上腕二頭筋腱炎

上腕二頭筋は長頭と短頭の2つから成り、炎症や断裂のほとんどが長頭側の腱で生じます。上腕二頭筋腱炎では、炎症が起きることで、挙上時や外旋を行う投球動作等での痛みや、夜間痛などを招きます。

上腕二頭筋長頭腱炎は、野球やバレーボール・水泳等のスポーツでよく発症します。原因の一つとしては構造上の問題があり、長頭は結節間溝と呼ばれる溝に入っており、上腕骨と長頭に摩擦が起きやすい構造になっています。そのため、ストレスが繰り返し生じることで、炎症が起こりやすい状態にあります。また、炎症や刺激が繰り返し起こることで、徐々に弱化・変性した結果、断裂に至る場合があります。

安井鍼灸整骨院では、上腕二頭筋長頭腱炎の症状に対して骨格・骨盤矯正をメインに深層筋にもしっかりとアプローチをして、表層筋とのバランスを整え全身の矯正を行います。また運動療法によって肩甲骨・鎖骨・頸椎・肋骨などの可動域を拡大させ、痛みの治療だけでなく機能の回復に力を入れています。他にも胸郭を広げるエクササイズ、腕のねじれを戻すエクササイズや深層筋を鍛えるエクササイズを取り入れ、ご自宅でもできる治療をお教えしながら機能の改善を行ってまいります。症状の重さよっては電気鍼(パルス)によって筋肉の緊張緩和・血流改善を促し神経伝達を良い状態に戻す治療も取り入れております。当院ではこのように骨盤矯正と筋肉調整をメインに丁寧な問診を行い一人一人の原因に合わせた治療をご提案しながら根本改善を行い、痛みが再発しない体づくりを行っていきます。