産は、身体への負担がとても大きく、人によっては日常生活に支障をきたすほど、深刻な状態になる場合もあります。産後は自律神経の乱れより、血行が悪くなり、風邪や頭痛、めまいなどの症状を起こしやすくなります。鍼灸施術では、血行を促進し、免疫力を高めることで、腰痛や疲労感の緩和、頭痛やめまいの予防施術を行います。そして、出産でダメージを受けた身体を改善し、ストレスや疲労感などの多くの身体の問題に対する施術を行います。産後、生理がいつまで経ってもこないというトラブル、つまり、生理不順になるケースがあります。これらは、子宮や卵巣の血行不良、または、ホルモンバランスが崩れていることに根本の原因があります。産後の子宮や卵巣の血行不良は、施術が早ければ早いほど、回復も早くなります。鍼灸施術では、子宮や卵巣、膣などの器官の機能を高める施術も行ってまいります。鍼灸施術による産後ケアをお考えの方は、気軽にご相談くだされば幸いです。
鍼灸施術の予防効果
当院では、産後の辛く我慢できない症状に、身体も心も軽くなる、鍼灸施術をお勧めしています。鍼灸施術は、自然治癒力を高める施術法です。もちろん、西洋医学的な施術でも、一時的には回復しますが、再発する恐れが消えることはありません。鍼灸施術は、痛みが起きたときに施術するというよりも、痛みや不調が生じる前に事前に予防するという概念があります。子育ては、健康維持と体力維持がどうしても必要になります。
安井鍼灸整骨院では、健康的な育児生活をお送りいただけるよう、皆様の身体の健康を全力でサポート致します。
【産後ケアの鍼灸施術効果】
①身体のバランスを整える
血行を改善し、頭痛や肩こり、腰痛などを緩和します。
②生殖器官の機能を回復させる
子宮・卵巣・膣などの機能を高めていき、生理不順や無排卵などを事前に予防します。
③ダイエット効果
骨盤のがゆみにより、低下した基礎代謝を高め、産後太りを予防します。
④ストレス解消、リラックス効果
自律神経の活性化により、心身ともにリラックスできます。
安井鍼灸整骨院は患者様一人一人にあったオーダーメード施術を行いますのでご安心下さい。